ブリヂストンA工場で働いて、私が見たもの、私がしたこと、私に起きたことを発信します。

色によるインテリア効果

2019-08-31 | 建築・インテリア

インテリアサイト【どっちが正解】インテリアコーディネートに色や柄の特性を上手く生かす3つのコツ より抜粋、以下。↓


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同じ部屋でも、内装材やカーテン、家具の色を変えただけで、広く見えたり狭く見えたりします。

これは、色がもたらす視覚効果

 

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膨張色(大きくふくらんで見える)…明るくて淡い色 ⇔ 収縮色(小さく引き締まって見える)…黒や濃紺など、暗い色

進出色(前に迫って見える)…暖色系 ⇔ 後退色(後ろに下がって見える)…寒色系 

であるが、色が濃いといずれにしても迫って見える。圧迫感。淡いと遠くに見える。


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色には、「大きく見える色」「小さく見える色」があり、「重く見える色」「軽く見える色」もあります。

この色の持つ性質を知っていれば、狭い部屋を余計に狭く見せてしまうこともなくなるでしょう。

このページでは「重い色と軽い色」「暖色と寒色」「小さな柄と大きな柄」の3つを具体的な事例を挙げて説明していきます。

色の重い、軽いという印象は、明度の高低によって決まる

明度の高い明るい色ほど軽く見え、白に近づくほど軽く感じます。明度の低い暗い色は重く見え、黒が一番重く感じます。

 

【天井の色】

一般的に部屋は、天井が高く見えた方が伸び伸びして快適です。  

天井の色を明るく、床を暗く、壁は天井と床の中間色にすれば、天井が高く広々と見せることができます。

白い天井は見た目に10cm高く見え、暗い天井は20cm低く見えるとも言われています。

天井を暗くすると実際よりも低く見え、圧迫感が出る。  ※(筆者注)落ち着きがあるという解釈もできる


【暖色と寒色】

太陽や火を連想させるオレンジや黄色は「暖色」、氷や水を連想させる青や青緑は「寒色」です。

 

暖色

日の当たらない北側の部屋やぬくもり感を出したい部屋に使用します。西日が当たる部屋に使用すると夏場、余計に暑苦しく感じるので注意が必要です。

また、暖色系は気持ちを高ぶらせる作用もある為「興奮色」とも言います。暖色系で鮮やか過ぎる色は入眠を妨げる。暖色系は前に迫って見える進出色です。壁などの広い面積に濃い暖色系を使うと、部屋が狭く見えます。

 

寒色

白、グレー、黒も寒色です。
寒色系は涼しげに演出したい部屋に向いています。特に青は「鎮静色」と言って、高ぶった気持ちを静めてくれる色。
寝つきが悪い人は寝室に取り入れるとよいでしょう。ただし、鮮やかな青では頭が冴えきってしまうので、ソフトな色を選びましょう。

緑は、心を穏やかに保つ作用がある為、リラックスした部屋におすすめです。

寒色系は暖色系の反対で後ろに下がって見える「後退色」です。狭い部屋を広く見せるには効果的ですが、鮮やか過ぎると圧迫感が出るので注意して選びましょう。


【柄の大きさ】

柄の大小によっても遠近感が異なります。

細かくて淡い柄の方が、濃い大柄より遠くにあるように見える為、部屋に広がり感を出すことができます。

狭い部屋のカーテンにドット柄を選ぶ時は、色が薄くて水玉が小さいものを選びましょう。


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