Ｑ魔防衛大臣のトホホな辞任劇があったその日、地元テレビ局が福岡市の街頭でコメントを取っていたのですが、オバちゃんの「・・・・まぁ、しょうがないですねぇ」という一言には思いっきり吹きました。天災等に見舞われた際に、「しょうがない」といった運命論的な諦観が色濃く反映されるのが農耕民族たる日本人の特質かもなぁとふと思った次第ですが、Ｑ魔大臣の言動は〝人災〟であり、軽率のそしり以外の何物でもありません。
911以降の英国政府は監視カメラを大量に設置し、先のグラスゴーの空港テロでもそれが迅速な犯人逮捕に活かされました。一事が万事、安倍内閣ではこうした危機管理能力の欠如が醜悪な事態を招いた感がありますが、「こんな調子で自民党は、まともに参院選を戦えるのだろうか」（Sankei WEB）と産経の社説に書かれる体たらくとあっては、ＣＭで流れているエルガーの『威風堂々第一番』を『断頭台への行進』（ベルリオーズ「幻想交響曲」）へ差し替えるのが相応しいと言えるかもしれません・・・・
これまた近くのラーメン屋の新聞で目にしたのですが、『インターネットを通じ、参院選への関心を高めてもらうための新企画「毎日ボートマッチ（えらぼーと）」が始まりました』（MSN毎日）のだそうです。「・・・・〝ららぽーと〟は千葉にあったっけ？」と思いつつやってみましたところ・・・・
・・・・社民や共産は論外としても、自民と民主でここまで差がついたのは、おそらく年金制度に関する設問が主たる要因でしょうか。現行の二階建て（三階建て）年金制度が導入された86年の中曽根政権時代ならともかく、今更社会保険方式から全額税方式に移行するのはちょっと現実的でないというのが以前からの変わらぬ見解ですので・・・・
仮に今から大改革を強行した場合、既裁定者数も含め「給付と負担」の関係が極めて曖昧になるのは必至です。それで得をするのはどういう人たちなのか？というのは民主党を支持している特定外国勢力等からも容易に推測が付く（＝私自身は損をする）ところであり、同党が言うように、受給にあたって一定の所得要件を設けるのであれば、まさに「第二の生活保護」の趣です。
勿論、現行の制度は様々な問題点を内包しており、とりわけ年金における世代間・制度間格差には自身腹立たしい思いがしますが、既裁定者からもフラットに負担を求める福祉目的税（安倍首相はお茶を濁していますが、基礎年金の国庫負担引き上げに伴う財源は消費税以外にないと思う）と年金課税強化で対処するのが現実的ではないかと思います。そして何より、少なくとも61年4月2日以降生まれの人間は、「自助努力」（記事）が不可欠な要素であると認識し、「自主防衛」に〝も〟努めるべきでしょうね。「所得代替率50.2％確保」というのは、100Mbpsブロードバンド通信における〝ベスト・エフォート〟と同義なのですから・・・・
結局何のための参院選なのかという思いが自身拭えない（細川政権誕生前夜といった風情もあるのか？）のですが、直近の選挙では、県知事選の時も市長選の時もたまたま台湾を放浪していたんですよね。29日に台湾に行くことはないと思いますが、JR東海の飛騨高山の観光CMが気になる今日この頃。
「夏ダイヤ 社員飛び込む のぞみ号」という鉄道会社もそれはそれで醜悪ですが・・・・
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農業の補助金何かもそうですが、民主党って概して財源に関する見通しが甘い気がしますよね。自民が厳しいのはそうなんでしょうけど、かといって民主が大勝という形になるのでしょうか？ 「勝者なき選挙」という形になる気もしないではないですね。
＞ボッケニャンドリ様
民主党の小沢党首もそうですが、やはり人徳というか一人で出来ることは限られてますもんね。周りに優秀なブレーンがいるかどうかだと思います。その点安倍首相何かも明らかにキャスティングミスで墓穴を掘っている感はありますよね。
ただあの前知事は人望が無いというのが最大の欠点で大きな仕事をするのは無理というのが県民の判断でした。
まぁ何というかボーナス返上しても平気な人達には給料日直後の影響なんて夢にも思ってないでしょうね。もし影響が出てそれが証明されれば少しはサラリーマンを意識した政治になるかなぁ。
国家レベルのねずみ講こと年金問題ですけど、全額税方式ってのには僕も疑問を感じています。ジャスコ氏時代との消費税取り扱いの違いとか、そんなにうまく財源確保できるのか見えてこないですね。まあ、自民党も楽観視といえばそうですけど。
毎日ボートマッチやりましたが、値の違いあれど、ほぼtsubameさんと同じグラフでした。