「佐川です。お届け物が有るのですが字が読み辛くてお宅の住所が分かりません。申し訳ないですが名前と住所を改めて教えて貰ってもよろしいでしょうか?」という電話は宅急便を装って電話番号から名前と住所を聞き出す詐欺だから「送り主に聞いてください」と断ればOK。
補足をすると「佐川です」と言う事で相手は「佐川急便だ」と思い込む傾向があって「佐川と名乗っただけで佐川急便だとは言っていない」と言い訳出来るのですよね。「宅急便です」と言うと「どこのですか?」と聞かれるので曖昧で勘違いしやすい「佐川です」と名乗るケースが多いです。
基本、相手が誰か分からない電話は出なくてOKです。留守電機能があると便利で要件のある人なら留守電にメッセージを入れるので。
詐欺は自分達の情報を残したがらないので留守電になると向こうから電話を切ります。
お年寄りが詐欺に狙われやすいのは判断力が低下しているからでリアルタイムで相手と話さないようにしてください。
話をすると誰にも相談させないようにしながら不安を煽って「即決してください!」と迫ってくるので。
大事なのはこちらが考える時間も持つ事。
あと身に覚えのない事を言って来たら「よく分からないので警察に相談してみます」と返してください。
「私は警察です」とか「隣に警察が居るので代わります」と言われるかもしれないけれど「近所に交番があるので」とか「親しい警官がいるので」と答えれば良いです。向こうから電話を切って来ます。
訪問販売も無視して良いです。「無料で耐震検査します」とか言ってくると思うけど検査結果も本当に検査したかどうかも分からないし「こうなると危険です」も実際それが危険がどうかの裏付けはこちらには分からないのでどんどん不安を煽って信じ込ませようとして来ます。