goo blog サービス終了のお知らせ 

=HITORIGOTO=旅するココロ

 金沢→能登→東京…暮らしでのこと

普通の牛乳

2010-10-28 | 日々の暮らし.東京
 毎朝が夫がコップに1杯飲むのと、私がミルクティーやカフェオーレに入れる時の牛乳。
 特にこだわりもないので、店頭に並んだいくらかのものから選びます。大抵はいつも決まった銘柄のもの。しいて言うなら、低脂肪乳じゃなくて「牛乳」。成分調整のものか、無調整のものかは、その時々で安いほうで決め…値段が変わらないなら、無調整のものを選びます。
 ごくまれに浮気して、低温殺菌のを買いますが、実はあまり違いが分からなかったりします。ありがたみが分からず、もったいないので、普通に「牛乳」とされているものを選ぶようになります。そんなこんなの繰り返し。
 産地も特にこだわりもなくて、このあたりだと、千葉・埼玉のものが多いかな…といった感じです。北海道のを試飲させてくれる時もあるので、それに浮気してみることもありますが、悲しいかな、これまた、どうしても…という程、違いが分かりません。
 石川に住んでいたころは、農協牛乳が美味しいと信じていました…。いつも行くスーパーにはなぜか農協牛乳がありません。たまに遠くのスーパーに立ち寄ると見かけることもあるのですが、そこまでして買わなくていいかーと思って、いつものスーパーで普通に牛乳です。
 それでも、冬場になると、成分無調整のものがすこぶる美味しく感じられることがあります。脂肪分が高いのでしょう。ミルクティーやカフェオーレにしてもコクがあって美味しいのです。
 なので、特にメーカーも産地もあげられませんが、これからの時期に、これは!という美味しさの牛乳でいれたミルクティー、カフェオーレに偶然出会えることが楽しみです。
 そして、牛が冬に備えて、ちゃーんと脂肪を蓄え準備していることを、牛乳は物語っています。
 そういったものを分けてもらって、人間も冬の身体に近づいていく…これって、ちょっとすごいことだなーって思います。(20101028)

衣替えのこと

2010-10-24 | 日々の暮らし.東京
 今年は、猛暑から急に秋になって、慌ててタンスの中身を入れ替えました。
 半袖などの夏物は、漂白つけおき洗いをしてから、アイロンを当てて、しまうことにしています。天気の良い日をみはからって、洗濯をすませ、アイロンをあてました。
 長袖から半袖に変わる時にも、この作業をしたのですが、半日、1日があっという間です。この作業をする度に、衣服は少数精鋭で…と固く心に誓うのですが、いざ季節を終えてみると、必要最小限+アルファというものはあるものです。
 あと度々着用していたものならいざ知らず、1~2回しか着ていないものも、同じ手間が掛かるので、これって本当に必要だったの?と思いながら、アイロンかけて畳んでいます。
 手間暇かかりますが、季節の変わり目には、ちょうど祝日が多かったりするので、とても助かります。冬ものをしまうのはGW、夏ものをしまうのは9月の後半の祝日あたりから10月の体育の日あたりまでかけて…。秋ものは冬ものへとシフトしていく兼用みたいなものなので、特に設けていませんが、唯一困るのが、春ものをしまうタイミング。ちょうど梅雨どきなのと、祝日なども少ない時期、加えて、個人的には結構忙しい時期と重なっているので、どんなふうに仕舞っていたのか記憶にありません:笑。ジャケットなどはそのまま秋へ持ち越したようなものもあり…冬になる前にちゃんと手入れしよう…っと。
 大変だと思ったら、ぜーんぶクリーニングに持ち込んで、はい終了!でもいいのかなと思いつつ、そんなに沢山持ってる訳でもないし、少しだけだから…とつい自分でやってしまって、毎度大いなる手間暇に後悔しちゃってます。
 そんなことをしながら、衣服に限らず、自分が手入れできる(=責任が持てる)ものだけを持つことって、ある意味理想だなと…。年を重ねてくると、そういうことが結構切実だったりします。
(20101024)

栗三昧

2010-10-10 | 日々の暮らし.東京
 八百屋の店頭で栗を見かけたので、1ネット買いました。茨城・友部産のものでした。そんなに入ってないと思ったのに、茹でようといざお鍋に入れると、お鍋にぎりぎりいっぱい。栗ご飯に加えて、栗の渋皮煮を作ることに。(渋皮を剥くのが面倒に思えたこともあって…)
 まずは全部の栗を軽ーく茹でで、鬼皮をむきました。茹で過ぎると実の部分が柔らかくなって渋皮を剥きにくいので、お湯がぐらっときたら火を止めて。
 で、栗に切れ目を入れて、鬼皮をむきました。鬼皮、茹でてあたたかいうちには簡単に剥けるのですが、数があって、だんだん冷めてくると、底のほうが硬くなってきて…。人手が足りないので、夫も一緒に作業していたのですが…。
 栗ご飯用の栗は、包丁で渋皮を剥きました。結構沢山剥けたので、疲れてきたところで、残りは渋皮煮にすることに。
 渋皮煮は、渋皮だけになったものを、まずは重曹で茹でます。けれど、お掃除用重曹しかなかったので、ベーキングパウダーで代用しました。茹でたら、渋皮の繊維がつるつると剥れました。水で流しながら、きれいに取り除き、次にいよいよ煮つけることに。
 今回は黒砂糖で煮つけてみました。少しお醤油も入れてみました。一度煮込んでみたのですが、まだまだ硬く、試しに食べてみたら、夫が喉につまらせました(冷汗)。なので、琺瑯の鍋に替えて、さらにお砂糖も足してことこと煮込んで、冷めるまで待ちました。(こちらはつまみ食いしたら、美味しかった~)ということで、今週の常備菜、お茶うけに。
 季節、季節に、手間のかかる食べ物があり、それが食卓に季節を告げるのだなぁーということを思いました。手間暇かけた食べ物は、ことのほか愛おしく感じられます。
 春は、タケノコ、蕗、山菜などなどそして苺ジャム。そして梅雨の梅干し、秋には、栗とか干し柿、冬は沢庵、味噌とか…。干し柿や沢庵、味噌は、自分で作ったことはありませんが、今年は梅干しに挑戦して、そろそろ食べ頃。
 さてと、早速夕飯に栗ご飯を頂き、ほんの30分足らずで食べてしまった時には、あっけなさすら感じました。(よーく煮込んだカレーとか、シチューでも同じ思いになることはあります)
 いやはや、栗ご飯は、美味しくて、二人とも大好きなのだけれど、この手間暇を思うと、年に一度が良いかな…と(笑)(20101010)

ピーナツ

2010-10-02 | 日々の暮らし.東京
 最近、私のおやつナンバーワンは、ピーナツ。(ピーナツかピーナッツかどう書くべきか)
 時に会社で小腹がすいた時。一時期は、おやつを常備していたのですが、何がきっかけだったか、ピーナツを食べるようになりました。
 そういえば、以前醤油煎餅をぽりぽりしてたら、部屋には匂いが残るらしく、好まない人もいるかもしれないと思って、煎餅はお土産の類のを頂くにとどめています。それ以来、ピーナツが一番多いです。ピーナツは無臭です:笑
 数粒食べるとすごく腹もちがいいのですよ。
 意外とかさばらないのもいいです。かばんの隅っこにも入るし…。多少荷物に押されても、お菓子のように割れたり、ぐちゃぐちゃになったりすることがないのもいいです。
 封を開けたら、輪ゴムで巻いて閉じておきますが、煎餅おかきの類のように、湿気にくいというのもいいです。日持ちもするし…。
 ピーナツは刺激が強いので痒くなるのではないかとか、カロリー高いし…とか、吹き出物が出やすそうとか、以前はネガティブなイメージばかり持っていましたが、食べてる割には太りもしないし、吹き出物も出ないし、それどころか、便通を約束してくれる優れもの!だということが、だんだんと分かってきました。
 バターピーのこともあれば、薄皮付きのもののこともあるけれど、だいだい100gの袋のが、気がつくと2~3日でなくなっていることも。
 ピーナツこそ頂きますが、そういえば、甘いもの、昔ほど食べなくなりました。この夏は猛暑で食欲が落ちていたこともあったのでしょうね。
 凝り性な面があるので、ピーナツがいいと思ったら、ピーナツ一辺倒な部分もありますが、これから食欲の秋…なんでも美味しく頂きたいものです。(20101002)

カーテンのすそ出し

2010-09-27 | 日々の暮らし.東京
 やろうやろうと思っていた、台所兼ダイニングのカーテンのすそ出しをしました。
 夏の暑さに耐えかね、窓に適当に布をたらして、1カ月。
 ないよりもあったほうがいいことが分かりました。
 そして、もともとあった適当な布ゆえ、寸足らずだったのが、やはりだんだんと気になってきて…。
 片方の布は縦横を反対にして下まで届くようにし、もう一方のは、足りない長さを継ぎ足して縫いました。
 いずれにしろ、間に合わせ感は強いですが、裾までのびたことで、やや落ち着いた雰囲気に。
 下のサッシの枠が見えないことで、ひとつの布の面と、視覚的にとらえているためか、広く感じられるような気がします。
 まだ強風にあおられるほどの風も吹いていないので、束ねることもなく、本当にただ吊るしたまんまの布って感じですが、そんな無造作加減が、我が家には合っているような…。
 夜は、白い布を垂らしていると、反射するためか、同じ電灯でも思いのほか明るく過ごせることも、小さな発見でした。
 壁の一部に布という柔らかい面がある空間に入ると何かに包まれているような気がするのは、私だけでしょうか。
 これから、日もだんだん短くなって、家の中で過ごす時間が増えてきます。
 影絵のように映るサッシの窓枠や、ほんのり色づく夕焼け空を映し出す、白い布カーテンを眺めながら、ぼんやりお茶する時間がささやかな楽しみになるといいなぁ。(20100927)