旅するウメボシイソギンチャク

アートと自然を私なりの視線で紹介します。虫眼鏡を持って歩くも好し。深い海を夢想するも好し。

暑い夏の色鉛筆教室もうすぐ発表

2024-09-23 11:02:54 | 日記
酷暑を耐えた2024年の夏
三島シルバー人材センター色鉛筆教室の作品集です。
夏バテ知らずな面々をご覧ください。





















































どれも力作です😃 

2024年10月19日(土)
「2024Gジェネフェスタ」
三島商工会議所 1Fさんしんみゅうくんホール

絵画展示ブースにてお披露目しますので、お時間のある方はお立ち寄りください。


もう少し成果をご覧ください。




























そういえば、「まる・さんかく・しかくを絵にしてみよう」という課題で楽しんだ時間もありました。ブーイングの嵐でしたが😂 
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酷暑のこの夏

2024-08-19 14:03:08 | 日記
この夏は梅雨明け前からずっと「暑い暑い」と言い続けている😩 
出かける気力さえも失う気温と蒸し暑さ。
それでもちょこっとおでかけ。

沼津浮島のひまわりらんど





獅子浜の「グランマ」にてまったりソフトクリーム




南足柄市「おんりーゆー」にて日帰りで楽しむぬるめの温泉。




なんとなくまとまらない出来事ばかりになってしまいました😅
そんな日々ですが、うれしい作品と人に出会えました。
 モンミュゼ沼津「なつかしい未来/ウッドメカニカルの世界/水越亘将展」
ハンドルをまわすと台座の生き物たちが動き出します。館内にはよく知る人が作品をスケッチしていました。








三島大祭り2024は台風の接近にひやりとしましたが、大きな変更もなくプログラムを終えたようです。
手筒花火と武田流流鏑馬を見るために三嶋大社へ。








スタイル抜群のお馬さん😍 










🐴触らせていただきました。すごく可愛らしい😍ドキドキ😀 





ミストは涼しいかも





冷房の効いた部屋で読書もイイネ
妄想の旅

「ぶらり東海・中部の地学たび」森勇一・田口一男著/風媒社
「色から読みとく絵画」末永蒼生・江崎泰子著/亜紀書房
「虫や鳥が見ている世界-紫外線写真が明かす生存戦略」浅間茂著/中公新書
「生きのびるための事務」坂口恭平・道草晴子著/マガジンハウス
「ワンダージャパン/茨城・埼玉/すぐ行ける秘境」スタンダース(雑誌)
「日本列島はすごい-水・森林・黄金を生んだ大地」伊藤孝著/中央公論新社
「やわらかい頭の作り方」細谷功・ヨシタケシンスケ著/ちくま文庫
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ケイワタバコニ会いに行こう

2024-07-01 00:22:56 | 日記
神奈川県立生命の星・地球博物館友の会植物観察会「ケイワタバコに会いに行こう」に参加。
今回は箱根宮ノ下から木賀温泉まで、早川・堂ヶ島渓谷を歩きました。
森の案内をしてくださった田中館長と植物グループの方々の情報量に圧倒されつつ、メモとスマホのカメラとルーペがフル活動。
正直わからないところは戻って調べるとして、フィールドでの発見をまずは楽しみました😀 

堂ヶ島渓谷って、こんな感じの深い谷😱 
おしゃれな旅館が建ち並ぶその底かも。








硫化硫黄臭と河川の白濁も気になる…
箱根山の基盤を作っている早川凝灰角礫岩が川沿いに。

今回の主役ケイワタバコの群生。イワタバコとのちがい、ポイントは毛?
葉っぱの赤ちゃんは来年に向けて成長中でしょうか。










オトメアオイは神奈川県と静岡県に分布しているそうです。根元の目立たないところに花が開花していました。
そしてイネ科のウラハグサ。別名フウチソウとも。葉裏がくるっとひっくり返って裏側が表を向いているようです。不思議😲 








ユキノシタは山地の湿った場所を好み、細長い枝を伸ばした先に新しい株を作って繁殖するそうです。






そしてフサザクラ。やはり水分の多い崖地など不安定なところで生育。長い柄に扁平な翼果房状に垂れ下がる果実がみられました。
日華植物区系の種代表のひとつだそうです。はかにはドクダミ、ズダヤクシュ、ツバメオモト、ゲンノショウコなどがあると教えていただきました。







それにしてもシダ類は難解です😵 
珍!クロノキシノブとオサシダの群生
オサシダはシシガシラ科のシダのひとつ。排水の良い山地などに生育し、胞子葉をたらすことも特徴。











よくみかけるオオバイノモトソウ、マメヅタもシダ植物ですが、光合成をする栄養葉と胞子のう群のある胞子葉があります。
恥ずかしながら全然知りませんでした😅 
画像↓はマメヅタで、丸っこい葉の栄養葉と細長い胞子葉が確認できると思います。
マメヅタが飛ぶ~😍 









タシロラン。葉緑素をもたない腐生植物。ドングリの木と特定の菌に養分をもらっているといわれています。





ラン科ツチアケビ。こちらもナラタケ菌と共生し、共生主から養分をもらい生活しているそうです。またソーセージのように赤い果実をつけるとか😲 
煎じると強壮、利尿作用があるといわれています。






ラストはヤママユガ科クスサンの繭だと思います。サナギの抜け殻。
一帯にポツポツと落下していました。通称「スカシダワラ」といわれる多数の隙間のある編目構造になっています。
なんとアートな😍 




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身近な植物観察会ふたたび

2024-05-27 13:40:32 | 日記
昨年参加してから久しぶりの「身近な植物観察会入門」です。神奈川県立生命の星・地球博物館友の会植物グループの方々の指導のもと、今回も入生田から吾性沢を歩きます。

博物館の敷地を出てすぐ、ゼニゴケの群生を発見。 1~2㎡ほどぎっしと密集しています。
よーく見ると破れ傘のような雌花の下に黄色の胞子のうがみえます😲 雌花のちょっと枯れたところもあって、タイムリーな出合いに感激!
どうやら雄花も雌花もそれぞれ無性生殖でどんどんクローンを作って増えていき、条件がそろったときにのみ有性生殖ができるという特殊能力があるそうです。胞子のうは無事受精がすんだということらしい😶 







つぎに目に飛び込んだのはピンクの鮮やかなイモカタバミです。原産は南アメリカで、日本への移入後急速に野生化。葉っぱにvネックの模様ありとか。






カタバミの葉はクローバーのようなハート型が特徴です。カタバミ、ムラサキカタバミ、オッタチカアバミ、イモカタバミと種類があって分類がむずっ😅 
葉っぱのフチに毛が生えていたり、赤紫の斑点があったり。。。
カタバミが太い直根をもち、茎が地表を這って拡がるのに対して、オッタチカタバミは地中の地下茎が水平に伸びて、そこから地下茎が立ち上がるそうです。
またカタバミには緑葉と赤葉があり、赤葉は道路の隙間などでよく目にします。傾向として高温ストレスをうけているのではないか? 高温環境では赤葉の方が高い光合成活性化を示し、成長が良かったという研究結果もあるそうです。(千葉大など共同研究による報告)



続いて華やかな多数の雄しべが特徴のビヨウヤナギの花です。未央柳、美女柳とも書かれ、キンシバイと同じオトギリソウの仲間です。中国産観賞用の花木。
未央宮とは唐の玄宗皇帝時代に楊貴妃が住んでいた場所であり、ヤナギの葉は白居易が「長恨歌」で楊貴妃の眉にたとえているそうです。1本だけある雌しべの先端は5つに裂けているのをルーペで確認😮 

キンシバイは未開花でしたが、この翌日三島市内で開花しているのをみつけました。確かに雄しべが5束! 金糸梅😊 











トキワツユクサは常緑の多年草で、切っても容易に再生するという繁殖力の強い植物だそうです。花は可愛らしく、花床に雄しべと同長の毛がたくさん密生していました。





シダ植物のイワガネゼンマイとイワガネソウの見分け方。イワガネゼンマイは葉脈がY字に1~2回分岐して平行脈。イワガネソウの葉脈は途中から網状になるとか。シダ植物もややこしい😩 
水分がぬけてしまったけれど、たぶんこれはイワガネソウ





そしてコモチマンネングサ。画像はキンシバイのあった三島市内の公園のあちらこちらに。確かに鮮やかな黄色の星形の花、肉厚な葉っぱのつけ根に小さな葉→ムカゴ。このムカゴ(子株)が地面に落ちて芽が出るそうです。







つぼみが可愛らしいヤブムラサキ。
そして太い根が地中をはりめぐらされているというコマツナギ。花をつけた茎(花序)に淡い赤紫色の花がついています。












葉っぱ1枚とっても形、付き方、葉脈、新芽との違い、毛、斑点など観察ポイントがたくさんあって、参加するたびに驚きの絶えない観察会です。2時間程度でもうパンクしそうな 感じ😵
ですが、充実した時間でもありました😍 
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ずっと気になっていた猿橋と岩殿山に行く

2024-05-06 15:29:12 | 日記
信州に何度か通っていたころ、中央高速道路からみえた大規模宅地造成地。桂台団地となっていました。住宅はポツポツ…大丈夫でしょうか。
ウメボシ夫婦は今まで高速で通過してしまう街だった大月を訪ねました。

大月市郷土資料館を見学してから遊歩道を猿橋に向かいます。
途中桂川右岸にある新富士火山から流出した猿橋溶岩(約8000年前)を観察しました。「砂鉄」と刻まれた小さな石碑を発見! そこしか読めない😅 
どうやらこのあたりで砂鉄が採取できたそうです。






桂川左岸は約1500万年~1100万年前の古い海底堆積物が露出しています。

川幅が狭まったあたりに名勝「猿橋」がありました。
何度もの架け替え工事を経て、現在はH型の鉄骨を芯にしてその周りをヒノキで覆った強固なものを使用しています。(大月市郷土資料館より)
強力なアンカーみたい😲


 








猿橋と並んで八ツ沢発電所施設第一号水路橋がみえました。現役!

そして大正時代蒸気機関車も走っていたという廃線跡。1968年にJR中央本線梁川(やながわ)~猿橋間の複線化に伴い、大幅なルート変更が行われました。単線時代の旧ルートは、4つの小さなトンネルを出て(画像は廃トンネル「大原トンネル」と思われます)、水路橋のすぐ横に架かっていた鉄橋「第二桂川橋梁」を渡って、南側の猿橋駅に向かうものでした。





1902年(明治35)中央線の開通前には、東海道線御殿場駅を起点として大月まで、籠坂峠を経由する3つの馬車鉄道があったそうです。物資の移入の変化に😲

桂川と葛葉川の合流付近で石拾い😍 
資料館に展示されていた大島の灰長石は山梨県自然記念物とか。








これは川原の石



ひときわ目を引く岩殿山。「ふれあい館」まで行ってみることにしました。
長い年月の間に周囲の岩石が削られた結果、硬い礫岩の部分が取り残されて岩殿山ができたそうです。












帰宅すると我が家の花が乱れ咲いていました😵 
そうそう、「おばあちゃんのうどん」美味しかったな😋 
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