【反日】馬英九・中国国民党主席（２）～国民党候補、藤原紀香らの写真を盗用

３日の統一地方選に向けて、週末台北市では与野党両陣営によるデモ・・・・というより「罵倒合戦」（なる台NEWS）が行われたようで、【反日】馬英九・中国国民党主席（記事）も気勢を上げたのでしょう。
馬氏の娘の馬唯中氏は「広末涼子似の美人」（なる台NEWS)なのそうです（広末涼子似というのが何とも微妙・・・・）が、日本の女優がらみで国民党がなにやらチョンボをやらかしたようで・・・・
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　　　　　　　　　＜国民党候補、藤原紀香らの写真を盗用＞
12月3日の地方選挙を前に与野党の選挙活動が白熱化。民進党文宣部主任の鄭文燦氏によれば、国民党から出馬した彰化県長候補の卓伯源氏が選挙キャンペーンのパンフレットに日本の人気女優、藤原紀香や稲森いずみの写真を盗用したという。卓氏の台湾大学時代の後輩（女性）2人が推薦文をパンフレットに掲載しているが、2人の顔写真の部分にそれぞれ藤原紀香と稲森いずみの写真を盗用。鄭氏は「卓氏の顔写真に劉徳華（アンディ・ラウ、香港の映画スター）の写真を盗用したらいいだろう」と皮肉交じりに卓氏を批判した。
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藤原紀香と稲森いずみですかぁ。「旬」は過ぎているしこれまた微妙・・・・そういう問題ではなく立派な「肖像権の侵害」ですね。所属事務所は速やかに謝罪と賠償を要求しましょう！

◆Ma makes three wishes at KMT's big birthday bash（Taipei Times）

先週は中国国民党の結党111回記念式典も行われたようですが、Tipei　Timesの記事（日本語訳）によりますと、その晴れがましい席に連戦・前主席の姿はなかったとか。
連戦氏は選挙応援と日程が重なったため欠席したと党側は説明したようですが、側近によるとその日はイベントの予定はなかったのだそうで・・・・今回の党首選で、前主席の連戦氏は対抗馬の王金平立法委員を支持しました。その件との関連は不明ですが、馬氏自身SARSの際の危機管理等、その手腕には疑問符がつく向きもあるようです。
今度の統一地方選は、馬氏自身が党内基盤と結束を固められるかどうかの試金石という意味合いもあるのでしょう。

◆国民党主席、「台湾解放の否定は歴史に反する」（人民網日文版）

実務能力もさることながら、馬氏のコメントを見ていると、たまに「ハーバードには国民党の裏口入学枠でもあるのか？」といぶかしく思う部分もあります。
台湾が日本の統治下から離れて60年目の今年、「光復とは台湾人民が主権を回復したことであり、台湾が中国に復帰したことではない」という見解を述べた陳総統に対し、馬氏は『いわゆる「台湾地位未定論」（台湾の帰属が国際法や条約では確定されていないとする説）はすでに消失した。当時は国共内戦があったために、台湾が大陸部の手に落ちるのを危惧した米国がこうした理論を作り出したのだ。米国と中国による「上海コミュニケ」調印で、「台湾地位未定論」は消失した。これは歴史的事実だ』と反論しました。
1952年に締結された日華平和条約（条文）の第二条では、「台湾及び澎湖諸島並びに新南諸島及び西沙諸島に対するすべての権利、権原及び請求権を放棄した」とありますが、「誰のために放棄した」かということは記されていません。また「上海コミュケ」は、「両岸全ての中国人が、中国はただ一つであり、台湾は中国の一部であると主張している」という現状を、合衆国が「追認」しただけの話であり、「上海コミュケ」調印で「台湾地位未定論」が消失したという氏の説明は詭弁であり、屁理屈のそしりは免れないと思います。氏の「理論武装」がこの程度のものなら、尖閣でゴチャゴチャ言ってきてもたかが知れているのかもしれません。

ちなみに日華平和条約の第三条に、「日本国及びその国民の財産で台湾及び澎湖諸島にあるもの並びに日本国及びその国民の請求権の処理は、日本国政府と中華民国政府との間の特別取極の主題とする」（第三条）とあるように、日本と中華民國の間には財産の返還問題が存在していました。同条約の締結時にこの件に関しても確認されていたのですが、現在に至るまで未解決のままとなっています。（日華平和条約は72年に失効）
結党記念式典が行われた国民党中央党部も本来は＜日本国の財産＞なんですよねぇ・・・・女優二人への謝罪と賠償のついでにその辺もきっちり清算願いましょうか？

※写真・・・・臨江街夜市（台北市）

この「櫻桃小丸子」も著作権無視の盗用で。「知的財産保護」等に関しては日本の近隣諸国は全く・・・・

 

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