そろそろ人生の始末を付けて息子達に味を残さぬようにしようとしている。と言うのも田舎に祖父母の家財、父のがらくた、山の如しでどうやって始末をつけようかと頭が痛いから子供達にはそんな思いをさせてはいけない、第一自分の美学に悖ると思うので。
結論から言えば人生に必要なものは極めて少ない。にも拘わらず身辺に物品が増えるのは心理的な飢えによるものと思う。この世から足を洗う事を考え始めるや否や、余りに多くの物を持っていることに閉口する。
清貧と言う言葉は嫌いだ、何やら負け惜しみの気配がする。赤貧洗うが如し、の方が潔くていい!その洗うが如き状態に持って行こうとするのだがこれがなかなか難しい。最終的に拘りのある本、器械などが残る。あの世に持って行けないことは判っているが自分が身辺に置きたいのではなく一種の普遍的価値を感じてその値打ちを理解されるところに行かせたいと思う、その行く先を探し当てない。
若い人々に助言:-
1.余程のこだわりを感じない限り『印刷物』を買うのは浪費である。読む値打ちのある本は図書館で読む。ハウツーものは一読の値打ちもない、捨て銭である。司馬遼太郎よりも池波正太郎の方がリサイクル価値はある。つまり、生半可な教養よりは単なる娯楽の方がある種の普遍的価値を持っている。
2.ガケの大きい物は人生を邪魔する。
3.安物を買ってはならない。例えばアクセサリー、腕時計、バッグ、靴の類はとびきり上等のブランド物を買うべし。衣装は飲食に次いで最も愚かな出費である。イエス・キリストなる人が昔居た。何も持っていなかったが彼を磔刑にした時、役人たちはその下着と上着を争って籤を引いた。
4.家は小さい方がよい。大きいと必ず持て余すようになる。
結論から言えば人生に必要なものは極めて少ない。にも拘わらず身辺に物品が増えるのは心理的な飢えによるものと思う。この世から足を洗う事を考え始めるや否や、余りに多くの物を持っていることに閉口する。
清貧と言う言葉は嫌いだ、何やら負け惜しみの気配がする。赤貧洗うが如し、の方が潔くていい!その洗うが如き状態に持って行こうとするのだがこれがなかなか難しい。最終的に拘りのある本、器械などが残る。あの世に持って行けないことは判っているが自分が身辺に置きたいのではなく一種の普遍的価値を感じてその値打ちを理解されるところに行かせたいと思う、その行く先を探し当てない。
若い人々に助言:-
1.余程のこだわりを感じない限り『印刷物』を買うのは浪費である。読む値打ちのある本は図書館で読む。ハウツーものは一読の値打ちもない、捨て銭である。司馬遼太郎よりも池波正太郎の方がリサイクル価値はある。つまり、生半可な教養よりは単なる娯楽の方がある種の普遍的価値を持っている。
2.ガケの大きい物は人生を邪魔する。
3.安物を買ってはならない。例えばアクセサリー、腕時計、バッグ、靴の類はとびきり上等のブランド物を買うべし。衣装は飲食に次いで最も愚かな出費である。イエス・キリストなる人が昔居た。何も持っていなかったが彼を磔刑にした時、役人たちはその下着と上着を争って籤を引いた。
4.家は小さい方がよい。大きいと必ず持て余すようになる。