旅するウメボシイソギンチャク

アートと自然を私なりの視線で紹介します。虫眼鏡を持って歩くも好し。深い海を夢想するも好し。

みんなの八戸港

2019-09-17 11:25:16 | 日記
八戸藩とは陸奥国三戸郡八戸に藩庁を置き
南部家が治めていた藩
城郭は残っていませんが、ここは八戸線本八戸駅前にある三八城(みやぎ)公園付近です
路地裏や横町がにぎやかな街並みまでは、駅から少し歩きます

地名になっている八戸(はちのへ)
三戸や二戸、六戸など道路標識にちょくちょくみかけます
yahooの知恵袋によると
鎌倉時代に軍馬の生産地で、「戸」は棚のある牧場という意味なのだそうです
その管理をしやすくするため、平泉から近い順に、一、二、三と名付け
八番目で八戸という地名の由来になったそうです

街の中心部まで飽きさせないシャッターの利用法
なかなか楽しいかも😁 







八戸線鮫駅から数分で蕪島に到着
神社はただいま工事中です
ウミネコがここで子育てをし、夏を過ぎた頃北へ旅立つとか😊 









蕪島付近から海岸沿いに南下するあたりは、産総研地質図ナビによると
中生代前期白亜紀 デイサイト 流紋岩溶岩 火砕岩


八戸港から南方へおよそ10km
三戸郡階上(はしかみ)町に八戸鉱業の採石場があります
-170mまで掘り進んでいる石灰岩の露天掘り採石場ときいています
八戸キャニオン 見たかったなぁ😢 
港湾と採石場をベルトコンベアーで結んでいるとか






巨大なテトラポッドの枠でしょうか
解体作業の真っ最中😲 重機の連携がすごい!
いかちゃん、ここでも活躍中











コメント (2)
  • Twitterでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

青森の旅 ザ・奥入瀬渓流

2019-09-15 15:04:31 | 日記
ウメボシ夫婦は青森を引き続きエンジョイ
十和田湖奥入瀬渓流を散策しました

十和田湖子ノ口から楽々くだりコースです
「銚子大滝」
十和田湖を巨大な徳利に見立てた場合
銚子大滝が注ぎ口にあたることからきているそうです

支流にかかる滝にも「白絹の滝」「玉簾の滝」
川の流れにも「阿修羅の流れ」「三乱れ(サミダレ)の流れ」と
誰が名付けたのだろう😊 

「馬門の岩」「屏風岩」切り立った岩肌
デイサイト 流紋岩溶岩 大規模火砕流堆積物
柱状節理もみられます






















ブナ、シダ、コケ、キノコ
この川筋の空間に見事に詰め込まれています










渓流脇の道路に「雲井林業」というバス停がありました

かつての記録を検索すると、「木炭製造のため、昭和19年に菅原光珀は
惣辺山に雲井林業株式会社を設立。そこで水力自家発電を導入
延長7キロに及ぶ軌道を敷設し、ガソリン機関車2台、トロッコ5台を配置した
製炭人口が増えると奥入瀬小学校雲井分校を開設した」

かつてそこにあった暮らしの記憶遺産

「蔦温泉」に立ち寄りました
源泉のうえに浴槽があり、ブナ材を利用した湯船の底から湧き出しています
ナトリウム・カルシウム-硫酸塩・炭酸水素塩・塩化物泉

浴槽から梁(はり)まで12メートルとか 😶 
それにしてもヒバ材が美しい

コメント
  • Twitterでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

青森県下北ジオパーク キタ~ッ

2019-09-13 15:52:22 | 日記
ウメボシ夫婦は青森県下北半島をめざして
初めての東北新幹線「はやぶさ」に乗車しました😃 
八戸でレンタカーに乗り換え、ひたすら北上

むつから佐井村仏ヶ浦、そして恐山に向かいます

途中立ち寄った三沢航空自衛隊基地、六カ所村原料燃料サイクル施設
むつ小川原国家石油備蓄基地、海上自衛隊大湊基地
季節風「やませ」を利用した風力発電の風車の多さ
そしてどうなるのか大間町の原子力発電所



厳寒の冬を思うと、いろいろと心が痛みます😨 


旅の目的のひとつ「下北ジオパーク」を存分に楽しみましょう~
むつ市大湊から下北半島を反時計回りに半周
佐井港から観光船「ニューしもきた5号」で仏ヶ浦に向かいます



途中の海岸線には、産総研の地質図によると
中生代白亜紀の閃緑岩(島弧・大陸)や
ジュラ紀~白亜紀付加体の混在岩などあるらしいのですが
視界が変化してよくわからないのが本音


新生代第三紀中新世 デイサイト・流紋岩溶岩
凝灰角礫岩が海流や風雨によって浸食されることでできた風景
仏ヶ浦の景観










それにしても美しい海



大間町から風間浦村へ向かう途中「蛇浦」の集落
石を敷き詰めたり、棒状に積み重ねて風よけにしているのでしょうか
輝石の大きい岩石ですが、アルカリ玄武岩・粗粒玄武岩?
玄関は二重に、洗濯物は屋内に干すのが常識と😇 







佐井港でにぎってもらったウニと地物の海苔のおにぎり
これは美味しい😋 
薬研(やげん)渓谷手前を左折、恐山へと向かいます








灼熱地獄 高まりと陥没の風景 噴気と昇華硫黄
シリカの多い砂粒
「温泉水と湖水が混じり、砒素硫化物を主成分とする黄色い沈殿物が
宇曽利湖にはできています」(青木正博氏著書による)


極楽浜に至っても、この日は暑かった😅 








この環境に適応して生きる植物
草を結ぶなんてイタズラかと思っていたら、こんな仏教説話がありました

石を積む=仏様への供養
「生まれてこなかったこどもや幼くして亡くなったこどもが石を積む
鬼が出て石を蹴散らす こどもたちが怖がって逃げる
鬼は追いかける 鬼を転ばせようとして草を結ぶ」
つまりこどもを亡くした親たちが草を結んでいました

このあと下北半島を一路南下するウメボシ夫婦
それにしてもむつ市大湊「番屋」のほっけは美味しかった😍 
コメント
  • Twitterでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする