娘のパン 息子の天津飯

　比較的穏やかな陽気の日曜日。　午前中買い物に出かけ、ちっちゃなカーペットを購入。
　５０ｃｍ四方程の広さのカーペット。　僕専用パイプ椅子の下へ敷く為の物。

　椅子を置いてある床が傷だらけになってしまったのだ。　

　買ったばかりのカーペットを敷き、早速椅子に座る。
　横には子供が座るピアノの椅子。
　快適快適。
　子供達は迷惑かも知れないけど。　

　昼食後娘のコメパンを初めて稼働。
　サンタさんから貰ってから既に３ヶ月。　御飯を使ってパンが作れると言う優れもの。
　しかし、昨日炊飯器を空っぽにしてしまったので、初っ端は小麦粉のみで挑戦。

　器具自体はミキシングのみで、残りの工程は僕のパン作りと全く同じ。
　娘は楽しみながらミキシング。　発酵して成型して二次発酵して焼成。

　ふわふわの丸パン。　おやつに食べてみると　・　・　・　結構おいしかったです。
　あんなミキシングでもふんわりするもんなのね。

　続いて僕もパン作りに取り掛かる。
　二次発酵中に庭の苺を移そうと外に出ると　・　・　・　苺の花が咲いていた。　

　ハナニラの青と苺のピンク。　庭が一気に華やかになりました。　

　　

　今日の夕飯も息子に手伝ってもらった。

　材料を炒め、冷ました後は卵と混ぜて中華鍋に投入。

　天津飯の出来上がり。

　自分で作っただけあって、苦手な海老も美味しく食べられたようです。

　　

　苦手克服には、自分で料理するのが一番なのかな。

　　

　

　　

　

炎の料理人達！！（まだ見習い）

　先日の息子の一件。
　妻と話をしたけど、僕たち親にもその責任は少なからずある。

　少し我慢させ過ぎたのかもしれない。　欲しいものを買って与え、望むとおり外食をさせて　・　・　・　とは全く縁遠い生活だったからかな。　まぁ、経済上の理由からそれは今後も出来ないけどさ。

　せめて自分で貯めたお小遣いくらいは自由に使わせてあげよう。　それで喜ぶのもガッカリするのも、これまた勉強だもんね。

　　　

　ここのところ、子供達と触れ合うのは

　①　ピアノの練習

　②　食後の大貧民

　③　風呂　　　　　　　　　　　くらいしかなかった。

　まぁ、ピアノの練習はこれからも横に座ってしっかりと見させてもらうけど。

　　

　娘と妻がチアダンス教室に行っている間、僕と息子はお昼寝。

　昼寝の後居間に下りてくると、食卓の上に手袋が置いてあった。

　一体、何をお願いされたんだろう？

　　

　　　

　夜。　妻は合コン。
　公民館で育成会の役員と町の役員の会議＆懇親会。　３０～４０代と６０～７０代の合コン。

　　　　　　

　そんな訳で、晩飯を親子３人がかりで作ることにした。　

　

　幸い息子も娘も料理に興味があるようなので、台所で親子の触れ合いだ。　

　勿論怒号は飛びません。　優し～く、優し～く。

　　　　

　子供達の活躍のおかげで、 “ 温玉 ｏｎ ｔｈｅ ジャージャー飯 ” の出来上がり。

　

　いつもは４人で２合のご飯を３人で食べきった。

　娘の大食漢ぶりにビックリしました。

　妻がいないので、娘の髪の毛を乾かすのは息子。

　『 ドライヤーが重たいよ！！ 』

　そりゃぁ、妹の髪の毛多いですからねぇ。

　でも、ドライヤーは照準合わせなくていいよ。　

　ビームライフルじゃぁないぞ！！　　

　

　妹思いの普段の息子に戻ってくれて、お父さん嬉しいです。

　　　

　

　　

　

息子のこと

　昨日の出来事。

　息子を激しく叩いた。

　今日になっても、両側の頬が真っ赤に腫れているほどに叩いた。

　　　

　直接友達や他の人に危害を加えたり、何かをした訳ではないけど、絶対にやってはいけない事をした。

　情けなくなりつい手が出てしまった。

　目の前で親が頭を下げるのを見て、何かを感じてくれたはずだと、信じている。

　　　

　お墓参りを済ませ、実家へ行きおはぎ作り。

　

　眠くなりついウトウトしてしまい、目を覚ますと母と妻と息子と娘は既におはぎを作り終わっていた。　　

　夕方妻の実家に行き、子供達が作ったおはぎのおすそ分け。

　御仏壇のお義母さんにおはぎを備えた。　息子の心には、何が過っただろう。

　『 だれも見ていなくても、天国のお祖母ちゃんは見ているんだよ。　お前を見てお祖母ちゃんは何を思うかね。 』 と息子を諭した。

　　　　

　妻の実家に行く前に庭を見ると、一輪のハナニラが咲いていた。

　心が洗われるような、とても綺麗な色だ。　　

　　　　　

　親は、子供を諦めることも見捨てる事も出来ない。

　勿論しようとも思わない。

　　　　

　　　

　昔父親がどんな気持ちで僕の頬を殴ったか、やっと分かるようになりました。

　　

　　

　

お義父さんのキャベツ

　昨日、娘がチアダンス教室の間、妻の実家にお邪魔しました。

　勤務のため妻抜きで。

　　

　息子は１時間ちょっと、お義父さんからみっちりと国語を教わった。

　帰りがけにお義父さんが作ったキャベツをいただきました。
　昨日の頭の中は鯖で占領されていたので、早速今夜調理。

　　　

　カマーズの練習の間に妻が数枚洗っておいてくれた。

　　　　　

　今夜の男飯。

　回鍋肉で、たっぷりとキャベツをいただきました。

　葉に厚みがあり、甘かったです。

　　

　御馳走様でした。

　　

　作った人の顔が見える食べ物って、本当に贅沢です。

　　

　

卒業式

　　

　我が家の子供達では無いですが、今日は小学校の卒業式。

　向かいのお姉ちゃん、祝ご卒業。

　小学校に入学した頃から子供達と遊んでもらっていたので、なんだかとても不思議な感じです。

　

　そんな訳で、子供達は学校へ。　妻は仕事へ。

　さて。
　残された僕は何をしようか？
　とりあえず買い物へ。

　帰宅後、まだ息子が弾いていない３つの課題曲をさらってみた。　
　つっかえつっかえ音がさらえるようになるまで３時間。
　今の小学生の弾く曲は難しい。
　僕が同い年の頃は・・・弾けないよこんな曲。

　ひととおりさらって昼飯の準備。　
　午後は娘のチアダンス教室があるので、子供達が帰ってきたらすぐに食べられるようにサンドウィッチ。

　ポテトサラダを作り、甘いのも欲しかったのでチョコレートを湯煎してパンに塗る。
　お腹を空かせて帰って来た息子と娘。　

　予想通り喜んでくれました。

　『 パンもサラダもチョコも全部手作りだ。 』 と息子は騒いでいたけど
　お父さん、チョコは作れないぞ。　ただ溶かしただけだ。

　　

　夕方、息子と一緒に新譜に挑戦。　やはり・・・僕より上達が早い。　
　ただ、すぐにその場しのぎの運指をしようとするのはいただけないぞ。　

　続いて娘の課題曲も一緒に音をさらう。
　晩飯の準備のため、途中から親父代理＝息子に見てもらった。

　妹の間違いを指摘しているけど、君も同じ間違いしているぞ！！

　　

　さて、晩飯。
　なぜだかここ数日無性に食べたくてたまらなかったので、今夜のメニューは鯖。

　鯖の炊込み御飯と鯖のつみれ汁。

 

　土鍋の蓋を開けた瞬間 『 え゛っ、　魚が入っているの！！ 』 　驚く息子。
　鯖のつみれを作っていたので、てっきりお鍋だと思っていたらしい。
　予想通りの反応でした。

　分かりやすい性格だなぁ。

　　

　　　

　来年は息子が卒業か。

　息子の通う小学校は二つの中学校に分かれてしまう。

　　

　残された１年間。

　友達とたっぷり思い出を作ってほしいもんです。