私の「認識台湾」

個人的な旅行(写真)の記録を主眼としつつも、実態は単なる「電子落書き帳」・・・・

盆と正月がやってきた!

2005年02月11日 | 台湾
サウナを出たら幸いにも雨が上がっていました。祭り好きの私が下に降りて行きますと、件のマネージャー氏も、
「せっかくおいでいただいたので良かったです!」
と破顔一笑です。バスに乗って旧花蓮駅跡の特設会場に向かいましたが、まさに「盆と正月が一辺にやってきた」という大変な賑わいでした。盆踊り、いや春節特設ステージ?は子供たちの見事な蛇?の舞いや、ご老人合唱団や春節踊り?やら、楽しい出し物の連続です。
出し物も一段落しましたので、南濱夜市へ向かうことにしましたが、ガイドブックをホテルに忘れてきてしまいました。
「まぁ、南濱夜市というくらいだから、要は南、南は多分あっちだろう!」
という感じで意気揚揚と歩き出しましたが、まぁ、日本の田舎の県道沿いを歩くような感じです。私以外に歩行者はいません。台北みたいに流しのタクシーを拾うという手段も不可能です。
いい加減南進もこの程度だろうなぁと思って辺りを見渡すと、東方向に灯りが見えます。灯りが親しいのは蛾も人間も同じです。決してこうした適当路線を推奨している訳ではありませんが、台湾は普通の常識がある日本人にとっては、安全な外国の筆頭かとは思います。危ないところは日本だって危ない訳ですからね。
しかし、花蓮の特設会場を出た後、この途上で観光バスと歩行者との人身事故で、警察と救急が駆け付けている現場を目撃したのです。血は流れてなかったように思いましたが、警官が頬を叩いても反応はありませんでした。その後、ニュースを見ましたが、花蓮関連では麻薬の売人が逮捕されたことのみ報じられていました。大した事故ではなかったのだと今も願っています。

花蓮南濱夜市は、ゲームセンターや輪投げも加わり、テーマパークまではないにせよ、昔のデパートと縁日の雰囲気が一体化したような不思議な安らぎと懐かしさを感じました。子供から大人までがあるがままにその中にいて、異邦人の私もその中にいました。しかし、まぁ、気絶しそうな美女が香腸を涼しい顔して焼いていたりするのですよね! MRT 車中でとかでも林志怜クラスの美人を見かけてハッとする瞬間もよくありました。
さて、苦心してたどりついた夜市でしたが、先刻の会場までの帰路はあっけないくらい近かったです。どうやら、往路は随分な遠回りの散歩だったようです。

浜の方では若者達が打ち上げ花火をやっています。
「日本では盆時期の風情だな … 」
と、この時期では考えられない光景が何とも新鮮でした。

※写真・・・・旧正月を祝う特設ステージ

盆踊り(?)やら、合唱やら様々な出し物があって楽しいひと時でした。

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