真夜中のコーヒー2

人生の最終章
 ボケ防止のためにも
  ブログ遊びを楽しもう

思い出の宿<飛騨高山

2018-10-15 23:22:55 | 雑記


      昔むか~し

       うら若き乙女とはいかないが年増女には程遠いころ

       友人と10年近く毎年 飛騨高山へ出かけました


      二艘の帆掛け船と言われ

      「あァ~あ 同性愛」と笑っていた友と二人


いつも1~2台の伴走車?と共に高山へ行き

       高山を拠点にあちこちを巡り、高山への往路・復路も

      手を変え品を変えで、思い出は枚挙にいとまがない、が


      いづれ書きたいとは思いますが、今回は10年間我儘な

      宿泊者を温かく見守ってくれた宿のことを感謝を込めて

      書き残したいと思います



     
      団体客用の旅館は別にあるが、私たちが泊まっていたのは

      家族も住まっている宮川沿いの宿 00旅館


      こちらの宿は

       正月・高山祭の時はお休み

       私たちが行くのはいつも晩秋か冬の雪の時です


      紅葉の盛りを過ぎた晩秋の飛騨路の美しさ

      紅葉の絨毯の山、初めて見た時、福岡育ちの私は童謡もみじ

      の歌が初めて腑に落ち、狂喜したものです




      00旅館は玄関を入ると京の町屋のような、奥深く続く土間

      その右手は蔵の入り口です


      部屋は障子のサンは春慶塗で各部屋や廊下には私の好きな

      素晴らしい磁器のやきもので飾られています


      私たちが呼んでいたお母さんという呼び方がピッタリの

      優しく大らかでしっかり者のおかみさんとお手伝いの

      元気で明るい00ちゃん 

      
      目を楽しませてくれる食器の数々と品数の多い美味しい料理

      棒葉焼は初めてで、コンロからお味噌まで一式を買い込みました

      お母さんの漬けた<赤かぶ>は絶品で以来外では買えなくなりました


      これで宿の条件としては満天なのに、あと一つ、最高で最大の

      おまけがついていました



      入口右手の蔵の中には、数々の骨董品、やきもの・人形:羽子板

      根付等々他、工芸・民芸品の数々も所狭しとおかれています

       高山の00展示会の時など貸し出しされているようです


      その蔵の中に作られた小さな櫓炬燵で裁判所勤めから帰られた

      ご主人が毎晩ちびりちびり楽しんでられます

      そこへ一度はご相伴にあずかりながら、戦後、進駐軍に渡って

      いくのを危惧して集め出したという蔵いっぱいの骨董品を

      自由に見せてもらってました。

      この時間の楽しかったこと、

          これも高山へ通い詰めた一つでもありましたネ



        高山は雪の時がいい

        人通りの絶えた夜の雪の町

        ほろ酔い気分で歩く夢幻の世界

     
      高山へ行くなら冬の時期をお勧めしたい




       あの時からどれだけの時間が過ぎたでしょうか

       旅館の佇まい、今ははどうなっているのか

       お母さんたちには、年が経ちすぎて会うことは出来ない

       だろうが、今一度訪れてみたいものです


       <高下駄は預けっぱなしだったわね>

          友と語り合ってます



      00旅館のPRみたいな記事になってしまいましたが

       数ある日本の旅館の中で

         私たちには五つ星の懐かしい旅館です

  



          
       
           地元の焼き物<渋草焼> と春慶塗の茶托


          

        ご主人に頂いた時が150年前の盃   
       


       

         郡上八幡へ向かう雪の山道
      

      

      


      

 
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最後の花

2018-10-15 04:26:37 | 雑記


      
       秋本場、

        遊歩道には最後の花が咲き誇り

         家では暖房を点けたり消したり

         爽やかな秋空が待ち遠しい日々を過ごしています

           

            
       
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