息子が泊まりに来ていました。ラグビーの練習をして、ワールドカップと「ロッキー」のDVDを見て、一緒にご飯を食べたりしました。
今日は、筋肉痛バリバリです。（笑）
写真を渡された私は、
（あんなに小さかったのに、大きくなったなー！一生懸命考えて手紙を書いてくれたのだろう。・・・）
そんな事を考えてボーッとしていたら、妹が、
「そろそろ、病院を出ないと・・・」
と言ったので、
「どこかに、宿ば取っとーと？」
母は、
「私だけ、3日くらいおるけん。○美は帰るとよ。今日。」
妹、
「ごめんね、兄ちゃん。子供たちがおるけん。」
私、
「あっ！そうたい。すまんやったねー、子供のおるとい、こえん遠か所い。」
私は、またまたすまないと思い。福井の事や会社の事などを少しだけ話しました。
妹と母は病院を後にしました。
一人きりになり、ベッドの上で子供たちの事を考えていました。別れた子供達の為に、お金を稼ぎに来たのに、病気で倒れるなんて・・・この事が私に重くのしかかりました。
いったい、入院費用はいくら掛かるのだろうか？
物事をあまり深く考える方の人間ではない私は、この入院期間に、いろんな事を考えたのでした。
（今後の治療はどうなるのであろうか？）
（この先、私はどうなるのであろうか？）
（病気は何なのか？）
（仕事をして稼ぐ事は出来るのか？）
（子供達に会いたい。絶対に会う！）
など、やはり家族に関してのことが大半でした。
翌日、私は面会謝絶の部屋から大部屋へと移されました。
（何か意味があったとかいな？面会謝絶？）
・・・・・つづく
