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伊那谷の境界域から見えること、思ったことを遺します

ため池周囲の草刈

2024-06-20 23:42:27 | 農村環境

刈り払い後の光景

 

 現場から直帰して2時間ほど休みをもらって草刈をした。前年のメモを紐解いたら17日に草刈をしていたため池下の耕作放棄地。例年夏場のため池の草刈作業の前にも草を刈るのだが、それまで伸ばしてしまうと丈が長くてとても苦労していたため、数年前からその前に1回草刈をすることにしている。それが前年は17日にしていたため、本当は先週末にやりたかったのだが、ほかの段取りもあって刈ることができなかった。この週末は天気がはっきりしないこともあって、平日に休んで草刈をしようと考えていた。ちょうど現場に行って、直帰すれば暗くなるまでの3時間ほどで刈り払いできるだろうと想定して、本日草刈となった。

 やはり、そろそろ限界ライン。これ以上伸びるといつも利用しているナイロンカッターの刈払い機では困難になる。凸凹していて、全面刈るとなると、やはりナイロンカッターの方が刈りやすいし「早い」。耕作放棄しているから刈り倒せば良い。が、下にある水路に落ちた草は掻き上げて耕作放棄している小さな水田に寄せる。その上で、夏場のため池の土手の草刈の際に厄介となるスイコンボウを今のうちに刈り倒した。さらにため池の取水口までの道も草「ボウボウ」だったので、とりあえず歩く分だけは刈り払った。

 このため池に水源を求めて水田を耕作する人もずいぶん減った。ようは耕作せずに荒れている農地が目立つようになったということ。この後どれだけ耕作が続けられるか、土地利用はもちろん、農業の先々は目立って残念な光景を描き出している。


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