先程、親戚の○子おばちゃんの家に家族と遊びに行きました。
彼女は90歳なのに、腰が全然曲がってなくて、背骨も丈夫で、周囲の色んな人達から羨ましがられ
医療関係者からは、「なにかやられているのですか?」と訊かれるそうです。
おばちゃんは、ずっと家事に精を出してきた専業主婦で、今は亡き夫は知的職業についており外では
「先生」と尊敬されていましたが、家では些細なことでも「○子ぉ ○子ぉ」と呼んで . . . 本文を読む
秋の夜のお客さまの続きです。
最近、室内空間作りにおける布の効果を改めて感じました。
室内の少なくない割合の面積を占めるカーテンは、部屋の雰囲気を大きく左右します。
子どものリクエストで買って2人で満足している赤い唐草模様のカーテン。少しエロール・ル・カインの世界。
カーテンは我が家では床すれすれでつかないようにするのではなく、長めにしてぞろびかせてい . . . 本文を読む
田舎の民家には、農具とか洗濯機とかを置いている小屋がよくあります。家の続きに隣接して、簡易な大工仕事でつけ加えられた形で。
屋根があって室内だけど、土足で行く、外っぽい空間です。テラス小屋と言ったらお洒落すぎるけど…
透明の波板とかでできている小屋
&nb . . . 本文を読む
キッチンは、今の古い家では昔ながらの壁付けタイプです。
東側と北側に大きな窓があるので、とても明るいです。朝、窓を向きながらの洗い物は、光に満ちた時間です。
窓は昔の模様入りの磨りガラスとなっています。だからいい具合に外界と家の内を仲介します。
改築後は、ここ20年ぐらい流行っているカウンターキッチンにすることになっています。(でも私は今でもほ . . . 本文を読む
昨晩、我が家には珍しい夜のお客さまが来て、居間となっている古い畳部屋に通すと、
「わぁ~こういう雰囲気、好きです!」と言って喜んでくれました。すごく嬉しかったです。
その部屋には、赤い唐草模様のカーテンと若草色の唐草模様のカーテンを垂らしていて、
そこに暖色のアッパーライトとスポットライトを灯しただけです。
夕食時に流していたHalloweenっぽい不気味な外 . . . 本文を読む
大川市は全国的に有名な、家具造りの街です。毎年あっているという木工祭りに初めて、家族と足を運んでみました。
たくさんの家具製造会社が特設展示場に集結して売っていました。私は昔ながらのアンティークな形が好きなのですが、
今の日本ではモダニズムの形にしないと売れにくいようで、多くの . . . 本文を読む
顔を洗ったり歯を磨いたりする洗面所は、このような流し台を据え付けることになっていました。
家族が生け花をするので、作業をしやすい横長の台がいいと。
台の部分は木を考えましたが、腐ったりするので、メンテナンス性に優れたステンレスにしようとなり
流し台を据え付けようとしていました。
でもやはり普通の洗面台にします。実物を見ていたら、やっぱり流し台を洗面台にす . . . 本文を読む
昔あったファミリーレストラン
ドライブイン
旅先で入ることになったりする大人の喫茶店
だいたいこういう灰皿。雰囲気はしけた感じ。
ピラフとメロンソーダとか注文する。さくらんぼを床に落とすと子どもはショック。
佐田川の岸に漂着していたシャンデリアの粒
蝋燭を模したブラケットライト
なぜか強く印象に残った会員制ホテル。独特の気分になる非日常の館。ひと昔前っぽいから . . . 本文を読む
世界の国々を植民地や従属国として支配する帝国主義:Imperialismにおいて、その達成にとって肝要なのは、情報支配して、人々の価値様式つまり文化を支配することである。文化を支配すれば、市場を支配できる。
私たちが巻き込まれているグローバリゼーションは、目に見える武力の行使はないものの、情報支配によって計画的に進められている新たな帝国主義である。
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「ゴシックの本質」 ジョン・ラスキン著 川端康雄訳 みすず書房
/ THE NATURE OF GOTHIC (John Ruskin, 1819年- 1900年) 以下、 みすず書房による紹介文
「建築は不完全でなければ真に高貴なものとはなりえない、というのは荒唐無稽な逆説にみえるが、それにもかかわらずそれはきわめて重要な真理なのである。そ . . . 本文を読む
インテリアサイト【どっちが正解】インテリアコーディネートに色や柄の特性を上手く生かす3つのコツ より抜粋、以下。↓
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同じ部屋でも、内装材やカーテン、家具の色を変えただけで、広く見えたり狭く見えたりします。
これは、色がもたらす視覚効果。
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建築家のおじちゃんの美学 で
おじちゃんの案→ 壁:漆喰 漆喰 漆喰 漆喰 漆喰 … 床:杢 杢 杢 杢 杢 … 天井:杢 杢 杢 … 寺みたい…
と言ったのは、早とちりでした。漆喰と杢だらけ=和風 とイメージしていました。
今暮らしている古い家も、土壁を内蔵した漆喰壁、床は檜あるいは畳、天井は木を表面に . . . 本文を読む
オーストリアの建築家オットー・ワーグナー(Otto Wagner, 1841-1918)は「芸術は必要にのみ従う:Artis sola domina necessitas」と主張し、機能性・合理性を重視する近代建築(モダニズム)の理念を表現した。その影響を受けたオーストリアの建築家アドルフ・ロース(Adolf Loos, 1870ー1933)は、さらに「装飾は罪悪(犯罪)であ . . . 本文を読む
家を改築するconductorの建築家のおじちゃんがさっき帰られました。
私が最近買った、そんなに大きくはない、装飾の施された猫足のチェストを見せました。
カバ材を使ったアンティーク型で、ちょっと難ありなので、15000円で買いました。贅沢品でバチが当たらないか心配しています。
でもよく見ると、あまり大した物ではない生産品であることが素人の私にもわかりました。
が、突板家具 . . . 本文を読む
古い家具っていいですよね…
昔の家具は、今のと違って、本物素材でできています。
だから、木のテーブルとかチェストとか、すごく重いです。生身性をもった存在なのです。
今はプラスティックを代表とする代用品に占拠されていて本物が駆逐されています。
ガラス風、木目調、アイアンテイスト、和紙のような佇まい、煉瓦を想わせる、白磁さながらの、布の風合いをもった、石調の&he . . . 本文を読む