TRITON

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白馬岳彷徨 そのいち

2023年09月05日 11時42分00秒 | ひとりごと
白馬岳である
白馬鑓温泉に行きたい、と思ってついに白馬岳を登ることにした
今まで敬遠していたのは、人気のある山だから
富士山も同じで、登山道で行列を作って登るのは嫌なので
人の多い山には行かないことにしているのだ


当初の予定では
夜行バスで猿倉、そこから大雪渓を通って白馬岳頂上直下まで、と考えていたのだが
なんと、8/27に炎天のため大雪渓が融解、クレバスの拡大のため大雪渓を通るコースが通行止めになったとのニュースが!


そのため夜行バスの予約をキャンセルして、栂池高原行きのを予約し直した


また帰りに使用しようと思っていた猿倉荘から白馬駅行きのバスの平日運行が8/27までで終了(登山予定は平日だった)
タクシーを呼ばないといけなくなった
もっとも、バスの時間を気にせずに下山できるのでそれはそれでいいが


ところが立ちふさがる障害はそれだけではなかった
栂池高原のロープウェイ運行開始時間が何故か8時からだった(バス到着は6時なのに)
また、八方の湯の営業時間が、下山予定の木曜日だけ正午からだった(他の曜日はもっと早いのに)
調べれば調べるほど、神様が今回の山行はやめておきなさい、と言っているかのように予定の変更を余儀なくされた


さらにさらに、バスに乗って、日付が変わって午前5時頃


バスがなぜか止まったと思ったら「アクシデントです。もうすぐ七倉なのですが、倒木が道路を塞いでいて進めません。道幅もないのでUターンもできません」と運転士さんが。
バス内がどよめいて、何人かはバスを降りて倒木を手でどかせないか確かめたりしていたが、無理そうだった


「七倉行きの方はここからタクシーに乗り換えていただきます。あと警察にも連絡したので、倒木をチェーンソーで切ってどかしてもらうので、それまでお待ち下さい」
ほどなくしてパトカーが到着、倒木は撤去され、七倉行きの人々はタクシーに乗り換えた
私たちの乗ったバスは少し先でUターンすると、予定の行程に戻り、結局、栂池高原にはほぼ予定通りの到着となった


天気はよく、他にもロープウェイ開業を待つ人々が三々五々休憩していた
我が隊も空いているベンチに座ってお湯を沸かし朝食
今回は嵩張らぬようカップ麺を持たず、フリーズドライのにゅうめんや雑炊にした


初日の移動は、白馬大池山荘まで
(つづく)
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