まこっちゃんのリフォームまでの軌跡

1人暮らしの我が家のリフォームといろんな事のブログ

音楽とは!43

2008-10-18 20:32:38 | 音楽
エレベーターの中で、私は、

(母ちゃん、心配やったっちゃろうねー?)

しみじみ思いました。
看護師の江○さんは、

「手術室は、地下の二階になります、米○さんは手術は初めてですか?」

私、

「いえ、中学の時に盲腸を切った以来です。」

私の頭の中は、母の心配そうな顔でいっぱいになりました。
看護師さんが、なにがしらか言っている事も、聞き流すだけでした。

(あーこれから、俺は心臓の手術なんだ。)
(失敗したら、この世ともお別れだ。会いたい人にも会えない。)
(やりたい事もやれない。)

(一年前、急性白血病で死んだ、親友もこんな感じであったのだろうか?)
(あー、子供達ともっと遊んでやりたかった。)
(会いたい、子供達に会いたい。)

家族の事を思っていました。

いろいろと、考えた。数分の中で、本当にいろいろとグルグルと頭の中を回りました。

頭の中で、単純な疑問が沸きました。

(俺は、生きたのか?これで人生が終わるとして、後悔しないように生きたのか?)
(本当に、俺の人生が終焉して、これでいいのか?)
(恥かしい生き方では無かったろうか?)

私は、真剣に思いました。手術室に入る数分の間でした。

                        ・・・つづく



音楽とは!42

2008-10-12 18:02:26 | 音楽
この『音楽とは!』シリーズは、2001年の12月の話です。音楽の講釈とか、含蓄とかでは無く、自分の音楽に対するポジションみたいなもんです。

病気の事は、今、病気と闘っている人とかが読んで勇気が沸いてくれたりしたら幸いです。
また、いつか、娘が読んでくれたら、嬉しいんです。ただ、それだけです。

                          それでは、どうぞ!
看護師さん達が、私のベッドをエレベーターまで運んでくれました。

私は、

「重いでしょ?すいません大きな体で・・・。」

看護師の江○さんは、

「大丈夫ですよ、慣れてますから。」

ベッドの脇には、母がいました。

エレベータの前で江○さんが、

「家族の方は、ここまでです。」

私は、

「んならね、かぁちゃん。」

母は、何か言いたそうでした。

私は、

「何なー?しろしか顔ばしてからくさ?」

母は、何も言いませんでした。

看護師さん達は、ベッドから5~7mくらい離れて、静かに私達親子を見守っていました。

私は、

「もう、帰っとって良かばい。」

母は、まだ何も言いません。黙っています。私は、

「あー、母ちゃん、もし、手術が失敗してからくさ、ダメやった時は、子供たちの事ば頼んどくばい!」

「それと、失敗したっちゃー、誰も恨んだりせん事ね。」

母は、黙ってうんうんとうなづくだけでした。

しばらくの沈黙の後、江○さんが、

「そろそろよろしいですか?」

私は、

「もう、いいばい。母ちゃん、帰っとって。んならね!」

母は、ベッドから離れようとはしませんでした。

私は、

「ほら、看護師さん達が、待っとうしゃーけんが・・・帰っとき。」

母は、まだ黙っていました。私はしばらくして、

「母ちゃん、あのね、二人でパリとロンドンの旅行は楽しかったよ。」
「生んでくれて有難うね。んじゃ!」

母は、今まで何も言わなかったのですが、その言葉を聴いて口火を切ったように、

「この子は、・・・・・この子は小さい時から痛いって言わん。痛がらんとです。」
「だけんが、看護婦さん、よろしくお願いしときます。」

江○さんは、

「解りました。ではよろしいでしょうか?」

私は、

「んな、大げさな・・・ははは。そえん心配しなんな!」
「良いですよ、行きましょう。」

そして、私はエレベーターに乗りました。

                         ・・・つづく







音楽とは!41

2008-10-03 12:02:52 | 音楽
とうとう手術です!

                  それでは、どうぞ!
手術の日、また看護師さんに私のチン○に管をさされました。
綺麗な看護婦さんでした。恥ずかしかったー。

私は、看護師さんに、

「こんな、若くて綺麗な看護師さんに触られてると、大きくなっちゃう人もいるんじゃないですか?」

と、冗談を言うと、看護師さんは、

「ええ、たまにいらっしゃいますよ。」

私、

「そうやろうねー、貴方は格別セクシーやもん。」

と、ミョーな納得をしている間もなく、激痛が走りました。

「もー、これが一番好かん!メチャクチャ痛い。」

心の中で、

(なんで、こんなに痛い目にあわなーいかんとかいな?別の方法はないとや?)
(今度は、絶対に手術ば拒否しちゃー!)

とか、くだらない事を考えていました。

セクシーな看護師さんは、一言も言わずに処置を行い、私達は、大部屋へと戻りました。

大部屋では、老人が、私の母と話していました。

看護師さんは、

「それでは、後ほど呼びにきますので。」

看護師さんは、出て行きました。

一時間ほど、ベッドで休んでいると、

「米○さーん!手術ですー!」

と明るい声が聞こえました。看護師さんの江○さんでした。
私は、

「あれっ、江○さんが担当なんですか?○○さんやないと?」

江○さんは、

「午後からは、私の担当なんで手術の時は、私がついていますんで。」

私は、安心しました。
そして、手術室へと向かいました。

                             ・・・つづく




俺んち!

2008-10-02 21:38:40 | 音楽
俺んちには、いろんな思い入れがある。

親友やMっつぁんやら。

実は、オイラの親友と幼馴染のMっぁんは、大の仲良しでゴルフとかも一緒に回りよったらしいんです。

んで、親友とMっつぁんの画像です。



上は、親友から新築祝いでもらったラッセンのイルカで、

お次は、

Mっつぁんの追悼ライブのポスターです。



この、二つが私の家のリビングに飾られています。額縁に入れたばい!

二人とも仲が良かった。いいヤツやった!本当に!涙が出るばい!