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=HITORIGOTO=旅するココロ

 金沢→能登→東京…暮らしでのこと

日焼け止め…作り

2005-10-09 | 日々の暮らし.金沢
 愛用しているUV乳液(石澤研究所のははぎく…)が底をつきてきた。いつもネットで注文しているのだが、「ちと待てよ…」。「作ってみたい病」がむくむくとわき上がってきて、日焼け止めクリームって作れるの?と探してみる。見つけたのが、手作りコスメ素材の店「ぴのあ」。どうやら、ホホバオイルと蜜蝋、酸化チタンでそれらしいものが作れるらしい。
 そろそろ日差しもゆるまってきたことだし…、試しに作って使ってみるにもいいシーズン。
 それぞれ小さいサイズのを注文して、送料も含めて約2000円。UV乳液を注文するより、ややお得なくらい。
 宅配で届いた三点セットを荷解き、早速作ってみる。
 クリームが入っていた空の硝子瓶に、ホホバオイルを大さじ1くらい入れて、蜜蝋をちろっと入れて(後で分かるが入れすぎてた…)、ガラス瓶を湯煎にかけて、蜜蝋が透明になるまでかき混ぜる。溶けたら、微粒子酸化チタンを適量入れて混ぜて、グリセリンとベルガモットのエッセンシャルオイルも適量入れて混ぜて出来上がり~♪思ったより簡単(10分もかかりませんでした!)
 これで多分一ヶ月分はあるかな。
 早速使ってみよう!!! しかし、その前に、ホホバオイルをそのまま顔につけてみたら、これがすごーくいい感じ。オイルって、べたべたしそうで、これまで敬遠していたのだけれど、ホホバオイルは、人間の皮脂に近いそうで、匂いもなく…乳液なんかよりずっといい。これまでどうして早く使ってみなかったんだろう?って大後悔!? (だまされたと思って使ってみて~)
 さてと、その後、日焼止クリームを顔になじませてみると、これまたいい感じ。主成分がホホバオイルだからか、少しつやつやして…。酸化チタンこそ入っているけれど、(これはどんな日焼止でも大抵入っていますが) 自然のものが主成分だし、多くの市販品のようなツンとした匂いもない。香りがないのは寂しいなぁと思って、エッセンシャルオイルを入れましたが、何も入れなければ無香料にも。(ベルガモットは柑橘系なので、ほんとは日焼止には適していないのですが、まぁ手作りだし、私しか使わないし、なんてったって、この香りをつけたい気分だったので)
 小さなサイズの材料を買ったけど、この調子なら、ずいぶんたくさん作れる勘定に!
 せっけん、パウダーに続いて、とうとう日焼止まで、手作り派に…。
 「作ってみたい病」はとどまるところを知りません(笑)(20051009)

どくだみ化粧水

2005-10-03 | 日々の暮らし.金沢
 週末、実家に立ち寄ったときに、すかさず、母から肌荒れのことを指摘される。自分でも何が何だか分からないけれど、この2週間くらいひどい荒れよう。夜更かしも夜遊びもしてないし、外食に偏っている訳でもない…、胃腸の調子もすこぶるよいのに、一体どうした…と自分でも思っていた。そして、そのひどさを指摘してくれるのは、家族くらいなもので…(笑)。あと残るは「ホルモンバランスが悪いのかねぇ」。ずばりそのとおりです。
 で、母親がしばらく2階にあがって、ごにょごにょしてると思ったら、小さなペットボトルをひとつ持って現れた。一見お茶?と見まがう、透明、琥珀色の液体の正体は、「どくだみ化粧水」。
 聞けば、どくだみの花が咲く前に農薬がかかっていないところのものを摘んで、焼酎とグリセリンとで作った特製化粧水だそう。
 妹や叔母には分けていたそうだが、私には、必要ないと思って…今まで隠して?いたのだが、あまりにもひどい肌に見るに見かねて、出してきた。
 試しに、顔を洗ってつけてみる。「梅酒っぽいかな」(焼酎のせい?)さっぱりすっきりしていい感じです。
 しばらくは、朝晩の洗顔のあとに、たっぷりつけて様子をみてみるつもり。
 それにしても、手作りされた化粧水を使いながら、やっぱ私の母!というか、この母にしてこの子ありなのか、血は争えないものですね。(20051003)

- で、娘(私)は、肌に負担の少ない日焼け止めクリームを作る実験をしようと、その材料となるホホバオイルと蜜蝋と酸化チタンをお取り寄せ中です。

テーブルクロス

2005-09-30 | 日々の暮らし.金沢
 布を選ぶ時に難しいなぁと思ったのが、テーブルクロスのための布。
 ずっと柿渋染の麻布のを使っていたのですが、テーブルクロスひとつで部屋の雰囲気がガラっと変わることに気づいて、最近テーブルクロス…な私です。
 まず最初に、大柄のモダンなのを買いました。(もちろん必要な丈の布を買って、みみはそのままに端っこを三つ折りミシン縫いです)…シックな色合いでとても素敵な布なのですが、テーブルクロスだけ素敵すぎる感じ…。落ち着きません(涙)
 で、柄が大きすぎるから合わないんだ…、小柄で行こうと、次に紺地に茶系のステッチのを…。でも、どうも茶系の柄モノのラグとマッチしているとは思えず、とてもパーフェクトなコーディネーションとはいえません。こんなのもあるかなぁ…やっぱ、柿渋のがベストだなぁ…というレベル。
 紺地だと汚れも目立たないし…洗い替え、気分転換にはいいかも…と、今はもっぱら、これ…。
 でも、もっといいクロスがあるはず…と、目を光らせています(笑)
 布との出会いって「タイミング」みたいなところがあって、「テーブルクロス、テーブルクロス…」って探していたら見つかりません。ふと手にした布で「これ、テーブルクロスにいいかも…」と思えたらベストなんですけど。
 布→服には大凡予想もついてイメージも外れないようになったのですが、布→テーブルクロスってまだまだイメージ湧かないというか経験値不足ですね…。いろいろ失敗もしつつも、テーブルクロスと空間の雰囲気づくりのマジックを楽しんでいきたいものです。いやー奥が深い…かも。(20050930)

オコメ礼賛

2005-09-28 | 日々の暮らし.金沢
 9月に入ったら、俄然「食欲の秋」な私でありまして(笑)、とりわけ「お米」が美味しい…と感じる今年の秋(毎年か…) 串揚げやさんで「じゃこめし」。ネパール料理で「サフランライスと白米」。実家に帰って「柿の葉ずし」に「まつたけごはん」。おうちで「玄米」(ごま塩+梅干しとか、のりしょうゆとか)…残念ながら新米ではないけれど、お米というだけでサイコーなのだ!
 それに拍車をかけるように、6月に案山子窯でつくった飯椀が手元に届いて…ちびっとゆがんでいるけれど、なかなか味のある茶碗に仕上がってました。それで、これで食べたいがためのごはん…なんて理由もあって…笑。自分でつくったというのもあるけれど、ろくろを回して、白い釉薬をかけた、この飯椀…ごはんがすごーく美味しそうに見えるのです(自画自賛) 大地でとれたお米に、土から生まれ、火で焼いた器…に盛るって、ものすごーく人間の本能をくすぐるのです。
 最近は、甘いものを食べなくなった代わりに、主食をがっつり頂く主義です。以前なら、甘いものをちょこっとつまむところが、近頃では「ごはん、ごはん♪」「おにぎり・イズ・ベスト」だったりします。で、つくづくオコメは偉いなぁというか、シンプルで飽きがなく、ますます虜に~(笑)(20050928)

下駄ライフ

2005-09-26 | 日々の暮らし.金沢
 さてと、鶴来の白山さんへの道すがら…鶴来といえば、町八家具(婚礼家具で有名)。母「ついでに『町八』って行ってもね…」。(婚礼…には用がないことを暗に含むプレッシャー…)亡くなった祖母の桐ダンスのことなんかを話しつつ…。
 そう、そう、そう、桐といえば、欲しいものがあったことを思い出しました。それは、下駄!
 もう夏も終わりだというのに、去年壊した下駄のことがずーっと心のどこかにひっかかってて、かといって、代わりの下駄を買うわけでもなく…。
 が、白山さん前の特産品センター「くろゆりの里」に行ったとたん…。そうだ、桐!桐の下駄買わなきゃって気になってしまいました。
 お店に並ぶものは、どれも鼻緒がきつく、大足の私には小さく感じられます。お店に居たおじさん(失礼!)に聞いてみると、この下駄やさんに行ってみれば…とのアドバイスを頂き、鶴来のまちなかにある「あわや」さんへ。
 お店に行くと、鼻緒をつける前の、桐の下駄を出して来てくれて、鼻緒も好きなのをつけてくれるという。紺地に白の小花模様のに、赤い鼻緒がついたのを選んで、マイ下駄にオーダーメイドしてもらいました。(下駄には靴のように細かなサイズ設定はなく、鼻緒の長さで若干調整する程度といいます。23.5センチのひとも24.5センチの人も、同じ下駄を履ける…ってすごいことだぁ)
 その後、うれしがりの私は、近所に買い物行くときも、図書館行くときも、ゴミ出しに行くときも、この下駄を履いて…♪ 鼻緒を自分の足のかたちに馴染ませようと…。裸足で出かけるのはギリギリの季節ですが、桐のあたたかみがほんのり伝わってきて、思ったよりも冷たさを感じません。桐の下駄は、軽いのも魅力です。
 下駄=和装の足下=動きづらいというイメージがありましたが、普段着に下駄で動き回ってみると、意外と活動的に回れることに気づきました。(昔の人はみーんな下駄で何でもやっていたことを思えば、それはそうなんだけどね)
 もう少し寒くなったら、裸足ではなくて、五本指ソックスを履いて下駄…もいいかも(笑)(20050926)