昨日、息子と二人で本屋に行きました。息子は「ナルト」が欲しいので、本屋に連れて行ってくれということでしたので、本屋に行きました。本屋で30分ほど立ち読みをしていたら、ラグビーマガジンに協会の金野滋理事長(今は、離職されていたのでしょうが、私は金野理事長と憶えている。)が亡くなられたとの訃報が掲載されていました。
金野さんは、幼少の頃、イギリスで生活されていて英語が流暢で、イギリス流のマナーやスピーチ、ジョークが上手くて日本よりも海外での認知度が多いくらいです。特にスピーチは有名で、戦後すぐの代表戦、確か、ニュージーランドかオーストラリアとのテストマッチであったのでしょうが(ちょっと曖昧ですが、確かそうであったと思います。)のアフターファンクションでの有名なスピーチには、日本人関係者だけでなく、相手側の関係者から、拍手喝さいをもらった有名なスピーチを残されています。内容は、金野さんが戦争時代に特攻隊で、その戦争していた相手側とラグビーの試合が出来る幸せ、お互いを思いあえるラグビー精神とかの内容であったと思います。
日本のラグビー界が、海外で評価されているのは、協会での金野さんの人柄によるところが大きいとの記事も昔読んだことがあります。IRBではシギー・金野と呼ばれて親しまれていました。
ご冥福をお祈りします。