これは、本来おかしなことですが、日本の現実です。
市役所や、ハローワーク、税の係、労働局関係…… 行政サービスが受け取れる受け取れないは
その窓口にどういう人が座っているかで雲泥の差となっています。生活保護もまさにそうですし。
また医療請求もそうです。患者側が知らないことをいいことに、不正な過請求が野放しでなされています。
私の父は、職員の給与や税の徴収の計算をする専門で、法にも通じているのですが、
「税は闘いだ」と言っていました。
その担当者が、どういうスタンス、考え、立場でいるかで本当に違ってくるのです。
だから、権力者側に忖度する人が社内の税務・給与担当である場合
(これが日本では主流)、とるべきでないものを取ったり労働者に不利益なことがなされています。
父のように、弱者側に徹底して立つ人が担当である場合、労働者に不利益のないように最善の処理がなされます。
だから父は、職場の労働者たちから絶大な信頼を得ていました。権力者からはもちろん疎まれていました。
こういう立場で仕事をする人は割合的には圧倒的に少なく、多くは権力者(強き者)に媚びる形で処理がなされています。
私は、そんな父をもったせいか、或いは自閉症spの特性のせいか 両方か
行政や会社の労務課がした処理を、お任せでなすがままには放っておかず、
自分で根拠と照合しながら確かめるようにしています。すると、色々と疑問点が浮上してきて、
詰めて行くと、誤っていたり、こちらに不利益な選択がとられていることに気づきます。
でも多くの人は、自分で確かめたりしないから、「お上」の言うことにはなすがままで、
不利益な処理を被っていることにも気づかないままだから、そういった不誠実な処理の温床になっています。
「お上」は全然プロフェッショナルではないことを、自分で調べる人なら気づきます。
間違いだらけ、ごまかしだらけ、適当です。
日本人の多くは、確かめないから、わからないから、そういったずさんな処理が至る所でなされています。
”民には暇を与えず愚かに保て” ”民は由らしむべし,知らしむべからず” :古来からの支配原理
みんな生活の為に忙しく、なすがままとなっています。
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ブリヂストンでも、労務から違法な勤怠処理をするよう言われましたし、
労務に関する質問に対して、誤った極めてずさんな回答がなされていました。
ここの労務は、知識も薄く能力も低いように感じましたし、分別のある従業員の方もそう言ってました。
ブリヂストンの労務課への信頼性は全くありませんでした。本当に、お粗末でしたから。
離職票も交付されなかったし…。一流企業とはかけ離れた実態でした。
ブリヂストン甘木工場では、労務の人達が、他の、特に工場労働者に対して、なぜか上から目線で非常に偉そうにしていましたが、知識も能力も、非常に低かったです。
品質保証課の庶務の女性も管理者きどりで君臨されていましたが、その知識は私以下で、
非常に乏しく稚拙なものでした。それでいて偉そうに立ち振る舞っておられ、
私と一部社員にとって大きな謎の1つでした。(関連:謎のヒエラルキー)
社員の任意で徴収すべきお金(ブリヂストンが慈善事業をやってますという実績を作り
社会にアピールするための募金)を、社員に強制できるものと勘違いされていて、
それをしない人を悪く言うなどといった、見当違いな発言もよくされていました。
寄付するしないは、その人の自由なのに… 「ブリヂストンより」と銘打ってなされる募金です。
(無償のボランティア活動に永年献身している私の母やその仲間などは、こういう募金はしません。
日頃から人の何百倍も、地道な慈善活動をやっている人は、むしろこういう募金をするのを嫌がります。
プライドにも触れるものです。なぜ、こういう中身のないスタンドプレイに参加しないといけないのかって。)
本当に、この人、何様なんだろう どこから物言ってるんだろうって ずっと不思議でした。
良識ある一部社員はこれと全く同じ気持ちを抱いていましたが、
材料試験室の労働者達は、その庶務の女性の君臨に恐れをなして、頭が上がらない状態でした。
(ただ彼女が怖いから身の安全の為なだけでした。彼女は、自分を”陰のドンです”などと自己紹介してみせ、
冗談でもそういうことが言える彼女の厚顔無知に、他の一部社員と不快を共有していました…)
なにかわからないことは、庶務の彼女に訊けと言われても、私は随分早い段階で、
彼女にはろくに知識がないことは知っていて、訊いても、わかりきった自明のことしか言えず、
欲しい回答はやはり得られませんでした。
”偉そうにする人ほど、無能”という誰かの言葉は本当です。
自分で法律や規定や就業規則を調べて、自分で確認することは、大事だと思います。
みんながそうすることによって、労働者や市民や患者にとって、損を被らせる形での処理をすると、
「ばれますよ」という風にしていかないといけません。
会社が発行した離職票も、その離職コードが事実に即しているか、確かめてください。