たわ言

思いつくまま

車エビ祭り

2018-10-22 17:15:28 | 日記
  昨日・一昨日とブログを休んだ。 体調もようやく戻ったし、1年ぶりに、2泊3日で九州・大分の周防灘の離島姫島に行ってきた。
 姫島は東西7㎞南北4㎞、周囲17㎞の小島である。 しかし、日本の島では面積・人口でもベスト100位に入らない小島にも拘わらず、『記紀』伝承に出てくる珍しい島だ。すなわち『古事記』ではイザナギ・イザナミの国産み神話では、まず大八洲を生み、次に五つの島を生んだ。その4番目が姫島であって、 『日本書紀』の垂仁紀では意富加羅国〔おおからくに・今の韓国南部〕の王子が、白い石から生まれたお姫様と結婚しようとしたが、お姫様がそれを嫌い、海を渡って姫島に来て、比売語曽〔ひめこそ〕の神になったと記載されている。
 この島の観音崎は島内一の景勝地であって、全国的に珍しい乳白色の黒曜石の断崖になっていて、その石は旧石器時代から弥生まで九州、中国地方・四国・近畿の範囲で石器の材料として使われているので天然記念物に指定されている。
 加羅国の話は石器材料の白い黒曜石を得ようとした説話なのか?
 この島は1700万年前の瀬戸内火山群の一つ、7つの火山の火口があってそれを砂が繋いで一つの島になっている。 不思議な地形もあるし「ブラタモリ」に推薦する。

 この地は2度目、 前回はその断崖の火山岩・黒曜石の採取が禁じられているが、北側の海岸の小石に混じって乳白色の黒曜石が見つけられるので拾って帰った。
 この島は火口湖の塩田跡地を利用して、車エビの養殖の先進地・産地として全国的に知られている。今回は、その「車エビ祭り」を見に行った。昼食の車エビずくしの弁当・2000食〔1500円〕の券には副賞があって、抽選会で5等に当たった。 大ぶりな車エビ5匹が入っていた。 まいる  
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