みなさんこんばんは
剛鍼灸院 豊田です
先月、10月4日(日)~10日(土)は
日本ホスピス緩和ケア協会により
『ホスピス緩和ケア週間』
となっていました
例年では
全国のホスピス・緩和ケアに関わる
医療施設や市民団体などが
ポスターの掲示、セミナーや
見学会の実施などを通して
緩和ケアの普及啓蒙活動を
おこなっているのですが
今年は
新型コロナウイルス感染拡大の影響により
ホスピス緩和ケアをテーマにした
動画での開催となりました
そのため
当院が以前より
勉強会やボランティアなどで
お世話になっており
日本でも有数の緩和ケア病棟のある
豊橋医療センターの活動が
動画でご覧いただけるようになりました
緩和ケア病棟というと暗く、寂しいイメージを持たれる方が多いと思います。しかし、実際の緩和ケア病棟は皆さんがイメージされるのとは少し違います。
この動画をご覧いただき、そんな様子を感じ取っていただければという思いを込めて作成いたしました。
―YouTubeホスピス緩和ケア週間―
みなさんの
緩和ケアのイメージは
どのようなものですか?
・死が近づいたらかかるところ
・一度入ったら出られない
・モルヒネでおかしくなる
このようなイメージをお持ちの方が
多いのではないでしょうか
WHO 2002の定義では
「緩和ケアとは、生命を脅かす疾患による問題に直面している患者とその家族に対して、痛みやその他の身体的問題、心理社会的問題、スピリチュアルな問題を早期に同定し、適切な評価と治療によって、苦痛の予防と緩和を行うことでQOL(クオリティー・オブ・ライフ)を改善する取り組みである」としています
2020年10月31日の中日新聞にも
このような記事がありました
がん終末期患者4割が「痛み」
遺族調査 緩和ケア不十分
国立がん研究センターによると
「亡くなるまでの1カ月間に
痛みを感じることが少なく過ごせたか」
という質問に
約4割の方が
痛みがあったと答えたそうです
しかしそのなかでも
緩和ケア病棟では
痛みを訴える方の割合が少なく
適切に痛みに対して
対応ができているとのことです
緩和ケアと聞くと
終末期のケアと認識されていることもまだ多く
緩和ケアは最後に行くところ
と思いこんでいる方々も少なくありません
しかし
緩和ケアは
最後に受けるケアではなく
がんと診断されたときから行う
身体的・精神的苦痛を和らげるためのケアです
また
患者さん自身だけでなく
ご家族にとっても
今までの生活が一変するような
負担を強いられる場合があります
患者さん、ご家族の方のケアもあってこそ
緩和ケアになります
今では2人に1人ががんになる時代
ご自身のためそしてご家族のために
緩和ケアについて知っているだけで
心が軽くなるかもしれません
それでは
豊橋医療センター緩和ケア病棟の
取り組みをご覧ください
緩和ケアでがんと共に生きる
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突発性難聴・メニエール病専門
逆子・不妊治療専門
頭痛・腰痛専門
剛鍼灸院 豊田 豊田市大林町15-6-5
Tel:0565-27-4689
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