大峰正楓の童話・恐怖小説・写真絵画

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☆不条理日記

大峰正楓の童話・恐怖小説・写真絵画

2017-02-27 23:13:47 | _HOMEページ_
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A,日々の出来事

  ☆( 日々の出来事 11月10日 ドナルド・トランプ  )

B,日々の恐怖

  ☆( 日々の恐怖 2月26日 忘れ物(1) )

C,青春小説“過ぎ去った季節の中に”

   ~1,教室の見える風景~  完了
   ~2,潮騒の夏~        完了
   ~3,駅に続く公園の道~  創作中


E,奇妙小説“霧の狐道”

  ☆(霧の狐道274 改定中) 

D,奇妙小説“しづめばこ”

  ☆(  しづめばこ 2月27日 P479 ) 

F,奇妙な恐怖小説群“四枚の写真”

  ☆(  四枚の写真 5月2日 P50 完了 ) 

G,ghanayama 童話


H,美術絵画


I,Photo Lounge








            ☆帰ってきました。また、ぼちぼち始めます。
                      by 大峰正楓




                      
     


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しづめばこ 2月27日 P479

2017-02-27 23:13:06 | E,しづめばこ



 しづめばこ 2月27日 P479  、大峰正楓の小説書庫で再開しました。


小説“しづめばこ”は読み易いようにbook形式になっています。
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日々の恐怖 2月26日 忘れ物(1)

2017-02-26 19:47:29 | B,日々の恐怖




  日々の恐怖 2月26日 忘れ物(1)




 東京在住のHさんの話です。

 前に母に聞かされて動揺したんだけど、今はただ変な話だと思うだけになったので、ちょっと話させてください。
今はそうでもないんだけど、そのときの私には凄く薄気味悪かった話です。
 私は昔から落ち着きがなく、そそっかしくて、通知表とかにも、

“ 忘れ物が多い。”

って書かれるタイプだったんだけど、私としては忘れてるんじゃなくて、物がなくなるんです。
 中学のとき、教科書をまるごと失くして、いじめを疑われたんだけど、その後、出てきました。
よく物を失くすと、祖母がどこからともなく失くした物を見つけてきてくれるので、そのときも祖母に相談しました。

「 ばあちゃん、教科書がなくなっちゃった。
またお父さんに怒られるかな・・・。」
「 大丈夫大丈夫、必ず見つかるから。
でも、ばあちゃん、力がないから開けられないんだよ。」

“ 開けられないって、なに?”

と、そのときは思ったんですが、父が仕事から帰ってきたら祖母が縁の下の通気口を開けるように言いました。
 当時の家は古かったせいか、通気口は男の人の力でなければ外せなかったようです。
そして父が通気口を外すと、縁の下に教科書が置いてあったそうです。












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日々の恐怖 2月25日 離島の夏

2017-02-25 19:08:02 | B,日々の恐怖




  日々の恐怖 2月25日 離島の夏




 去年の夏の話です。
田舎暮らしなんで、夏でも家中の窓を網戸にしておくと、風が通って冷房いらず。
 昼食後の昼寝をしてると、尿意で目が覚めました。
その流れで、外の景色が目に入る訳ですが、網戸の外に見たことのない婆さんが立ってます。
なんというか、見ただけで生理的な嫌悪というか恐怖と言うか、まともではないと思わせる婆さんです。
 私と目が合うと、

「 開けろー、開けろー!」

と網戸をバンバン叩きます。
 ひたすら叫びながら、叩きまくります。
昼日中に、これは怖いです。
 驚きのあまり、しばらく動けないでいましたが、尿意の方がマックスになってきました。
しかし、目は離せない。
切羽詰まって混乱していたせいもあるのですが、私の選択は、

“ 網戸越しに、婆さんに放尿する。”

でした。
 ブツを取り出したときに、婆さんの悲鳴が聞こえました。
いざ放水を婆さんに浴びせたら、絶叫を上げながら垣根を飛び越えて逃げて行きました。
2メートルを超える垣根なんですがね。
 離島かつ過疎の村なんで、村民でないことは確かです。
地元のジジババに聞いてみたけど、そんなモノは見たこと聞いたことないと。












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日々の恐怖 2月24日 絵

2017-02-24 18:43:29 | B,日々の恐怖




  日々の恐怖 2月24日 絵




 昔、私が中学生のころ、

「 よーく絵を見てください!」

って誰もいないのに叫んでることで有名なおじさんが町にいました。
かなり有名な人みたいで、言葉は悪いけど、まあ頭のおかしな人だったんだと思います。
 何をするでもなく、町をフラフラしてました。
何度か警察のお世話になったこともあるらしいです。
 それで、友達と一緒の学校の帰り道、その人に遭遇しました。
相変わらず同じ文句を叫んでいて、私は、

“ 嫌だな・・・。”

って思って別の道を行こうと思ったんですけど、友達がスタスタとその人に近づいて行って、

「 何が?」

って聞いたんです。
 友達は他にもう一人いましたが、その子もびっくりしてました。
多分、中学生のころの特有の怖いもの知らずっていうか、イキガリっていうかだったんでしょうか。
 私は、

“ 女の子なのに危ないよ・・・。”

って思いながら見守ってたんですけど、その子はおじさんから何か貰って帰って来ました。

「 なんか、貰った・・・?」

封筒でした。
 中を開けてみると、一枚の写真が入っていました。
小さな小学校低学年ぐらいの女の子の写真でした。
 不思議なのは、女の子が真顔なんです。
小さな子の写真で真顔です。
 三人で見てたら、その写真を貰ってきた子が、

「 ヒッ!」

って言って写真を落としました。

「 どうしたの?」
「 目に・・・。」

言われて、拾い上げて見てみると、目に満面の笑みのおじさんが映ってたんです。
絵じゃなくて目です。

「 よーく目を見てください!」

遠くから声が聞こえて来たような気がして、私たちは写真を投げ捨て、逃げるように帰りました。
今思うと、あの写真の女の子・・・、まさかとは、思うんですけど・・・・。











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しづめばこ 2月23日 P478

2017-02-23 22:04:35 | E,しづめばこ



 しづめばこ 2月23日 P478  、大峰正楓の小説書庫で再開しました。


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日々の恐怖 2月22日 オカン(4)

2017-02-22 19:16:19 | B,日々の恐怖




  日々の恐怖 2月22日 オカン(4)




 中部とはいえ長野の真冬の夜は、外気温が氷点下になることも珍しくない。
空いてる道路を優先で道を走っていた母は、ここがそれほど車通りのない道だということを十分分かっていたそうだ。
 年末の夜中、携帯は電池切れ、残り少ないガソリン。
雪国育ちなら、この不安多分わかるんじゃなかろうか。
 とにかく誰かを呼ばねばならないと、クラクションを鳴らし続けてみるが反応が無い。
無いけど鳴らすしかない。
住宅街とは程遠いこともオカンは知ってたから、この時すでに涙目だったらしい。
 家はまだずっと遠かった。
家族には、

「 遅くなるから。」

とだけ伝えてある。
 肉屋の伯父叔母は既に帰宅して、店を閉めるのは自分になっているから、店に帰らない自分には気付かない。
幼い俺と妹と一緒に祖父祖母が眠ってしまっていたら、自分の異常に気付く人がいない。
雪降る真冬の長野で、ガソリンも食べ物もない車の中で母の身体じゃまずもたない。
 そんなこと考えてるうちにガソリンは切れて、少しづつ車内が冷えて行く。
クラクションを鳴らすが、人影はないままだ。
 被れるだけの布を集めて包まっても、寒くて寒くてどうしようもなくなってきて、携帯の画面は真っ暗のまんま、息だけがどんどん白くなって行く。
 オカンは、

“ あぁ、私死ぬかもしれない・・・。”

と思って泣いたそうだ。

“ せめて最後に子供に会いたい、会ってごめんねを言いたい。”

と手を合わせて、母が好きでいつも初詣に行ってる諏訪大社に向けて祈ったそうだ。
 そうしているうちにパトカーが向こうからやってきて、自分の名前を確認された。

「 ご家族から捜索願が出されて探していました。」

と言われた時に、ほんとに死ぬと諦めかけていたオカンは安堵と感謝で顔を覆ってパトカーでまた泣いたそうだ。
母にとっては、ほんとに怖かったと思う。
 後日、お茶を飲みながら、

「 クリスマスの夜に日本の神様に祈るところがオカンっぽいな。」

って、家族そろって笑い話にできました。
神様には感謝してます。











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しづめばこ 2月21日 P477

2017-02-21 18:53:46 | E,しづめばこ



 しづめばこ 2月21日 P477  、大峰正楓の小説書庫で再開しました。


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日々の恐怖 2月20日 オカン(3)

2017-02-20 22:21:16 | B,日々の恐怖




  日々の恐怖 2月20日 オカン(3)




 ここまでのことを、自分では正直よく覚えてないんだが、街の病院にオカンを迎えに行ったとき、泣きながら俺達を抱いて、

「 神様ありがとうございます。」

とオカンが何度も感謝を述べていたのは、うっすら覚えている。
 母はその日、24日ほどではないが、その日も中々配達の量が多かったそうで、最後の配達を終えたのはクリスマスも残り1時間切った頃だったそうだ。
 隣町まで大量のしゃぶしゃぶの肉を届けて、あとは肉屋に寄ってから家に帰るだけ。
連日の大量配達でガソリンが残り少なくなってはいたが、帰りにはレジに用意してくれてあるガゾリン代を貰って預かった鍵で店を閉め、スタンドに寄ってから家に帰ることになっている。
それより子供とクリスマスを過ごせないのを申し訳ないと思いながら夜の道を走ってたそうだ。
 地元の慣れた道とは言え、ここ数日降った雪が凍っていて、山際だから坂やカーブもある。
スタッドレスタイヤ履きつつも、きちんと安全運転で走ってた車に、いきなり横の山際から黒っぽい固まり(多分イノシシ)が転がり出てきたもんだから、

“ ぶつかる!”

と思って咄嗟にブレーキ踏んで、そのままスリップした。
 地面滑るように車の顔から路端に突っ込んで、車が動かなくなったそうだ。
幸い怪我が打ち身くらいだったようだし、とりあえず携帯でサポートセンターと家族に連絡入れようと思って携帯見たら、朝から持ち歩いて何本も配達電話してた携帯が電源切れてる。
母はこれを見たときは、流石に血の気が引いたらしい。










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日々の恐怖 2月19日 オカン(2)

2017-02-19 19:59:22 | B,日々の恐怖




  日々の恐怖 2月19日 オカン(2)




 それは、オカンが肉屋の配達で遅くまで帰らなかった12月25日の深夜に起こった。
その日俺はオカンの帰りが遅い日なので、妹と一緒に1階の祖父母の部屋で四人並んで眠っていた。 (母がいる夜は2階の寝室で三人で川の字で寝る。)
 ふと、祖父が目を覚ますと俺の姿がない。
トイレにでも行ったのかと思って祖父がトイレを見に行くがいない。
おかしいと思ってキッチンやリビングを見るが俺の姿が見当たらない。
 祖父は急いで祖母を起こしに行って二人で家中を探したがおらず、もしやと思って玄関を見れば出っぱなしだった俺の長靴がない。
時刻はもうとうに日付の変わった(日付で言えば26日の)夜中の3時前だった。
 祖父母は真っ青になって、上着も羽織らず玄関から飛び出ると子供の足跡がまだ残っている。
あわてて跡を追えば、山道の方に向かって凍結した坂道を歩いてる俺がいる。
 祖父母は夜中だってことも忘れて大声あげて飛んでくと、パジャマに長靴履いた俺が、

「 おかあさんを迎えにいく。」

と、手に母のジャンバーを持ってはなさない。
 何事かと思った祖母だったが、そういえば母が帰っていなかったことを思い出し、俺に話を聞けば、

「 夢で、母が道で寒がってる。
車がドーン(事故)して動かない。」

と言うもんだから、慌てて母の携帯にかけるが繋がらない。
肉屋の伯父にも連絡を取って店を確認すれば、持って帰る予定のガソリン代や、施錠予定の鍵もそのままになっている。
 これはと思って警察に事情を説明し捜索を頼んだ所、1時間後に山あいの道でスリップ事故を起こし、動かれなくなっている母が発見された。
ガソリンが尽きて暖房が切れ、携帯の充電も切れていた為連絡が取れずにおり、発見が朝まで長引けば最悪の事態も考えられたそうだ。












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日々の恐怖 2月18日 オカン(1)

2017-02-18 20:25:49 | B,日々の恐怖




  日々の恐怖 2月18日 オカン(1)




 もう二十年近く昔で、俺は覚えてないんだが、母と俺の体験。
当時自分はまだ小学校の一年坊主で、母とまだアカンボの妹と祖父母と五人、長野の実家で暮らしていた。(今俺は京都で一人暮らしです。)
 とりあえず、当時のことをサクッと説明しておく。
うちは母子家庭で、母親が文字通り朝から晩まで働いていた。
 当時まだ二十代後半の母は昼は喫茶店で珈琲淹れて、夜は伯父がやってる肉屋の配達の手伝いを自分の車でやっていた。
車がないと暮らしていけない土地だったし年配の人も多かったので、夕飯時に電話一本でお肉の配達してくれるサービスは今でも喜ばれている。
 オカンは車の運転上手くて全然苦じゃないタイプだから、配達のバイトはガンガンやってたそうだ。
天真爛漫を絵に描いたような、いっつもにこにこしたオカンなんだが、当時はまだ若いこともあって、肉屋の伯父や叔母を始め、親戚や常連さん達から孫や娘みたいによく可愛がってもらってたそうだ。
 俺と妹にって、常連さんからお菓子持たされて帰ってきたりもしょっちゅうだった。
今帰省しても、いい地元付き合いだなってよく思う。
とりあえず、当時はこんな感じだった。










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日々の恐怖 2月17日 深夜勤務

2017-02-17 19:25:56 | B,日々の恐怖




  日々の恐怖 2月17日 深夜勤務




 10年前、学生でカラオケのバイトしてた頃のことです。
俺は稼ぎたかったので、0時から閉店の6時までの深夜勤務に入っていた。
バイトには色んな人がいたが、特に夜は変わった感じの訳アリっぽい人が多くて、あまり近付いて欲しくない様な雰囲気を相手が醸し出してたから、そこまで仲良くは無かった。
 それで、話が飛ぶが、ある日前の時間のシフトの女性が自殺した。
軽い欝の持ち主だったみたいで、酔っ払いのクレームを真に受けて、衝動的に飛び降りをやってしまったそうだった。
 そこから、いろんなことが起こった。
特に自分がいた深夜勤務は3時を過ぎるとワンオペになるし、その時間はほぼ客もいなかったから最悪だった。
 ビビったのが、お客さんも全く居ない、完全に1人の状態で、店内放送で自分の好きなCDを掛けてたはずなのに、突然あるビジュアル系バンドの曲が掛かり始めたことだった。
それがまた気持ち悪くて、何故だかテンポが上がったり下がったり。
 CDを止めても店内放送で流れるのでコンセントを抜いたら、一番奥の部屋から同じ曲のカラオケが流れ始めた。
しかもよくよく聞くと、

「 ボソボソ・・・。」

っと歌ってる様な声も聞こえて、堪らず店を飛び出したら店内照明が激しく点滅していた。
 暫くすると収まったが、その日はもうどう言われても構わないと言う気持ちで朝番が来るまで外で粘った。
 その女性が勤務していた時間から色々起こるみたいで、倉庫スペースから、

「 ちょっと~。」

と呼ぶ声が聞こえたり、物が勝手に動いたり、誰かに肩を叩かれたり、夜勤全体で散々な目に合って、多くの人が辞めていった。
 流石にヤバいと言うことで、すぐに夜勤には必ず店長が重なることになった。
それで、ある日のこと。
今日も絶対何か起こるぞとビビりながら一緒に作業していたんだが、部屋を清掃していた店長が突然、

「 ウワァァ~~~~!」

と叫びながらこちらに走って来た。
 こっちも腰が抜けそうになるぐらいだったが、続く言葉を聞いて背筋が凍った。

「 あいつがいる!」

店長がその言葉を発した直後、部屋からコールが来た。
 崩れ落ちそうになりながら、どこからコールが来たのか確認した所、店長があいつを見た部屋だった。
腰が抜けた店長を連れ、外に飛び出してその場で店長に、

「 辞めます。」

と伝えた。
今はもう無くなって他のテナントが入ってるが、大丈夫なのかなぁ・・・。











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日々の恐怖 2月16日 12時

2017-02-16 18:24:40 | B,日々の恐怖




  日々の恐怖 2月16日 12時




 ホテルでバイトをしているんだけれど、夜12時以降でウォークインで女性の一人客は絶対に断るように言われている。
 ウォークインて言うのは予約なしで、ふらっとホテルにくることだ。
酔っ払いとか明らかに営業に支障の出るお客様は満室って言って追い返すんだけど、12時回った女性の一人客は普通に見えてもだめと言われた。
 それを、バイトを始めて三日目くらいたったときに言われて、最初は理由が分からなかったから聞いた。
 その人が言うには、以前別の支店のホテルで働いていたときに、今話したような女性の一人客が深夜に来た。
時間も時間だし不思議には思ったらしいんだけど、その日は日曜日で部屋もガラガラだったし、見た目清楚で普通に綺麗な人だったから鍵を渡して部屋に通した。
 その日はなんにもなくて、結局その人はチェックアウトぎりぎりの時間に出て行った。
チェックアウトするときも、笑顔であいさつしてくれて普通に感じの良い客って感じだったようだ。
 それで、チェックアウトしたら換気やつけっぱの電気を消す目的で部屋を回る作業がある。
そこでその女の部屋に入ったんだけれど、なんかおかしい。
 たかが一夜って言っても、普通ゴミだったりタオルが置きっぱなしだったり、多少なりとも生活の跡が見えるんだけれど、それが全く無かった。
 それで、どのホテルにも客室アンケートってのがある。
机の上にあるそれをなんとなく見た。
すると、最後の自由記入欄に、

“ 本当はここで自殺しようと思ってました。”

って書いてあった。
そう言うことがあって以来、うちでは12時以降女性の一人客はお断りと言うことだった。











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日々の恐怖 2月15日 赤いライト

2017-02-15 20:00:30 | B,日々の恐怖




  日々の恐怖 2月15日 赤いライト




 夜中に友達の家からの帰り道、近道しようと街灯もない細い小道に入ったら遠くに赤い棒状のライトが揺れていた。
アップライトにしたら、工事現場なんかで立ってる交通整理の人が立っていて赤いライトで誘導してた。
 でも、その先の道に工事なんかしてる様子はなくて真っ暗だった。
一本道で随分奥まで見えてるけど、ずっと真っ暗だった。
 よく見ると、交通整理の人は雨も降ってないのに反射板のついた白いカッパみたいなのを着て、頭まですっぽりフードを被って、こっちを見ながら赤いライトで、

“ 通っていいよ。”

の合図を出していた。
 なんか怖くなって、近づくのをやめてバックしようとしたら、少しづつ歩いてこちらに近づいて来たから、バック下手だけど思いっきりバックで戻って逃げた。
 工事の看板や工事用の電灯などもなく、ほんとにポツンと暗闇に一人だけ警備員が立っている状態だった。
幽霊とかじゃなく、あれは生きてる人間だったから余計に怖かった。










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しづめばこ 2月14日 P476

2017-02-14 19:31:18 | E,しづめばこ



 しづめばこ 2月14日 P476  、大峰正楓の小説書庫で再開しました。


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