月曜早朝の羽田便の機内は毎度ながらダルそうな雰囲気が漂っています。ちょっとした会議程度であれば首都圏~福岡・札幌の往復はもはや日帰りが常識となっている感もありますが、台湾や韓国の場合も「高雄から台北へ」「釜山からソウルへ」朝呼び出されたりするのでしょうかね。
◆台湾人の労働時間、日本人を上回る(なる台NEWS)
◆サラリーマン、60%が残業(なる台NEWS)
平成17年度の「労働経済白書」によると、週平均の労働時間が50時間を超えると4分の1以上が体力的に疲労感を感じ、3分の2以上が精神的にストレスを感じているとのことですが、首都圏在住の場合通勤に要する時間とストレスも相当なものです。私自身〝都落ち〟してまず感じたのは「通勤が格段に楽」という点であり、空港も自宅から気楽にタクシーを利用できる距離なのは有難いですね。(羽田からタクシーに乗るとターミナルが見えているのに3000円位すぐいっちゃいますものね・・・・)
少子化や長時間の時間外労働等の問題等と関連して、労働関係諸法令も種々法改正が行われているようです。過重労働で疲労が蓄積すると脳血管疾患・心臓疾患等を発症するリスクが高まるため、平成13年度に労働者災害補償保険法で「二次健康診断等給付」が新たに設けられましたが、時間外・休日労働が一月当たり100時間を超え、かつ疲労の蓄積が認められる労働者を対象に、医師による「面接指導」の実施を義務付けるよう労働安全衛生法が改正(4月1日施行)されたようです。端的に言えば過労死の防止策といったところでしょうが、月80時間を超える時間外・休日労働を3ヶ月続けると過労死との相当因果関係が高いとのことのようですから要注意ですね。
労働者災害補償保険法が制定された昭和22年当時の労働災害といえば、もっぱら炭鉱での事故といった塩梅だったのでしょうし、多くの業種において労災保険率が下がっているところを見ると、建設業者等といった事業者の災害防止措置は一定の水準まで達した感もありますが、メンタル・ヘルス等に対する意識は労使共にまだまだといったところではないでしょうか。(・・・・と、言うことで会議は前泊にして欲しいのですが、私の場合投宿するや否や飲みに出ちゃうでしょうからかえって有害か?)
独立行政法人・労働者健康福祉機構は労働福祉事業の一環として全国各地に労災病院を設置・運営していますが、この労災病院のあり方も今日的な問題を踏まえたトランスフォーメーションの議論がなされて然るべきかもしれません。
台湾の場合「労働時間が長いことから、就寝時間も遅く、被雇用者全体の半数以上が夜11時以降に就寝。朝も朝食をとらないケースが増えている」のだそうですが、旅行でウロウロした感じだと台湾人は宵っ張りな感じがすると申しますか、就寝時間が遅いのは夜市でウロウロしているせいではないのかという気がしたのですが、12時~13時に沖縄のオフィスに業務電話を掛けるのはご法度(という話を聞いたことがあるのですが)と同様に、昼寝という裏技があるのでしょうか?
台湾の場合朝食を取ろうと思えば、路傍の店にひょいっと気楽に寄れるのは便利だなと思いました。私自身は軽く飯食いながら行き当たりばったりに「今日は何処に行こうかな・・・・」とぼんやり考えるのには好都合だなと旅行中に思いました。(何時だか福岡・天神の街頭で「朝食を取りましょう」というお題目の下に、試験的に「早朝版屋台」のような企画をやっており、こういう台湾的風景はよいアイデアかと思ったのですが、その後どうなったのやら・・・・)
「一日8時間、一週48時間」という労働基準法第32条の規定が昭和63年に至るまで改正されなかったというのも驚きですが、日本・台湾・韓国といった辺りは概して「働きすぎ」なのかもしれませんね。
話題満載!→★厳選★珠玉のブログリンク集
◆台湾人の労働時間、日本人を上回る(なる台NEWS)
◆サラリーマン、60%が残業(なる台NEWS)
平成17年度の「労働経済白書」によると、週平均の労働時間が50時間を超えると4分の1以上が体力的に疲労感を感じ、3分の2以上が精神的にストレスを感じているとのことですが、首都圏在住の場合通勤に要する時間とストレスも相当なものです。私自身〝都落ち〟してまず感じたのは「通勤が格段に楽」という点であり、空港も自宅から気楽にタクシーを利用できる距離なのは有難いですね。(羽田からタクシーに乗るとターミナルが見えているのに3000円位すぐいっちゃいますものね・・・・)
少子化や長時間の時間外労働等の問題等と関連して、労働関係諸法令も種々法改正が行われているようです。過重労働で疲労が蓄積すると脳血管疾患・心臓疾患等を発症するリスクが高まるため、平成13年度に労働者災害補償保険法で「二次健康診断等給付」が新たに設けられましたが、時間外・休日労働が一月当たり100時間を超え、かつ疲労の蓄積が認められる労働者を対象に、医師による「面接指導」の実施を義務付けるよう労働安全衛生法が改正(4月1日施行)されたようです。端的に言えば過労死の防止策といったところでしょうが、月80時間を超える時間外・休日労働を3ヶ月続けると過労死との相当因果関係が高いとのことのようですから要注意ですね。
労働者災害補償保険法が制定された昭和22年当時の労働災害といえば、もっぱら炭鉱での事故といった塩梅だったのでしょうし、多くの業種において労災保険率が下がっているところを見ると、建設業者等といった事業者の災害防止措置は一定の水準まで達した感もありますが、メンタル・ヘルス等に対する意識は労使共にまだまだといったところではないでしょうか。(・・・・と、言うことで会議は前泊にして欲しいのですが、私の場合投宿するや否や飲みに出ちゃうでしょうからかえって有害か?)
独立行政法人・労働者健康福祉機構は労働福祉事業の一環として全国各地に労災病院を設置・運営していますが、この労災病院のあり方も今日的な問題を踏まえたトランスフォーメーションの議論がなされて然るべきかもしれません。
台湾の場合「労働時間が長いことから、就寝時間も遅く、被雇用者全体の半数以上が夜11時以降に就寝。朝も朝食をとらないケースが増えている」のだそうですが、旅行でウロウロした感じだと台湾人は宵っ張りな感じがすると申しますか、就寝時間が遅いのは夜市でウロウロしているせいではないのかという気がしたのですが、12時~13時に沖縄のオフィスに業務電話を掛けるのはご法度(という話を聞いたことがあるのですが)と同様に、昼寝という裏技があるのでしょうか?
台湾の場合朝食を取ろうと思えば、路傍の店にひょいっと気楽に寄れるのは便利だなと思いました。私自身は軽く飯食いながら行き当たりばったりに「今日は何処に行こうかな・・・・」とぼんやり考えるのには好都合だなと旅行中に思いました。(何時だか福岡・天神の街頭で「朝食を取りましょう」というお題目の下に、試験的に「早朝版屋台」のような企画をやっており、こういう台湾的風景はよいアイデアかと思ったのですが、その後どうなったのやら・・・・)
「一日8時間、一週48時間」という労働基準法第32条の規定が昭和63年に至るまで改正されなかったというのも驚きですが、日本・台湾・韓国といった辺りは概して「働きすぎ」なのかもしれませんね。
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アジア人は働きすぎ(頑張りすぎ?)というイメージがありますね。米、欧州は合理的と言いますか、やるときはやるが、やらないときはホントにやらないというところでしょうか。歴史的土壌が違うとはいえ、こういう差分があるんだなぁと最近感じ始めてます。
はいその通り。本当に台湾のオフィスは12~13時(長いところは12~13時半)は昼食&お昼寝タイムなんです。
お昼時に台湾の会社に居ると、電気も消して皆さんたいがい机にうつぶせになって昼寝してますよ。
私は未だにこのお昼寝にはなじめませんが。
だから、職場でも、昼間は食事が終わってから、机でうつぶせにして寝る習慣がある。寝ない人もいるけど。
これ、亜熱帯など南方系の特徴かもしれない。
地中海地域でもスペインのシエスタは有名だし、中東では午後1時から4時まで寝るというパターンが多い(ただしレバノンは午後4時から7時に寝て、また起きて、午前3時まで遊ぶというパターン)。
それから、アジア人は働きすぎっていうけど、台湾人って、そんなに「働きすぎ」のイメージはないなあ。
だって、残業はあまりせずに自分の仕事が終わったらとっとと帰るし、普段はわりとチャランポランで、締め切りが迫ったときだけ集中するというパターンだし。
アジアでも、日本人だけが異常なだけだと思う。
それから欧米人は、多国籍企業だと、わりとキツイですよ。上司へのゴマすりや仕事に集中している振りとかも、日本よりもキツイくらいみたい。
フランスあたりでわりと余裕あるように見えるのは、あそこは国営企業が多かったから。民間はやっぱりシビアみたいよ。
内容的にみるとあまり”密”ではありません。
仕事中、よけいなおしゃべりが多いし、
手を休めている傾向が高い。
いくら暑いといっても冷房は効かせているし、
むしろ都内のオフィス街の方がコンクリート、アスファルトの
照り返しが酷いと思う。
それと時間にルーズ
以前、とある食品関係で、デモに台湾人の業者が来たが
スーパーマーケットとの朝約束の時間があるのに
”まだ朝食とっていない”などと言って唖然としたことがあります。
日本人であれば仮にホテルの朝食が間に合わないなら
パンでも買っておくとか、昼まで我慢、作業の合間とか
考えるでしょう。
しかも日頃台湾独立派であり、日本語も出来る、日本文化はすばらしいと言っている方々です
(これ以上書くと足つくから控えますが)。
また以前いた台湾系の馬鹿社長(台湾人)は単に長くやれば
いいと思っていました。
効率悪い残業をされてしまうということは企業としては残業費や、光熱費がよけいにかかる、またそれだけ仕事が遅いということになります。
なるほどの関係者が一般の製造、流通、販売の仕事をしたことがあるのか、”モノ書き”だけの文士さんなのかわかりませんが、実際に台湾人と仕事した人からの調査には欠けてると思います。
私もtw_dot_com様みたいに机に突っ伏して寝るというのは駄目そうで、夕方以降会社の応接室のソファで堂々と寝たりしております。
(爆)
労働密度も重要なファクターですよね。
>普段はわりとチャランポランで、締め切りが迫ったときだけ集中するというパターン
私もすぐれて南方系のような気がいたします。(爆)