豊田市のツボマイスター

剛鍼灸院豊田です。自律神経失調症、不妊症、逆子、メニエール病、突発性難聴専門治療院。お気軽にご相談下さい。

残された遺族の悲しみを軽く

2018年08月03日 | ホスピス・緩和ケア
みなさんこんばんは


7月31日の中日新聞に

気になる記事が掲載されていました

「死別の悲しみ 軽く
遺族支援 専門家が連携、発信
グリーフ学会 来年2月に初総会」


『グリーフ』とは

日本語では

「悲嘆」や「深い悲しみ」

などと訳されますが


日本グリーフ&ビリーブメント学会では

『グリーフ』とは

喪失に対する

感情的、認知的、行動的、身体的反応

の総称であり

最も深刻な喪失体験の一つが

『ビリーブメント』

すなわち死によって

重要な他者を亡くすという

いわゆる死別体験である

といわれています

ビリーブメントは一部の人のみが

体験する特殊な出来事ではなく

人生において誰しも一度は

経験しうる体験です


グリーフケアとは

伴侶や親などの大切な人との

死別が引き起こす

悲嘆を緩和するケア

のことをいいます

国内では

2005年に発生した

福知山線脱線事故を機に

グリーフケアが一般的に知られるようになり

阪神大震災や、東日本大震災などを

きっかけにして

グリーフケアに関心が高まってきました

大切な人との死別は

特別なものではなく

誰しもが経験しうること

ではないかと思います

病や事故、時には天災によって

突然の別れとなるかもしれません

そんな時

残された遺族は

その悲しみを

どのように受け止めたら

よいのでしょうか・・・・





新聞には

ご主人をガンで亡くされた

女性の思いが

掲載されています

延命治療の選択を迫られ

本人が望んでいた最期をとの

思いがありながらも

はたしてそのときの選択は

正しかったのか・・・?

何年経っても

苦悩されている様子が伺えました

そのような方のために

専門家が多方面から支援する活動が

広まってきています


そんななか

グリーフケアは

実は鍼灸院でも

行われていることです




私たち鍼灸師は

普段の診療中から

終末期の患者さんやそのご家族も

一緒に治療しており

鍼灸院は

ご家族の容態が良くない

余命間もなくて・・・

といった

苦悩を口にできる場ともなっています

亡くなられる前から

お話しに耳を傾け

死別された後には

生前を振り返りながら

悲しみを心の中にためず

悲しみを共有する場
表現していい場
思い出を語る場

となっています

そうやって少しずつ

心の中を整理されていくのに

私たち鍼灸師は

ずっと寄り添っています

それが

鍼灸院でできる

グリーフケアのひとつではないかと

考えています

そんな私たちがケアする身として

学ぶ機会があります






一般社団法人
全国鍼灸マッサージ協会
第1回学術大会

北海道医療大学名誉教授
石垣靖子先生 特別講演会
平成のマザーテレサに聞く
“触れる”というコミュニケーションのちから

平成30年9月9日(日)
13:00~16:30(※受付12:30~)

名古屋市中村区名駅2-45-19
桑山ビル貸し会議室大会議室3B

入場無料・先着150名・事前申込
(一般市民の方も参加可能です)

【お問い合わせ・お申し込み】
一般社団法人
全国鍼灸マッサージ協会事務局

Tel:050-5812-0552
Fax:050-5812-0553
Email:jimu@jamma.org

*当日は混雑が予想されます

事前のご予約をオススメします








剛鍼灸院豊田連絡先




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  逆子・不妊治療専門
  頭痛・腰痛専門
  剛鍼灸院 豊田 豊田市大林町15-6-5
  Tel:0565-27-4689
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