日曜日の午前6時という早朝に、NHKで放映していた「大岡越前」の令和6年版(7)の再放送が最終回を迎えた。休日の早朝だから見ることはほぼなかったが、令和6年に放送されたバージョンも見たことはない。ただ再放送がこの時間帯に放映されていたことは認識していた。ちかごろ「見たい」と思うドラマも少なく、お年寄りにありがちな過去のドラマ放送をけっこう楽しんでみている。妻には「またかなー」と言われながらも、飽きもせず20年、あるいはもっと古いドラマを見る。もちろんほとんどがBSではあるが…。ずいぶん前にも書いたが、もともと昔TBS系で放送された「大岡越前」が好きだった。「水戸黄門」と「大岡越前」が交互に放映されたが、「水戸黄門」より「大岡越前」が好きだった。これも以前書いたことだが、加藤剛さんが好きだった。そのTBS系で放映されたものをカバーした形のNHKの「大岡越前」は令和6年版から大岡忠相を高橋克典さんが演じている。高橋さんの大岡忠相は、雰囲気が加藤剛さんの大岡忠相となんとなく近い印象を受ける。現代版ではあるが、かつての「大岡越前」を回想できるドラマである。
さて、我が家にもかつてのビデオデッキで録画したテープが多くはないが、そのままにしてラックに、あるいは書棚に入っている。ものによってはデジタル化をしたいのだが、余裕がないとできない。そんなビデオテープの中に、1900年代後半(1995年4月9日初放映~1999年1月31日まで)にやはりNHKで放映された「ふるさとの伝承」を録画したものが何本もある。この番組、当時日曜日の午後7時から当時の教育テレビで放映されていたもので、毎回見たかったが、日曜日の午後7時ということもあって、すべて見ることはできなかったし、録画できたわけではない。とはいえ、あるものだけでもデジタル化したいと思って、試みようとしたが、ビデオデッキがうまく動かない。というか、この手の機械に多い「取り出し」が正常に機能しない。繰り返していると時々動いたりするのだが、だましだましといった感じ。やっぱり、動かない。「残念」と思いながら、検索してみると「ふるさとの伝承」のDVDが過去に出回っていることを知った。さらに検索すると中古品ならずいぶん安く売っているものがあった。ということで、全22枚版を購入。あらためて全巻を見ているところである。ほぼ30年前の映像。こうして録画つれた当時の祭りや行事の今はどうなっているものなのか、などと思いながら…。
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