私の「認識台湾」

個人的な旅行(写真)の記録を主眼としつつも、実態は単なる「電子落書き帳」・・・・

小琉球環島旅遊(その1)

2008年03月05日 | 台湾

「〝No driving licence !〟んー、台語で〝can not〟はベサイ?ベヒャウ?」という塩梅で客引きを振り切り、白沙漁港近くの茶店で一服したのですが、メシを食い終わってふっと外に目をやると、先ほど振り切ったオバハンの一人と目が合ってしまった・・・・
「我要叫計程車・・・・環島的旅遊」等と適当に走り書きしたところ、「ゴーパイウー!」との返答。
「500TWDだったらまぁ安いわな・・・・」と思いつつも、試しに「シゥクイラ!」(=高すぎます!)と言ってみたら、この一言ががウケて400TWD(1400JPY)で商談成立。そんな訳でオバハンの旦那&ワンボックスカーをチャーター(?)し、〝環島旅遊〟と洒落込みました。

      <小 琉 球>



    

小琉球は、珊瑚礁から成る台湾随一のゴツい島だとか。このようなスポットがいくつかあり、整備された遊歩道を歩く形となります。白沙漁港にほど近い<美人洞>の手前で、景観保護費として120TWDを徴収されるのですが、運ちゃんが窓口で「リップンラン・・・・」(=日本人)、と話しかけたところ、何と団体料金の100TWDにまけてくれました。「やはり、ロシアと断交して台湾と国交を樹立せんといかんよな・・・・」と思う瞬間であります。
上記のスポットは、付近で車を止め、私が回ってくる間運ちゃんが待っていてくれるというスタイルだったのですが、























遊歩道は、何れもゴツい岩の間と起伏の激しい山間を貫いており(どのスポットも、謂れはともかくその特徴に大差はない)、〝走行距離〟もかなりのものです。(杉林森林道も相当歩いたな・・・・)
「その路をやっと登り切ったら、今度は高い崖の向うに、広広と薄ら寒い海が開けた」(『トロッコ』芥川龍之介)という一節を思い出し、我知らずはっと息を呑む瞬間は、さながら太魯閣峡谷の海辺バージョンといった趣でした。

白沙漁港を発ったのが12:00頃。遅くとも15:00発の東港行き船便を予定しておりましたので、時間を勘案しつつかなりの〝早送り〟強攻行脚となりました。メモ代わりの写真を〝早送り〟で眺めてみますと、何やら疲労感がよみがえるような・・・・ 

   



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