ブリヂストンA工場で働いて、私が見たもの、私がしたこと、私に起きたことを発信します。

心は縛れない

2019-09-22 | 音楽

人は嘘をつく時に、強調したり、訊かれてないのに饒舌に語ったりします。

本当のことを、殊更に声高に言う必要はないです。

偽物ほど、アピールにいそしみます。それは、そうする必要があるからです。偽物だから… 

(関連:偽物は饒舌   100の事実を1で覆そうとする  etc..)

 

私は、好きな人や好きなものがある時には、自然と、その気持ちが湧いて、強くあるいは淡く、満たされます。

そのことを力んで、饒舌に主張したりはしません。ただ胸の中がいっぱいになります。

もし、自分に対して弁論達者に「利点」や「メリット」などを並べて説明しているならば、

それは自分を説得している時です。自分に言い聞かせている、つまり内発的に湧きあがった気持ちではないのです。

これが、幸せだ これは、いいんだ とか 無理やりの説得をして生きている顔は、膜が張ったように、どこか曇っていたり

柔らかさがなく、ピーンと硬直していたりします。心からそう思うなら、そんな理性的な饒舌は不要です。

 

頼まれなくても、いいと感じれば好きになるし、尊敬の気持ちをもちます。

私が自分の子どもを可愛いと思うのは、誰からい強いられたものでもありません。

 

尊敬しろとか愛せとか、人に無理やり強制すること自体が、おかしいし、非常にぶざまで情けないことです。

そんなことを、国家が国民に強要すればするほど、私はその国を好きにはなれず、むしろ軽蔑し、国家の威厳は地に堕ちます。

人の心は縛れない。

 

また、自分のことを尊敬すべきだと強い信念をもって人に強いる人程、尊敬できるところがない という法則があります。

ブリヂストンで、私にパワハラと嫌がらせを繰り返して、今でもまさになりふり構わないハラスメントをしている吉田さんや、竹下さんがまさにそうで、自分のことを尊敬すべきだ、敬えという強い信念を持っていて、そうしない人に対して逆鱗にふれ腹いせの報復を執拗なまでにしてこられました。

自分を尊敬すべきだと強く思っている人程、まったく尊敬できない…  心は縛れない。

偉そうな人ほど、無能と書いたのと通じます。(参照:窓口の人の質で変わる行政サービス

 

私が好きな人たちは、それと真逆の人達です。 Bob Marleyもだし(他参照: Bob Marley②  中立な芸術家などいない)、フジコ・ヘミング、György Sebök、尊敬する人に書いた湯浅誠さん、構造的暴力を世界に提唱したヨハン・ガルトゥング、経済学者の植草一秀さん、騙されないことを私に教えた、東大万年助手だったおじちゃん、指笛で応援されるリーダーの山本太郎、物理学を研究しているこの彼も、そして Unite   独りから団結へ  本当のコミュ力 に書いた、仲間の人達。

かれらのことを尊敬しろと強いられなくても、私は自然に、かれらのことが大好きになり、尊敬しています。

 

私は音楽や歌が好きで、それらには心が宿っているからです。歌や音楽というのは本来、強要とは対極にあるものです。

 

それなのに、特定の歌を「起立して、大きな声で、心を込めて歌え」と強制し、ちゃんとしてるか監視して(声量調査とかして。管理者でもないのに自主的に監視してチクる人とかもいて。どこにもいますね、そういう人…)、しなかったら処分するという蛮行が日本では行われています。

もしその歌を歌えないなら、それこそが心です。「心を込めろ」とは、誰の心なのでしょうか。少なくとも、歌い手のではないです。

 

歌や音楽を、人の統制、管理、操作、洗脳の道具にするなど、最悪です。一番やってはいけない、冒涜だと思います。歌や音楽へのです。もちろん人の心への冒涜であるのは言うまでもない。

作曲家の山田耕筰は、そういった国策に積極的に協力、推進した人だと本で知り、大嫌いになりました。

他にも、外国の作曲家で、国策プロパガンダに協力させられた人(ソ連のショスタコーヴィチなど)はいますが、彼は、そのことに大きく葛藤、苦悩していました。音楽家なら当たり前です。山田耕筰は、自ら進んで国策協力をしていますので、全く異なります。

 

歌や音楽を使って、人を管理、操作、統制、洗脳するという蛮行がまかり通る日本は、

美しさなど微塵も感じられない下品きわまりない後進国だと思います。

敬うのも、愛するのも、誰に言われなくても内発的に行うものです。  

 

(関連:逆流をさせないようにする

 

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〈追記〉

私はそんな国に愛国心などとても持てないけれど、自分の住んでいるこの国をよいものにしたいとは思っています。

自分が住む国を、いいものにしたいと思わない人はいないでしょう。だからこそ、自民党や公明党になど絶対に投票しません。

この政権がやっていることは、日本を滅茶苦茶に破壊し尽くしていることであり、「国賊」として万死に値することを安倍首相はしています。

愛国者ならば、自民公明に投票するはずはありません。第3の選択であるかのように見せ、人為的な準与党として創設された維新にもです。

 


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