私の「認識台湾」

個人的な旅行(写真)の記録を主眼としつつも、実態は単なる「電子落書き帳」・・・・

WiMAXで台湾新幹線をブロードバンド対応へ:NTTBPら

2008年06月08日 | 台湾

20年位前までは、新大阪以西に直通する「ひかり」には原則食堂車が連結されていましたが、高速化に伴い車内での供食サービスは衰退。N700系新幹線ではG車のすべての席と、人民席の窓側と最前と最後部座席の合計753席にコンセントが設置され、テーブルもA4ノートPCに合わせて拡大されていますが、バッテリーの持続に頭を悩ませた10年前を思うと隔世の感がありますね。

◆WiMAXで台湾新幹線をブロードバンド対応へ,NTTBPが協力して実験開始(ITpro)



「システムは車両と沿線に設置する基地局がWiMAXで通信し,車内はIEEE 802.11b/gの無線LANに変換して乗客へアクセス手段を提供するというもの。また,同一編成の各車両間はIEEE 802.11aの無線LANを使って通信を中継する」(ITpro)ということは、理論値で最大54Mbpsの大容量ブロードバンド通信が可能ということですが、つくばエクスプレスでは常時1Mpbs程度の速度は確保できているようですね。台湾新幹線はTXの倍以上の時速300kmで走行するわけですから、基地局のハンドオーバーが実験の急所なのでしょう。
09年から東海道新幹線で導入される車内無線LANサービス(下り2Mbps、上り1Mbps)は、漏洩同軸ケーブルという既存設備を活用する形ですので、この「台湾新幹線方式」が成功すれば、中国や欧州への売り込みへの期待も高まると思います。

自身が「通信」をやりだしたのは95年ですが、当時東海道新幹線の車内から携帯経由で9600bps通信をよくやっていました。Niftyのフォーラム(電子会議室)で役付きになってからはその傾向に拍車がかかり、東京駅で一度巡回、レス書き一巡したあたりで静岡付近の明かり区間を狙って接続、といった調子でしたが、アップ最中の〝NO CARRIER〟に泣かされたのも今では思い出の一頁です。
都落ちして以降は移動距離がコンパクトになり、モバイルとはご無沙汰しておりますが、テキストベースであれこれ「議論」した日々が懐かしい気もします。動画も画像も何でもありの今日ですが、やりとりの質自体は「書き捨て」の掲示板等の比ではなかった(要実名併記のフォーラムもあったしなぁ)ですし、今さらながら、Niftyがフォーラムの膨大な資産を上手く移行できなかったのが惜しまれます。ブログ何てのは元々双方向のやり取りを想定したものではないですし、実際不向きだと思います。自身は「個人的な旅行(写真)の記録」以上の何かを求めるつもりはないですね。(アフィリエイトとか・・・・)

近い将来、台湾新幹線の車内から「実況中継」する人が現れることに期待したいと思います。

   



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