旅するウメボシイソギンチャク

アートと自然を私なりの視線で紹介します。虫眼鏡を持って歩くも好し。深い海を夢想するも好し。

パワフル雲見千貫門

2018-01-31 10:56:21 | 日記
強アルカリ性という下田の温泉に入った翌朝は、雨がぱらぱらと落ちる寒さです
雨雲から逃げるように西伊豆に向かいました

雲見の民宿街をぬけて烏帽子山を眺めます





千貫門の圧倒的なスケールに言葉を失いました
火山の根の一部が波の浸食によって門を形作っています
海に突出する火山岩頸の存在感
節理の入り方がすごい 














背後を見上げれば、またまた驚きの光景に出合えました
火山活動による熱によって、黄色や赤色に変質した岩石が露出しています
門とつながる(?)岩脈が入っています
もうガタガタ














雲見港から北側の海岸線の造形がおもしろい 







隣接する岩地の海岸北側はだいぶようすが異なり
やわらかい凝灰岩が海岸線をつくっているようです







これはなに 
お風呂場の壁だったようですね



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オオグソクムシに触れる

2018-01-30 23:48:33 | 日記
ウメボシ一家は、厳寒の休日に下田海中水族館にでかけました
冬の海は透明 
弓ヶ浜付近の海景です
伊豆大島の三原山にはうっすらと積雪がみられました






ミノカサゴとヒメハナイソギンチャク、そしてチンアナゴ












ミズクラゲとギヤマンテクラゲ、芸達者なペンギンたち
ライティングがきれいで華やかです











生き物たちが次々と見せてくれる芸からは、スタッフの熱意が伝わってくるようです
ゴマアザラシにタッチもできたし
ついにオオグソクムシも… 感動 









イルカのショーは自然を生かしたロケーションがよいのか、なかなか豪快でした

















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富士川渡し船

2018-01-21 09:04:42 | 日記
ジオツアー三島53 間宿「岩渕」と「元市場」
久しぶりに参加しました
講師は静岡県地学会 増島淳氏

集合場所を間違えました 
富士川駅ではなく富士駅で途方に暮れましたが
富士川沿いの岩渕あたりで一行を待つことにしました







右回転すると水面にうつる元の景色ですが、これもおもしろいですね



間宿(あいのしゅく)「岩渕」
富士川のつくった急な斜面を利用した宿場町
江戸時代には富士川の渡し場として栄えたそうです










斜面を勢いよく流れる水路
滝のようです
公民館がいい味を出していました








富士川橋を渡ると水神社と船着き場跡があり
河床には富士山の溶岩が残っています
ただいま河床の工事中で、柱状節理のみられる溶岩の取り壊しが心配です
溶岩が富士川の水に接触しておこる現象(スパイラクル)も見られました









雁堤(かりがねつつみ)を、きれいに雲のとれた富士山を眺めながら歩きます
1674年に完成した堤防工事で50余年の歳月と莫大な費用と技術を要したそうです
護所神社には人柱供養塔が立てられていました
ここでも人柱、しかも旅人 
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