今日は、八木澤先生の新曲『散歩、日傘をさす女』を練習した。この曲名は、フランスの印象派の画家、クロード・モネの代表作『散歩、日傘をさす女』から来ている作品だ。クリックしてこの絵を見て下さい。これはモネが家族を光り輝く景色の中で描いた名画であります。成人の女性はモネの妻のカミーユ。彼は彼女を深く愛し、家族を大切にしていたことでも知られます。そして息子のジャン。あふれる光の中に家族を描いています。
作曲家の深い感受性が、この絵を見て様々な作品の動機を生み出したのだろう。
この作品を改めて見てみましょう。どういう特徴が思いつくか書いてみます。
①人の影、草の根元には、みじんの曇りも見られない。
②まばゆいばかりの光に満ちた絵は、この画家の生涯のテーマである。
③愛妻カミーユと子供ジャンのいる幸福な風景を写している。しかし、カミーユが32歳で亡 くなることを作者は想像できただのろうか。カミーユの表情が寂しげである。
④風が吹いているが、それが明るい光と対比して、涼しい風を感じる。
今読み取れるのは、たったこれだけです。しかし、作曲家八木澤氏はかなり深く読み取っている気がします。それを今日の合奏で理解しました。八木澤氏とお会いしたら、そこのところしつこく尋ねてみたいと思います。
そして、今日は顧問N氏から部員へ素敵な贈り物が。 続く