花音(かのん)さんちのツイてる本棚

我が家の本棚にある、私とだんなさま「とみ~」好みのお薦め本の数々をご紹介しま~す。

あやつられた龍馬

2006-08-24 18:37:32 | 気になる本
「あやつられた龍馬」~明治維新と英国諜報部、そしてフリーメーソン~
(加治将一<かじまさかず>著 / 祥伝社 / 2006.2月初版 / 定価1900円+税)
この本は、とみ~が幕末の歴史好きの友達からお借りしたもの
NHKの大河ドラマは欠かさず見るという実父の影響が、私のDNAの中にも組み込まれているようで、以前放送された「新撰組」は私も興味深く見ていました。ドラマだから脚本家によっていろいろ味つけされているだろうと思いつつ、学生時代に退屈な歴史の教科書で暗記した出来事を映像で見られるのは、なんだか得した気分
そんなこんなでとみ~が読み終わるのを狙っていたのです

タイトルからして「え~っ、ホント!?」って感じですよね。
「あの龍馬さんが誰にあやつられてたって言うのさ~?
歴史上の人物の中では龍馬さんのこと結構好きなので、内心ハラハラドキドキしながら読み始めた私ですが、いきなり近江屋での龍馬暗殺現場の謎から斬りこんでくるので度肝を抜かれました
さらに小学生の修学旅行で訪れた長崎の観光スポット、「グラバー邸」とグラバーという人物の正体をこんなカタチで知るなんて・・
今まであまりに私が無知だっただけで、周知の事実なのかもしれませんが、著者がいろんな取材をもとに書いた本ですから、それが真実なのでしょう

最近いつも読むジャンルとは違う本に出会って、いろんな意味で刺激を受けてます。自分の引き出しが増えるって嬉しい限り
このブログは私の読書日記なので、できる限り読後の新鮮なうちに、感じたことを文章化できるといいなぁと改めて思いました。(ついつい後回しにしちゃうんだな、これが。)

一生懸命って素敵なこと

2006-03-25 10:14:27 | 気になる本
「一生懸命って素敵なこと」
(林文子(ふみこ) / 草思社 / 2006.1.20初版 / 1200円+税)
ダイエーの代表取締役会長 林文子さん、2冊目の著書です。彼女はトップセールスウーマン経験の後、BMW東京の社長も歴任しています。この方によりダイエーは間違いなく日々変貌を遂げています。
「ホスピタリティの精神でのコミュニケーション」林文子さんの生き方そのものです。
「ホスピタリティ」とは厚遇する、おもてなし、暖かい心でもてなす、です。
またコミュニケーションで大切な事は“自分から話しかける”こと。 “もてなしの心”でうける接客は、心地よいものです。
心地よいものはリピートにつながるのです。
林さんのことはほとんど知りませんでしたが、書店に並べてあったこの本の表紙の笑顔につられてつい買ってしまいました。女性ならではの感性を生かしてダイエー再生に取り組む林さんの姿、素敵です。
いろんなヒントがちりばめられている気がします。
「失礼ながら、その売り方ではモノは売れません」(亜紀書房)という1作目の著書も読んでみたいなぁ~