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トゥルーデは俺の嫁(trudebraut)のチラ裏blog

ポートフォリオ兼チラシの裏blogです。
ひっそりと活動していましたが、お仕事を呼び込むために浮上しました。

【スマートフォン】AQUOS wish2 SH-51C レビュー【docomo版】

2023年04月19日 08時03分05秒 | レビュー

◆AQUOS wish2のザックリレビュー

 

・一番気になる点『通知ランプが無い

まぁwish2に限らず同価格帯の『arrows We F-51B』も無いので、AQUOS wish2だけの致命的弱点では無し。

 A. 頻繁にスマホの内容をチェックする人なら、通知の内容も見たいだろうからそれほど不便では無い。 

 B. 通知ランプを見てチェックする人だと不便 

 C. 通知ランプが点灯していても場合によっては放置し、気が向いたときチェックしたい人にはそれほど不便では無い。(私がコレ) 

 そんな私でも『感覚的に不便だ』とは感じるが標準のランチャーを使用したり、常用ランチャーなどの設定を変更し新規通知の有無やその数を知らせる『バッジ』の設定を有効にすれば、許容できる範囲ではある。 

ただ通知ランプが無いと言うことは下の画像の様に、充電ケーブルを繋いでも画面を消した状態では充電の状態が判別出来ないのだ。

 A. こまめにACアダプタやモバイルバッテリーなどで充電する人には問題ない。 

 B. バッテリー量を気にせず、ランプが赤く点灯したりするのを頼りにする人だと困る。(私がコレ) 

 C. スマホを余りチェックせず、電源が切れたら切れたで充電すれば良いだけという人なら困らない。 

ただ通知ランプの色で充電完了を知ることが出来ないのは、いずれの人にも不便だと思う。 

 

・その他良い点悪い点

CPUは2.2GHz+1.8GHz の8コアでこれは良い方で、価格から考えればかなり良い部類。
(arrows We F-51Bは、2.0GHz+1.8GHzの8コア)

ROM64GB、RAM4GBは、普段使いには十分な量。
(1~2世代前のミドルレベルで、arrows We F-51Bも同容量)

バッテリー容量は3,730mAhとこの価格帯でも少なめ
(arrows We F-51Bは、4,000mAh)

OSアップデートに発売から2年間対応しており、既にAndroid13へのアップデートも可能になっている。
wish2はCPUスペックの割りにスクロールが遅いというレビューもあったが、13で改善された…らしい?
(arrows We F-51Bの仕様表にはOSアップデートに関する表記は無いが、Android13へはdocomo公式では提供可能とのこと)

ケースは旧wishのものが使い回せるので、選択肢は豊富。

プラスチックベースの筐体なのでやや安っぽく放熱性に欠ける…がケースに入れたりカバーをつけるならどちらも関係なくなる。

カメラは良くもなく悪くもなく、インカメラは800万画素とarrows We F-51Bの500万画素を上回っている
F値の差は…好みの問題程度の違い。
でもF-51BのアウトカメラはF値を2段階選択出来る…1眼レフに比べたら誤差程度だけど。

防水はIPX5/IPX7防塵はIP6Xなので、F-51BのIPX5/IPX8&IP6Xより防水性能で少し劣る。
(なんでIP67とかIP68って書かないんだろう?)

 

・貼れる液晶保護フィルムのサイズ

貼れる汎用液晶保護フィルムは『縦13.8cm×横6.5cm』が最大。 

実際に貼ったのはセリアで売っていた、以下のガラスフィルム。 

切れるタイプのフィルムだったら、縦横1mm程度大きくても、縦か横を適当に切れば収まるけれど 

外のフレームの関係で切断が難しいガラスフィルムだと、四隅の角がギリギリ当たらない限界のサイズなので上記のサイズ以下でないと貼れない。 

上の物だとインカメラレンズに被るので、セルフィーの画質をとことんまで追求したい人にはオススメできない。

 

私は『AQUOS wish2』と『arrows We』を比較して、最終的にwish2を選んだ。

防水はそこまで重視していないし、バッテリー容量よりもサクサク動く快適性を重視したからだ。

ゲームはしないし、まめに通知のチェックしない(せいぜいDiscordぐらい)…なので今後もバージョンアップに対応出来る可能性が有り、1000円安くてチップセット性能が上の機種を選んだという訳だ。

 


◆詳細レビュー

上のレビューにない点などを細かく解説していきます。

付属品は以下に書かれているとおり、本当に必要最小限ものしか付いてきません。

 

データ移行用の『クイックスイッチアダプター』をつけてくれるのは良心的だと思います。

これでセットアップ時にUSBケーブルで旧機種と接続すると、Androidならフォルダ内のファイルも一緒に新機種へコピーしてくれます。
(iPhoneも以降可能らしいですがファイルがどうなるかまでは不明です)

マニュアルっぽい物が付いていますが、あくまで『クイックスタートガイド』であって説明書ではありません。

これはあくまで『SIMを入れて、前の機種からデータをコピーし、電話を出来るようにするまでの手順書』です。

これ以外に説明書とかは付いてこず、使用方法を紙のマニュアルで参照しながら操作することは出来ません。

画像に表記があるとおり、端末内の取扱説明書を参照するか、PDFファイルを印刷して使いましょう…という最低限スキルのある人向けのスマートフォンです。

 

この『AQUOS wish2 SH-51C』の比較対象に持ち出した『arrows We F-51B』も、キャリア新品定価は22,000円と同額です。

新古品はSH-51Cが新古品(通電動作確認のみの実質新品)が12,000~14,000円、F-51Bが13,000~15000円SH-51の方が千円ぐらい安いです。(※2023年4月19日現在)

内蔵ストレージはどちらも64GB、メモリは4GBでYouTubeで動画を見たり、ちょっとした調べものをする程度ならサクサク動きます。

なんなら軽いゲーム程度なら十分遊べ、どちらもmicroSDカードの1TBに対応しています。

値段が安いとおり質感も安っぽいのですが、チップセットは『Snapdragon 695 5G 2.2GHz+1.8GHzの8コア』でAntutu v9の総合スコアで40万弱です。

ちなみにF-51Bが『Snapdragon 480 5G 2.0GHz+1.8GHzの8コア』Antutu v8の総合スコアで30万弱です。

Antutu v9のスコアが高くなる傾向である事を差し引くと、実質SH-51Cは36万、F-51Bが29万ぐらいの数値になりますね。

SH-51Cなら重めのゲームも、ギリギリ遊べる感じじゃないでしょうか?

チップセットだけ見てもかなりコストパフォーマンスは高いと思います。

 

・実際に使ってみた感想

メモリ4GBは以前使っていた『g08』(Wiko PrimeのOEM品)と同じなのですが、Android12または13のお陰か複数アプリを起動したときの内容の保持率は、前機種より遙かに上でした。 

通知ランプが無いのは確かに不便なのですが、充電ケーブルを繋げば以下の様に現在バッテリー量も表示されますし、私の用途なら現時点では(不便だとは感じていますが)著しく困るという程ではありません。

指紋認証もg08よりはるかに認識率が高いですし、Googleアシスタント呼び出しボタンもあり、Wi-Fi5(ac)に対応しているのでg08とは雲泥の差のダウンロード速度でネット閲覧も快適です。

g08のOSが古すぎて非対応アプリが増えてきて乗り換えたのですが、楽天市場で11,000円程度で買え、この性能には非常に満足しています。

 

えっ?カメラについて語ってないですって?

私の用途(メモ用or猫記録用)だと十分綺麗に撮れるとしか判断しようがないので…そもそもg08の時点でも十分綺麗だと思っていたんですよ。

上がg08

下がwish2

私はスマホカメラの出来の半分はアプリによるUIや機能次第だと思っていますので、物理的な画素数が充分ある現状あとは良いアプリに巡り会えるかどうかではないでしょうか?

ちなみに私は『ProCam X』(無料版のLiteあり)を使っています。

モード切替が常時表示され、ワンタップで切り替え出来て、深い階層メニューを呼び出す必要がないのでお手軽です。


 

以下アフィリエイトです。

楽天市場(価格は2023年4月19日時点の物)

 

Amazon(参考価格11,500円 同上)


【オススメできる?】骨伝導イヤホン『ELIBOM BC01』レビュー【中華無線イヤホン】

2022年11月16日 07時18分06秒 | レビュー

◆『ELIBOM BC01』レビュー

前回レビューした『9 DIGITAL Lite』同様、耳を塞いだり振動面をあごに当てて音が聞こえるので、こちらもなんちゃって骨伝導イヤホンではないと言いたいのだが音漏れ量が大きいので振動で聞こえているのか、漏れた音が聞こえているのか判断に迷う
普通に装着して耳を塞いでも、前回の9 DIGITAL Liteほど聞こえてくる音の大きさがさほど変わらない点が気になる…まぁ一応骨伝導イヤホンだとは思う。

仕様は説明書とAmazon表記で異なっていた。

  • 説明書
    10日のスタンバイ、8時間再生可、充電は要1.5時間。
  • Amazon
    約6日(150時間)のスタンバイ、電話音楽共に9時間再生可、充電は要2時間。
  • 実計測
    音量最大でほぼ10時間(実測9時間57分)の音楽再生可、充電は要2時間(同1時間56分)。
    スタンバイは調べていないが、この事実から7~10日ぐらいだと予想した。

音質は前回の9 DITIGAL Liteよりは良いように感じた。
ただ低音はともかく、高音が良く聞こえるのは音漏れが原因で、シャカシャカ音が直接耳に届いているだけのような気もする。

音漏れは9 DIGITALと比較して明らかに多く最大音量も大きいので音量を最大にすると体感で2~3倍は音漏れしているように感じた。
逆に最大音量が大きいおかげで、外音に弱い骨伝導イヤホンでも音量を大きくして強引に聞き取れるように出来る…というのはメリットかもしれない。

あとこちらは一応箱に技適マークが付いており、番号を調べてみたが偽装の可能性は低そうだった。

また説明書には記載されていないが、接続した端末の履歴を複数記憶できる『マルチペアリング』に対応していた。
(当環境で4台まで確認済み)

  • 約10時間の音楽再生が可能でバッテリー容量は(この価格帯では)多め
  • 音質は9DIGITALより良い(AAC対応)
  • マルチペアリング対応
  • 最大音量が大きい
  • 一応技適認証あり

と、音漏れが大きい以外は『9 DIGITAL Lite』よりオススメできる製品となっている。

ただ通常6000~7000円程度で売られているが、そこまでの価値があるかと言われると微妙な気がする。

上記のようにクーポンやセールでしばしば4000円程度に値下がりするので、その価格帯なら買って損はないと思われる。


◆『ELIBOM BC01』のあら探しレビュー

音漏れのおかげか高音もすこし多めに、低音は9 DIGITAL Liteの様にバスドラムとスネアドラムとタムの区別がつきにくいという程ではないです。
最大音量と音漏れはこちらの方が大きいが音量を上げれば、車の多い国道沿いを散歩した時でも音が聞こえたのは便利ですね。
音漏れを気にする必要がある場所や人が多い公共交通機関などでは厳しいですが、うるさい環境でもそれなりに使える点は重宝します。

ブランドサイトは前回同様見つかりませんでしたが『ELIBOM』という商標を、スマートフォン界隈である程度実績のあるZ.T.S Internationalが音響ブランドとして取得したという所までは判明しました。
バックグラウンドがハッキリしている点は9 DIGITALよりマシでしょうか?

コーデックはSBCとAACに対応していますが、AACにすると遅延が倍ぐらいになります。(SBC 0.085秒→AAC 0.16~0.20秒ぐらい?)
計測はこの動画の目測です。
AACを必要とするほど出力側の音質は良くないので、AACに対応するよりも遅延の少ないapt-Xかapt-X LLに対応していて欲しかったですね。

購入直前に軽く調べたところ、YouTubeのレビュー動画にて技適マークが確認できたので本品を購入しましたが、開封後イヤホン本体にはマークが無いのに気付いてちょっと調べましたが、やっぱり本体に表記がないのは厳密に言うと駄目っぽいですね。

まぁここで調べた限り取得事業者も箱の会社名義も『Z.T.S INTERNATIONAL INDUSTRIAL CO., LIMITED』となっており取得年月も令和4年9月と、このBC01の初期レビューの頃と一致しており、番号偽装の可能性は低いので…大きな声では言えませんが黙認できるレベルでしょうか?

マルチペアリングについては少なくとも4台まで覚えてくれるのを確認できましたが、マルチポイント機能はありませんでした。

付属ポーチ(スポーツアームバッグ)はYouTubeの動画で見た時より、実物の方がマシに見えました。

縫製はいつものチャイナクオリティですが、ジッパーはまともで太めのしっかりしたマジックテープバンドや下部に有線イヤホン用の穴もあり、それなりに実用的に仕上がっています。

ステレオ感に関しては前回同様『パーカッションが左にあってコントラバスとか低音の楽器が右にあって…』程度であれば、容易に聞き分けられるので問題ありません。
人によってはモノラルに感じるという感想もあるようですが、少なくとも私が聞くかぎりでは左右に振ってある音色や歌声の位置の区別がつかないということはありませんでした。
ただDTMの味付けでPanにより左右交互に音色や歌声が振られる場合など、仕様上どうしても左右の音が混じる点で普通のイヤホンで聴くよりインパクトは小さめになります。
また同様に音色が左から右へ流れるように移ったり、バイノーラル録音で自分を中心に音源が一周するような『音場が移動するような音の再現』は難しいようです。

あと難癖をつけるとしたら充電や電源ON時に付くLEDが、一般的な(もしくはくっそ安い)ワイヤレスイヤホンなどと比べても見えづらいことぐらいですね。

私はBC01を運良く1900円で買えましたし、一応技適認証通っているということでこれで我慢することにしますが、根気よくさがせば4500円前後で本体に偽装していない技適マークが有り、マルチポイントあるいはapt-Xに対応している骨伝導イヤホンもありそうなんですよね…。

色々ケチは付けましたが、4000~6000円の価格帯における骨伝導イヤホンとしては悪い物ではないように思いましたので、Amazonのレビューは4000円強の骨伝導イヤホンであると想定した上で☆4つの評価としました。

ただ製品として細かく気になる点は存在しますし、より高音質を求める人はShokzやbocoの製品を買えばいいと思いますが、その後色々調べてみたところ骨伝導である以上低音の弱さとステレオ感が弱まるのはどうしようもないようです。
特にステレオ感に関しては従来の骨伝導イヤホンでは頭の中の骨を伝って左右の音が混じってしまうので、例え高価で高音質を謳うShokzなどの骨伝導イヤホンを購入しても避けられない問題です。

ただそれらの問題を克服した『軟骨伝導イヤホン』という物も存在するらしいのです。
それがaudio-technica(オーディオテクニカ)から出ているATH-CC500BTで、通常の骨伝導とは異なり左右の軟骨に振動で音を伝えるため、頭骨で左右の音が混じることなく鼓膜に音が伝わるので、ステレオ感が失われず低音も従来の骨伝導イヤホンに比べるとしっかり聞こえると謳われています。

残念ながら今は手が届きそうにないですし、どの程度従来のイヤホンに近づいた音質を得られるかまでは確証は持てませんが、興味があるようでしたらこのリンクから簡易レビュー記事をご覧になられてはいかがでしょうか?
『出力先をスピーカーから軟骨伝導イヤホンに切り替えてもしばらく気付かなかった』と書いてあることが真実ならば、なかなかのものだと期待できます。

そんな訳でこの軟骨伝導イヤホンならばShokzやbocoの上位モデルよりは安価に、今までに無い高音質の骨伝導イヤホンを手に入れることが出来るわけですから、レビュワーとしては今回の『ELIBOM BC01』よりも上記audio-technicaの『ATH-CC500BT』をお薦めします。

マルチポイントにも対応し、音質は本格高級骨伝導イヤホンの老舗Shokzなどより期待でき、apt-Xやapt-X HDにも対応、再生時間は20時間(これは日本メーカーだから最大音量だと2~3割減かな?)、技適マークも間違いなく付いているでしょうから、16000円程度出せるのであれば絶対にこちらがオススメです。


◆オマケ

そういえばELIBOM BC01の保証期間は、説明書に記載されたメールアドレスにシリアルナンバーAmazonの注文番号を送ることでさらに+2年、最大3年間の保証になります。
ちなみに問い合わせは日本語でも英語でも良いようです。
最大3年間保証すると明言している中華ブランドはあまり聞いたことがないので、これはELIBOM BC01の特筆すべきメリットであると言えるでしょう。
3年後にもELIBOMブランドが残っていればの話ですが。

なお筆者も登録し延長保証を約束してもらえましたが、ついでにAmazonで『評価の☆を5つにして欲しい』とサクラレビューを依頼されました。

私は自身のプロフィールに『絶対サクラレビューはしないよ?依頼されたらその旨を書くからね?』と記しているので、blog、Amazonレビュー共に宣言通り公表することにしました。

依頼されなくても☆4つで一応褒める内容だったのに、サクラレビューを依頼したばっかりに台無しになりましたね。


【オススメしない】骨伝導イヤホン『9 DIGITAL Lite』レビュー【中華無線イヤホン】

2022年11月14日 17時31分09秒 | レビュー

◆安価骨伝導イヤホン『9 DIGITAL Lite』のレビュー

まず前提として、骨伝導イヤホンと普通のイヤホンの違い

  • 耳の穴を塞がないので遮音性が全くない(≒うるさい場所では使い物にならない)
  • どうやっても音漏れする(機種によって大小はある)
  • 音がこもりがち、かつ低音の再現性が悪い
  • 個人差はあるが骨を伝って音が混じるのでステレオを感じにくい(≒バイノーラル録音などによる音場の再現性が低い)

これらは骨伝導である以上、仕組み上ほぼ避けられないと思って欲しい。

レビューはそれらを踏まえて購入した私の視点による物となる。

『9 DIGITAL Lite』という名前だが、ブランドが『9 DIGITAL』で型番が『Lite』なのか?

一応なんちゃって骨伝導イヤホンではない。

初めての骨伝導イヤホンだが想像していたよりは音は悪くない。
こもりがあるのを差し引いて500~980円ぐらいの有線オーバーイヤーヘッドホンぐらい、500円ぐらいのカナルイヤホンには負ける。

仕様では音楽再生6時間、充電に2時間となっていて、実際は音量最大で音楽再生6.5時間、充電に1.5時間、通話時間と待機可能(スタンバイ)時間は未計測。
再生時間、充電時間などは一応仕様通りだが、スタンバイ20日(480時間)は体感的にはあり得ないと思う。

振動する部分がほぼ体に触れる部分の面だけで、横面が振動しない分音漏れは弱め
ただこれは最大音量が小さい事も要因の一つにあるので、電車の中などうるさい環境では使い物にならないと思われる。

技適マークが無いので法律上日本で使えない。

うん、最後のが一番致命的だ。

なので私はちゃんと技適マークがある骨伝導イヤホンを買い直す事にした。

 


◆『9 DIGITAL Lite』はなぜオススメできないか?その詳細

売値は5000円でしたが一時期2500円ぐらいで買えたのでその値段で考えれば悪くない品でしたが、技適マークが無いので日本では使えません。
レビュー終わり。

…ではあんまりなので、一応補足しておきます。

まず説明書に記載の公式サイトが『403 Forbidden』となっており、製品に対する詳細な情報(正しい仕様やブランドサイトの規模や傾向)を見る事が出来ません。
またサイトのドメインを利用しているE-mailアドレスも、十中八九機能しないだろうと思われるのでサポートはAmazon経由頼みとなります。

骨伝導イヤホンはこれが初めてでしたが、(セール時の価格帯から)想定していたよりは音は良いと感じましたね。
そもそも音が曇って聞こえるだとか音質がクソっていう感想は、骨伝導の仕組みを考えたら普通のイヤホンには勝てっこないのでレビューに書くのは的外れでしょう。

だって側頭部の骨に振動を伝えることで音を伝える仕組みだけれど、骨に直接振動が伝わる訳じゃなく柔らかい外皮ごしなんだから音がくぐもって当たり前です。

振動は結構しっかりしており、固いテーブルなど振動が伝わりやすい物の上に置くと音が大きくなって聞こえました。
なんだったら紙コップの底に振動部分を当てれば、紙コップが簡易的なスピーカー代わりになってくれます。
紙コップでも100均で買える電源不要の(アンプの無い)パッシブスピーカーよりはちゃんと音が聞こえる…感じがする程度には振動を感じます。
装着して自分の耳を塞げば遮音性が高まり音が良く聞こえるようになったり、あごに当てて耳を塞ぐと同様に音が聞こえたり等、一応骨伝導であることを名乗って問題ないとは思います。
まぁ高い骨伝導イヤホンを使った事がないので、それとどこまで違うかまでは分かりませんが、ドライバーから音が漏れてそれが耳の穴に入る事で音が聞こえるだけの『えせ骨伝導イヤホン』でなかったのは確かです。

ちなみに音量最大でも音漏れは少なく、他人の頭部が恋人並みに自分のそばになければ感じないレベルです。

その後別の骨伝導イヤホンを購入したのですがそれと比べたら、この品はちゃんとした骨伝導イヤホンであるという以外は、2500円相応の品だと思います。
定価の5000円の価値は無いですね。
中華骨伝導とはいえ、ちゃんと技適マークの入っている4000円台の品物がAmazonで簡単に見つかりますし。
(まぁ技適番号偽装の品もありそうですが…)

言うまでもなく音を伝える仕組みが通常のイヤホンやヘッドホンと違い高音質にしづらい骨伝導イヤホンで、どうしても一定以上の音質を望むのなら骨伝導イヤホンに於いて一定の評価がある『Shokz (旧AfterShokz)』や『boco』のとか買った方が良いでしょうね。
安いのは1万円台からあるようですが『Shokz OpenComm』なんか2万円前後するらしいですし、それでも骨伝導という仕組みである事、遮音性が無い点でどうやっても限界はあるので過度な期待は禁物です。

その他機能については複数の接続機器を記憶する『マルチペアリング』や、スマホとタブレットに同時に接続できるような『マルチポイント』には非対応でした。
通常売価が5000円を超えることを考えたら2~3台程度のマルチペアリング機能か、タブレットとスマホに同時接続可能なマルチポイント機能は欲しかったですね。


通話を8時間というのは計れませんでしたが、音楽の再生時間や充電に掛かる時間などを計測した限りでは概ね説明書通りでした。
でも箱や説明書にある『20日のスタンバイ可』ってのはさすがに嘘だと思いますわ。
付属の耳栓を付けることで遮音性が生まれ、うるさい環境でも音楽を聞くことはできますが、こもりが大きくなって音質が低下しました。
外の音が聞こえるように骨伝導イヤホンを使いたい人が大半でしょうから、耳栓を使用するのはその意図に反する最終手段だと思って使いましょう。

私の体感ですが掃除機をかける時に、各イヤホン&ヘッドホンで聞き取れる具合(≒遮音性)は以下のような感じですね。
ノイズキャンセリング付カナル>耳栓有り骨伝導>普通のカナル>オーバーイヤーヘッドホン>オンイヤーヘッドホン>>>耳栓無し骨伝導
遮音性はカナルより本品付属の耳栓の方が良いのですが、ノイキャンとカナルの組み合わせならある程度音質を保ったまま小さな音量で聞ける点が最高でした。
なので音質が落ちるのが分かっていて『耳栓をしてまで掃除機を掛ける時に音楽を聞きたいか?』と問われると答えはNoです。
骨伝導イヤホンを買ったのは、あくまで『外の音をしっかり聞きながら音楽やラジオをながら聞きする』ためなのですから。
実際に散歩する時や天ぷら揚げる時は便利に使えてますよ?

ここまで9 DIGITAL Liteのレビューを書いてはみましたが、私同様に半額の2,500円で買えるとしても、技適も間違いなく通っていて、なおかつAACコーデックに対応しているGEOの2,980(税込3,278)円の『GRFD-BCH200B300』買った方が多分良いように思います
(なお『骨伝導イヤホン(GRFD-BCH200B300)は、2023年1/11(水)まで税抜2,480円(税込2,728円)で販売しております。』との事…何故でしょう?)

ちなみにGEOは黒、赤、青のカラーリングを選べますが『IPX4(防塵非対応)』で『バッテリー容量は180mAh』となっており『音量50%で音楽再生7時間』『待機時間200時間』との事。
9 DIGITAL Liteは仕様を信じるなら『IP54の防塵&防水性能』で『バッテリー容量は200mAh』で『音量100%で音楽再生約6.5時間(ここは本当)』『待機時間480時間(多分嘘)』だから、一応スペックは9 DIGITAL Liteの方が上ですがね。
骨伝導で音質が低くなるという仕様での『AACの高音質』はあまり意味が無い気がするのはもちろん、場合によってはAACで繋ぐと遅延が増えることもあるのでAAC対応はそれほどのメリットではないかもしれません。
9 DIGITAL LiteはAACには非対応で建前上日本国内では使えませんが、2500円で買えるならGEOのよりは良いと言えます…が、建前上オススメはできません。

複数のWebレビューを見るとGEOの方は値段相応のようですし(叩かれているレビューもありましたが…3000円切る初めての骨伝導なら悪くないというのが総評の様です)、9 DIGITALはサクラチェッカーでサクラ判定されていたのでここを含めて他人のレビューなど信じずにご自身の直感に従って購入するのが良いと思われますよ?
技適番号詐欺もあるので中華イヤホンの仕様表記なんてあてになりませんし、日本の仕様表記ではバッテリー持続時間は盛ってることがほとんどですし。

これが骨伝導では無く従来の技術の熟れたイヤホンやヘッドホンで、ハズレを引かなければ中華イヤホン類もそれほど悪くはないと思うのですよ。
初めての骨伝導イヤホンとして1万円以上するShokzとかは、私を含め流石に手は出しづらいですし。

ここまでレビューを書いてなんなんですが良心あるレビュアーとしては、少々スペックは低下するも技適の通ってるであろうGEOの骨伝導『GRFD-BCH200B300』の方をオススメしておきます。


【昔クソゲー今良作】今は割と楽しいFallout76、期間限定でFallout76を無料で入手する方法も紹介【10月末日まで】

2022年10月12日 09時20分54秒 | レビュー

まぁ私のプレイ感想なんかどうでもいいので『Fallout76のフリープレイを逃した人』あるいは『フリープレイは満喫したけどもっとFallout76をやりたい』と思う人向けに、いつものように先にメインの情報を記載しておきます。

2022年10月12日現在Amazon Prime Gaming(プライムゲーミング)にて、Fallout76を始めとしたいくつかのゲームが無料配布されています。
ただし完全無料でFallout76を入手するには『現在Amazon Prime会員である』『過去にPrimeを無料体験した事がない一般Amazon会員』という条件が必要です。
また入手出来るのは『Microsoft Store版 Fallout76』で、ゲームプレイ時に同じBethesdaアカウントを使えばSteam版との進行度合いこそ共有出来るものの実績が別々に管理されたり、Bethesda.netで販売されている課金アイテムを購入する為のAtomsの付与で問題が生じる可能性があるのでご注意ください。

異なるプラットフォーム間でセーブデータを共有した場合どんな不具合があるか全く分からないので、筆者としてはSteam版とは別のBethesdaアカウントでプレイすることを強くお勧めします。

◆無料でFallout76を手に入れる手順
まず以下の順に1.のMicrosoft Storeのアカウントを取得、取得済みなら2.へ。
既にAmazon Prime会員(あるいは無料体験中)の人は、更に2.を飛ばして3.へ進んでください。

  1. ここでMicrosoft Storeのアカウントを取得
    ストアのアカウントは、Windows10や11などのログイン時にMicrosoftアカウントを利用&連携している人なら、自動的にアカウントが登録されているはずなので不要です。

  2. ここからPrimeへ無料体験登録5


    以下の画面で支払い情報などを確認し、無料体験登録をします。
    無料体験は30日なので、絶対無料で済ませたい人は30日以内に解約を忘れないようにしましょう。


  3. Fallout76配布キャンペーンのページからサインイン
    Prime GamingでFallout76の引き替えコードを受け取ります。




  4. ここのページまたはMicrosoft Storeアプリにてコードを使って引き換え
    ストアアプリの場合はスタートメニューあるいはタスクバーから起動します。

    ストアアプリが起動したら、右上のアイコンから『ご利用コードまたはギフトカードを使う』を選択。

    以下の画面より入手したコードを入力します。


無事Fallout76が手に入ったのなら、あとは存分にポストアポカリプスの世界を冒険しましょう。
コンシューマー(PS4やXbox One)版ではオンラインプレイに月額課金が必要ですが、PC版はソフトさえ手に入れてしまえばゲーム自体は無料でプレイ出来ます。
(Switcthを含めたコンシューマー機は、タイトルを問わずネット対戦などのサービスを利用するのに月額課金が必要なのです)

ちなみに10月は更に『Middle-Earth: Shadow of War』『Total War: WARHAMMER II』なども入手出来ます。
それぞれGOGEPICのアカウントが必要なので、これらが欲しい場合はそれぞれのアカウントも登録してしまいましょう。
(特にEPICはちょくちょくゲームの無料配布を行っているので、登録しておくとなにかとお得です…そして無料で手に入れたゲームが積み上がっていくのです)


以下は今日の記事の本編というか、おまけというか、いつもの私の感想です。

SteamにてFallout76が期間限定フリープレイ(無料プレイ可)という事だったので、やってみましたがまぁ普通に面白いのです。


サービス開始当初は『ストーリーに人間が絡まないから深みを感じない』『スクラップが保持出来る量が少ない』『バグが多すぎる』etc...と散々な評価でしたが、スクラップ保持量が増えて人間が絡むようになり、ソロでも遊べる程度に対人要素が緩和されて、今ではかなり遊べるようになったようです。

※初期は道具の保存容量が800しかなかったのが、上記画像のように今では1200まで増えています(画面右下732/1200で確認出来ます)
1200でもゴミ拾いプレイすると割と簡単に一杯になりますが、そのまましまうのではなく解体してから入れれば割と余裕が生まれます。

実際に遊んでみましたが、(筆者はFallout3からの新参者ですが)特に不満らしい不満はなく、思っていた以上に楽しく遊べました。
アセットなどは大半がFallout4からの使い回しですが、建築や武器の改造などもシステムは4から馴染みがある物から引き継いでいるので、オンライン独特の煩雑さは感じません。
(逆にUIも使い回し故に、オンラインゲームとしては操作性が洗練されていないようにも思いますが)
Perkのおかげもあってソロプレイにも救済があり、システム上V.A.T.S.がやや頼りにはならなくなったものの、ぼっちプレイヤーでもそれほどキツイとは思いません。

まぁ思うところはありますが、多分Fallout3から激増した多くのプレイヤーがFalloutシリーズに望んでいたのは『核戦争後の荒廃した世界を犬か個性的な相棒一人(コンパニオン)と共に冒険する事』であって『オンラインゲームとして多くの仲間と協力して冒険する事は求めてなかった』のではないかと思うのです。

それはサービス開始当初から、現在の評価へ変遷が物語っているように思います。
ソロで(PCなら)無課金でエンドコンテンツまで遊べるであろう今のFallout76は、当初開発陣が想定していたものとはかけ離れたのでしょうが、結局従来のFalloutが喜ばれているという事に他ならないように感じました。

そんな訳でオンラインゲーム化が失敗だったとまでは言いませんが、個人的には『Fallout: New Vegas』みたいにObsidianに、Fallout4のシステムで番外編を出してもらえば良かったような気がします。
Obsidianもそっちの方が良かったのではないですかね?『The Outer Worlds』出すよりも。

ともかく今のFallout76は、私のようなぼっちプレイヤーにも優しく、PCならソフト代だけ払えばほぼ課金の必要はなく充分遊べるゲームになっていますので、フリープレイは終わりましたが25周年記念で1200円になっているのを購入するか、記事冒頭のAmazon Prime限定のサービスを利用して遊んでみるのはいかがでしょうか?

多分運営も無課金勢でもいいからとにかくプレイ人口を増やしまくって、そしてほんの少しでも課金者が増えてくれる事を望んでいるでしょうから。


【秀逸タイムリープものアニメ】サマータイムレンダ【個人的感想】

2022年10月05日 20時52分00秒 | レビュー

ここ最近のアニメは枠の確保とか原作進行の都合で、無理に12話に詰め込んだり2期に分けたりとかが多いのですが『サマータイムレンダ』は25話たっぷり使って、きっちり最後まで描ききっただけでも評価高めです。

もちろんタイムリープものとしての作りもしっかりしており『東京卍リベンジャーズ』みたいに『フタを開けたらただのヤンキーマウントアニメ』でタイムリープ周りは付け合わせのパセリでしかなかった…という事もなくホッとしました。

東京卍リベンジャーズも、普通のヤンキーアニメとしてみれば別に悪くはないんですよ?

ただタイムリープ周りが…その…いい加減すぎるだけで、タイムリープでこじれる因果関係を後の伏線回収でスカッとしたい人向けの作品じゃないってだけなんです。

その点サマータイムレンダはタイムリープものとしては秀逸で伏線回収はもちろんのこと、最初は能力を持つ主人公だけが苦悩すると思いきや最後は仲間皆と力を合わせハッピーエンドに持っていく展開は、王道にしてスカッと出来る作品だと思いました。

異能持ちや異世界転生物などで俺ツエー作品がもてはやされ量産される昨今、主人公だけが強いだけだと飽きが来てしまうんですよね。

いや俺ツエーは上手く使えばアレはアレでカタルシスを味わえるから良いんですよ?

異世界おじさん』とか『旗揚!けものみち』みたいにギャグに振っても良いですしね。

閑話休題。

最後のこの後のシーンとか映像的な演出も結構凝っていましたし、久しぶりに『良いアニメを見たなぁ』と余韻に浸る事が出来ました。

多分原作の漫画も出来が良かったんでしょうねぇ。