千葉県立市川昴吹奏楽部顧問だったの個人ブログ

元千葉県立高等学校吹奏楽顧問

曽根 敦子Atsuko Sone氏も

2018-01-31 09:27:12 | 雑記

入団年:1981年
出身地:東京都北区

東京生まれ。中学よりホルンを始め、埼玉県浦和市立高校から武蔵野音楽大学に進む。同卒業演奏会に出演。ホルンを、田中正大、H.ブラーデル、和田治夫の各氏に師事。
大学卒業と同時に東京交響楽団に入団し現在に至る。日本のオーケストラ初の女性金管楽器奏者。
故近衛秀健氏もメンバーの、東京交響楽団メンバーによる木管五重奏『ぐるーぷ六歌仙』で活躍。
オーケストラをはじめ、トウキョウ・モーツァルト・プレーヤーズ、茂木オケ(N響オーボエ奏者 茂木大輔指揮)等にも数々出演。
演奏活動の他、アマチュアオケや大学オケ、吹奏楽等 後進の指導にも当たっている。
東海大学教養学部講師。

Q&A
初めて好きになった曲は?
バダジェフスカ:《乙女の祈り》
幼稚園のときに先生が弾いてくださった曲です
最近ちょっとハマっていること
吹いている時の腹筋の使い方を今更ながら見直しています
本番前はどんなふうに過ごしていますか?
食事やお茶(本番中にお腹が鳴らない程度に、また本番後に美味しいビールが飲めるように)
ショスタコーヴィチで好きな作品は?
《祝典序曲》 中学生のときに、一般の吹奏楽団で演奏して好きになりました。
インタビュー
中学の合同練習での出会い
 私が吹奏楽部でホルンを吹き始めた頃、浦和市(現在のさいたま市)内の中学校では、月に一度 吹奏楽部の合同練習が行われていました。そこで出会ったのがひとつ年上のトロンボーンの荻野昇さん。将来一緒のオーケストラで吹くことになるとは当時の私は知る由もありません。

金管奏者に女性は少ない?
 私が音大に進もうかと考え、高校の部活の先輩に相談したところ、「女がホルンで音大を受ける?! 受かるわけないよ」。今の時代ではとても信じられない言葉ですが、この悔しい一言が私のやる気に火を点けてくれました。音大に入ってみると確かに周りの金管楽器は男性ばかり。それでも、3年生になったあたりから色々と演奏の仕事をいただけるようになって楽しくなってきた私は、卒業前にオーディションを受けることを決めました。そうして私が東京交響楽団に入団した頃、中学生の時に浦和市の合同練習で一緒だったトロンボーン奏者・宮下宣子さんも新日本フィルへ入り、この世代から徐々に女性の金管楽器奏者が増えていくことになります。
 ホルンの恩師に入団を報告した際に、「これから先、金管楽器を学ぶ女性たちはきっとお前の背中を見て進むだろうから、プロになったからには何があっても定年まで絶対吹き続けなさい」と言われた言葉が、今の私の大きな支えになっています。

そして東京交響楽団へ
 入団当初は、次から次へと新しい曲をこなさなくてはならないので毎日必死でした。それでも、アルヴィド・ヤンソンスさんが指揮するチャイコフスキーの《ロミオとジュリエット》や、朝比奈隆さんの重厚なブルックナーに心を揺さぶられ、さらに山田一雄さんや森正さんといった名指揮者との共演の中で音楽というものを学んでいきました。
 それから数十年が経ちますが、ホルンのいわゆる“下吹き”は目立たない仕事、しかし特に周りをよく聴き、“上吹き”を支える重要なポストです。その意味でも気持ちに余裕が出てきた今が一番面白い。ノット監督の指揮で演奏したワーグナーの《ジークフリート牧歌》やモーツァルトの《交響曲 第25番》ではアンサンブルの醍醐味に酔いしれました。
 そして2015年、このお酒好きのホルンセクションに鈴木優さんが入団しました。東京交響楽団では私以来の女性ホルン奏者ということもあり、昔の自分を見ているようで何だか妙に感慨深いこの頃です。


大和田 浩明Hiroaki Owada君

2018-01-30 19:53:21 | 雑記
高校時代からの顧問のお友達。大和田くん。全然変わらないですね。東京交響楽団のホルン奏者です。





Q&A
初めて好きになった曲は?
「ふるさと紀行」の番組終わりにスポンサーのテロップと共に流れていたオーケストラの曲(今回、放送局・スポンサーに問い合わせてみるも、ついに題名分からず!!)
最近ちょっとハマっていること
口笛を吹く真似をし、魚を油断させて撮る水中写真。
本番前はどんなふうに過ごしていますか?
腹筋、ストレッチ、ヨガ、瞑想。時間があればさらに写経……をイメージして、大福や蒸しパンを食べます。
ショスタコーヴィチで好きな作品は?
《ジャズ組曲 第2番》の〈第2ワルツ〉
なぜか演奏者の間では通称「湯の花ワルツ」
インタビュー
街歩きと歌謡曲
 どこに行っても早起きして、街の探索に出かけます。キリストと弟の墓。知らずに温泉だけ入った座敷わらしの民宿。本因坊の墓。新潟では内野駅の広場で歌謡曲「高校三年生」が流れる顕彰碑を見つけて、“りゅーとぴあ”の職員の方と一緒に大騒ぎ。思いがけないものに出会えることがあるから、街歩きはやめられません。
 さて、なぜ歌謡曲で盛り上がったかというと、これはわが東京交響楽団ホルンセクションの得意分野だからです。こぶしを入れて歌う異色のアンサンブルコンサート「ホルンで奏でる紅白歌合戦」は全国的に好評で、この12月には秋田でも演奏します。司会を務める「チャーリー犬和田」の歌謡曲好きは、趣味で歌謡曲を作っては雑誌に投稿していた父の影響があるとかないとか……。


東京交響楽団ホルン:大和田 浩明
「ホルンで奏でる紅白歌合戦」の司会者・チャーリ―犬和田
作曲家それぞれの演奏法
 音大卒業後はドイツへ。普通のレッスンの他にオーケストラスタディのレッスンもあり、ハイドン、モーツァルト、ベートーヴェンと作曲家ごとの癖(演奏法)を学ぶのですが、他の大学で勉強している違う楽器の友人がR.シュトラウスのレッスンで私と同じことを言われていたのには驚きました。ドイツには作曲家が生きていた時代から脈々と受け継がれてきた演奏法があり、それを皆が学ぶため、誰もが同じスタイルで演奏できるのです。一方で様々な背景を持つ方たちと交流し、他の人の立場を思いやることを学んだのもドイツでした。

不思議なめぐりあわせ
 やがて私はパッサウ市立歌劇場管弦楽団に入団。コンビを組んだ1番ホルンの方は、奥さんが日本とのハーフ(プリングスハイムの孫!)ということもあってか、とても親切にしてくれました。妻の大和田ルース(第1ヴァイオリン奏者)ともこのオーケストラで出会い、この綺麗な町で一生暮らすのも悪くないなと思っていましたが、やはりオペラだけでなくマーラーやブルックナーも演奏したくなるもので、そんなときに大学の同級生で同じホルンセクションのメンバーでもある曽根さんからオーディションの知らせを受け、東京へ戻ってきました。
 振り返ってみると、私の人生は良いタイミングで人やものとの出会いがあったように思います。「ホルン紅白」をとってみても、川崎公演を“りゅーとぴあ”の方がわざわざ観に来てくださって新潟公演が決まったり、思いがけずサントリーホール(ブルーローズ)に呼んでいただいたり。大久保の練習場でチャリティコンサートとして開催した際には、ミュンヘン・フィルやバイエルン放送響のホルン奏者たちも趣旨に賛同し参加してくれました。全ての出会いに感謝しています。


このインタビューは演奏会プログラム「Symphony」2017年12月号に掲載されたものです。現在と情報が異なる場合がございます。

代官山へ

2018-01-29 20:46:54 | 雑記
最近部員が東京の代官山まで行き、おいしいおいしいフルーツサンドを食べてきたそうです。確かに見てて美味しそうです。私も自宅に帰り、さっそく作ってみましたが、きっと代官山のほうがおいしいと思います。フルーツの選定は絶対に違う気がします。


そしてその後これも食べたそうです。




部活の帰るときにこういう写真を見ると、帰宅したときの買い物の内容が高くなります。(T . T)

ガード全国大会

2018-01-28 20:40:22 | 感動
ガードの全国大会は、銅賞でしたが、関東大会よりは、かなり順位が上がりました。わずか6人での参加でしたが、あと2.5点で銀賞でした。ガード部は、集中力を発揮してました。応援ありがとうございました。

ガード20人いると強いですね。来年14人入らないかなあ?

感動しました。

2018-01-27 15:02:37 | 感動
Her left foot is an artificial leg. She is really splendid.



She is in the third year of high school.
She belongs to Kyoto Tachibana High School


京都橘高校3年生フルートパートの彼女は、義足でマーチングをしていたそうです。

今こうやって明るく話していますが、3年間やり切ったから、こうやって話ができると思います。私たちはとても勇気づけられました。


見てください。