TRITON

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思い出のマーニー

2014年07月28日 21時08分43秒 | ひとりごと
を観た


原作はまだ読んでないけど
児童文学的な映画だなーと思った
アリエッティが面白いと思える人にはいいのではないだろうか
ちなみに私はアリエッティ面白いんだけど

落ちを知った後でもう一度みなおしたくなる映画だな

ファンタジーは心の危機を乗り越えるために現れる
危機を乗り越えるとファンタジーは終わる
千と千尋で、主人公が成長したように
アンナが自分を受け入れられるようになるための
心の作用がマーニー(ファンタジー)なのだ

同時にマーニーの側から観た物語も想像され得る
マーニーの思い残しを解消する物語でもあると言えるからだ

アリエッティが、少女がはじめて異性と出会い、家族以外の世界に目を向け始める様子を小人と人間の差異を用いて示したように
マーニーの出現と交流、逆転と離別を通して、主人公アンナの心の修復、自意識からの解放、子供だった自分から許せなかった家族や自分を受け入れられるような心の枠組みの変化、簡単に言えば成長が描かれている

ありがちな話、といえなくもないが
普通は見ることのできない心の中を
ファンタジーを通して見えるように描いている
そう考えながら見ると
すごく面白い映画だと思う


難を言えば、冒頭で主人公が自分の問題を語りすぎてるのと、逆に
なぜ人嫌いの主人公がマーニーにだけは
あんなに簡単にひかれ
打ち解けることができたのか理由?が描き足りないと感じてしまう
のがちょっと気になった


あと、個人的に、あるキャラクターが職場の嫌いな人にものすごくかぶってしまってふと現実にたち戻ってしまった



まあ、でも、もう一回観てもいいな


yと
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