秋の夜のお客さまの続きです。
最近、室内空間作りにおける布の効果を改めて感じました。
室内の少なくない割合の面積を占めるカーテンは、部屋の雰囲気を大きく左右します。
子どものリクエストで買って2人で満足している赤い唐草模様のカーテン。少しエロール・ル・カインの世界。
カーテンは我が家では床すれすれでつかないようにするのではなく、長めにしてぞろびかせています。
※参考イメージ
暖房の効率が上がりますし、私には安心感があります。白とか薄い色でなければ、ぞろびく部分は気になる程汚れることはないです。外国の室内写真を見ていると、日本のように几帳面に床すれすれで浮いてはおらず、ドテっと床にぞろびいています。
先日、道端でまだ綺麗な布が捨ててあったので、何枚か拾って帰りました。
ソファーの前に置いているテーブルは、きょうだいが1人暮らし時代に使っていた物が丁度よくて使っていましたが
色とかは部屋に調和していませんでした。その上に、拾ってきた緑色の柄布をかけると、たちまちに部屋と調和して、
いい感じになりました。窓辺のパイン材の机にも、別の拾ってきた布をかけると、とてもよい窓辺になりました。
布の効果ってすごい…
形や色が部屋に合ってないけど、家にあるし機能が丁度いいから使っている家具には、
布をかけると問題が解消されて、その家具は部屋の中で活きてきます。
家にある物を大切に使い続けるという観点から、布を使うという方法はとてもいい考えだと思います。
気に入らない家具を買い替えるのではなく、箪笥の中から布を出してきて、覆えばいい。
蚤の市やフリーマーケットでいい柄の布を見つけてくるのも楽しいです。