昭和62年の記憶㊷ 本郷神社秋季例祭より
10月3日は、南木曽町田立の花馬祭りを訪れている。木曽馬の鞍に花をたくさん挿して飾って練る祭りで、周辺地域には同じような祭りが伝わる。笛太鼓の先導で田立駅前を昼過ぎに出発し、五宮(いつみや)神社まで向かう。神社に入ると境内を3周した後、人々が馬に挿された花を取り合うというもので、花は虫除けとして田の畦に、あるいは厄除けとして家の入口に挿されるという。木曽馬に華やかに花がたくさん挿されることから、写真になるのだろう、カメラマンがたくさん集う祭りのひとつだ。練りの始めから、花の奪い合いまで、時間にして1時間ほどと短く、短時間で見られる祭りのひとつである。
昭和62年10月3日撮影
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