goo blog サービス終了のお知らせ 

ネットオヤジのぼやき録

ボクシングとクラシック音楽を中心に

S・バンタムの新たな雄ナバレッテ,イタリア系の新星ミエルニッキーらが参戦 - ワイルダー VS フューリー II アンダーカード直前プレビュー II -

2020年02月23日 | Preview

■2月22日/MGMグランド,ラスベガス
<2>WBO世界J・フェザー級タイトルマッチ12回戦
王者 エマニュエル・ナバレッテ(メキシコ) VS WBO4位 ジェオ(ゲオ)・サンティシマ(比)

ロマチェンコ VS ペドラサのアンダーカードで組まれたタイトルマッチに抜擢され、2018年の暮れに初渡米。122ポンドに旋風を巻き起こしかけていたガーナの雄,アイザック・ドグボェを大番狂わせの判定に下して載冠。

そして、昨年5月のダイレクト・リマッチでは、なんとドグボェから2度のダウンを奪い、最終12回にストップを呼び込み、半年前の勝利がフロックではなかったことを証明すると、8月,9月,12月と休む間もなく米本土で連戦。4度の防衛をすべてノックアウトで飾り、一躍S・バンタムの主役に躍り出る。

恵まれた体躯を活かしてプレッシャーをかけ続け、半ばギクシャクとした独特のリズムから、大きな弧を描いて突き上げる釜のようなフックとアッパーを連射し、フィジカルの強さ込みのパワーで押し潰す。

我らが辰吉丈一郎の左眼を完全に破壊し、アイルランドのアイドル,ウェイン・マッカラー(薬師寺保栄を引退に追い込み載冠)にも深いダメージを刻み込み、90年代のバンタム級を荒しまくったビクトル・ラバナレスを彷彿とさせる好戦的なスタイルで、S・バンタムの台風の目となったナバレッテ。

アメリカン・スタイルの興行にもすっかり慣れて、自信に溢れた表情には余裕が感じられるようになり、「一刻も早く統一戦をやりたいが、このまま実現しないならフェザー級に行く。」と、堂々たる転級宣言。


※左から:ナバレッテを直接ハンドリングするフェルナンド・ベルトラン(メキシコを代表するプロモーター/アラムの盟友),ボブ・アラム


122ポンドのラストマッチ(?)に選ばれたチャレンジャーは、初渡米に胸を膨らませるフィリピンの若きホープ。2018年11月に獲得したWBOの下部タイトルを足がかりにランキングを上げ、今回のチャンスを掴む。

フィリピン伝統のボディワークを駆使しつつ、ジャブ,ワンツーと左フックを軸に前進を繰り返し、多少の被弾を覚悟で積極的に切り崩しを図る勇敢なボクサーファイター。この階級では平均的なサイズと表して良く、ボクシングのまとまりもまずまずだが、ここまではローカル・ファイトしか経験しておらず、名のある相手との対戦も無い。

確かに好選手ではあるけれど、幾ら何でも世界4位は履かせた下駄が高過ぎる。ウソ偽りのない本音を言えば、ローカルランクの上位が精一杯。順当なら、ナバレッテが中盤までにし止めて然るべき、典型的なアンダードッグ。


身銭を切って賭けるマニアたちの見立ては正直だ。

□主要ブックメイカーのオッズ
<1>Bovada
ナバレッテ:-300(約1.33倍)
サンティシマ:+1100(12倍)

<2>5dimes
ナバレッテ:-2400(約1.04倍)
サンティシマ:+1550(16.5倍)

<3>シーザースパレス
ナバレッテ:-3500(約1.03倍)
サンティシマ:+1300(14倍)

<4>ウィリアム・ヒル
ナバレッテ:1/33(約1.03倍)
サンティシマ:10/1(11倍)
ドロー:33/1(34倍)

<5>Sky Sports
ナバレッテ:1/50(1.02倍)
サンティシマ:12/1(13倍)
ドロー:33/1(34倍)


ボクシングは何が起こるかわからない。何が起きても不思議ではない・・・と書いてはみたものの、最終会見で気丈に載冠をぶち上げた23歳の若武者がどこまで踏ん張れるか。攻めながら守り続ける高度な攻防をフルラウンズ維持するのは、真のワールドクラスでも難しい。

勇敢でクリーンなフィリピン人には好感しか持ち得ないが、接近戦で打たれ(せ)る場面が目に付き過ぎる。ナバレッテのキツいプレッシャーにまともに付き合うようだと、嫌でも早い決着を予想せざるを得ず、序盤から前半の展開をどう作って行けるのか。

ナバレッテのディフェンスにも穴は少なくないだけに、立ち上がりを上手くしのげれば、得意の左ボディから右のカウンターを刺し込むチャンスも生まれるだろうが、そこで王者に脅威を与え切るだけのパワーを発揮できるかどうかは未知数。

乗りに乗っているメキシカンが、体格&パワーのアドバンテージにモノを言わせて、比較的早い時間帯に勝負を着ける・・・若いフィリピン人選手には気の毒で申し訳ないが、それ以外に予想の立てようがない。

本当に波乱があるとすれば、調子に乗り過ぎた王者が調整に手を抜き、いつものキレと爆発力を欠いた上に、空振りで早々と消耗してガス欠するパターンぐらいしか・・・。


今回の興行で特筆すべきは、デラ・ホーヤ+アラム連合軍と敵対するアル・ヘイモン一派の主要なプロモーター、トム・ブラウン(TGB Promotions)との共催という一点に尽きる。

しかもナバレッテの相手は、直接ヘイモンのグループが保有する挑戦者ではなく、A.L.A.プロモーションズ傘下の無名のフィリピン人だ(初渡米)。そうした意味合いにおいて、ナバレッテを本興行に送り込むことに成功したアラムのしたたかさには、正直舌を巻く。

進展の気配すら見えないテレンス・クロフォードとエロール・スペンスの統一戦を何としても実現すしたいアラムは、ワシル・ロマチェンコとジャーボンティ・デイヴィスの統一戦をバーターにしてでもと意気込んできた。

この共催によって、緊張関係が一気に融和ムードに変わることは無いにしても、何かの予兆と捉えるのは有り・・・だろうか。


◎ナバレッテ(25歳)/前日計量:122ポンド
WBO J・フェザー級王者(V4)
戦績:31戦30勝(26KO)1分け
身長:170センチ,リーチ:183センチ
左ボクサーファイター(パンチャー)

◎サンティシマ(23歳)/前日計量:122ポンド
戦績:19勝(16KO)2敗
身長:168センチ,リーチ:172センチ
右ボクサーファイター



□オフィシャル:未発表


○○○○○○○○○○○○○○○○○○

□ビッグマッチへの渇望

ガーナのニューヒーローを2タテし、さらに3度の防衛をKOで追加。ドグボェとのリマッチを含む、4連続KO防衛で2019年を締め括ったナバレッテは、メキシコでは珍しくないボクシング一家の出身。

8歳で初めてグローブを着けて以来、父のアマド(Amado Navarrete),叔父のペドロ(Pedro Navarette)のサポートを受け、今は従兄弟のペドロ・ジュニアとジョニー(Pedro Navarette Jr./Johnny Navarette:ペドロの息子)もチームに加わっている。





サッカーに熱中していたバレッテは、巧みにボクシングへと誘導された(?)とのことだが、プロ入りする前からの関係らしいペドロ・モランがチーフを退き、従兄弟のペドロ・ジュニアが後を引き継いだが、モランも変わらずコーナーに姿を見せており、一家とは切っても切れない縁のようだ。


そして当然のごとく、122ポンドのトップ・シーンに躍り出た現在、ビッグマッチへの期待と渇望を率直に語る。

第一の選択肢は、言うまでもなく統一戦だ。ターゲットとして狙いを定めていたのは、WBAとIBFの2団体を統一して、クラス最強の評価を確立しつつあったダニエル・ローマン(米)。

だが、今年1月30日の防衛戦でリオ五輪バンタム級銅メダリストのムロジョン(ムロドジョン)・アフマダリエフ(ウズベキスタン)に僅差の1-2判定で王座を譲った。



僅かプロ8戦目で2つのベルトを手に入れたアフマダリエフについて、「どちらが勝ってもおかしくなかった。是非とも彼を倒して、3つの団体を統一したい。パワーがあって手強い選手だが望むところだ。」と、ナバレッテは早くも臨戦の構え。


しかしながら、IBFには我らが暫定王者岩佐亮佑(セレス)がおり、昨年12月7日、ニューヨークのバークレイズ・センターでマーロン・タパレス(比/元WBOバンタム級王者)を11回TKOに沈めて、暫定付きとは言え奇跡の王座復活を遂げたばかり。

ラストチャンスの覚悟で訪れたニューヨークで、岩佐の脚は思った以上に良く動き、パンチもキレていた。小柄なタパレスが下から突き上げる左右も鋭く、時折り危ない貰い方をしてヒヤリとしたが、この日冴えていた右と、アマ時代からずっと得意にしてきたショートのコンビでペースを掌握。

フィニッシュの左ストレートは、デビュー間もない頃に発揮していた切れ味と、絶妙なカウンターのタイミングを思わず想起させ、この出来なら122ポンドのトップ戦線に割り込めるかも・・・と、あらぬ妄想を掻き立てられそうになる。





けれども、冷静に落ち着いて考え直すと、アフマダリエフ,ローマン,ナバレッテのトップ3はやはり手強い。3人ともフィジカルが強く、パワーを含めた攻撃力の厚みが違う。一旦受けに回ると流れを変えるのが難しく、脆さを露呈する岩佐のウィークネスを、彼らは易々と見逃してはくれまい。

新たな統一チャンピオンとその陣営は、2月1日に岩佐とのIBF内統一戦に前向きな姿勢を示している。武漢肺炎の状況次第にはなるが、爆発的な拡大が無ければ、米国か日本開催でまとまるかもしれない。

また、敗北を受け入れ難い前統一王者ローマンも、「リマッチを強く希望する。一刻も早く決着を着けたい。」と腕を鳴らす。

アフマダリエフを直接保有するのは、幸いにもエディ・ハーン率いるマッチルームUSA(昨年4月に正式契約済み)だけに、岩佐戦の結果待ち(ウズベクの正規王者攻略は正直厳しい・・・)となる可能性が高そうではあるものの、交渉そのものが難航する心配はないだろう。


もう1人の王者,WBCのバルガスは、昨年夏に暫定王者の亀田和毅(亀田→協栄→グリーンツダ?)を3-0の判定に下し、WBC内の統一を完了。怪我からひとまず無事に復帰を果たし、2017年以来保持するベルトのV5を達成した。

本来なら122ポンドNo.1の評価を得ても然るべきだが、修行時代の圧倒的な強さに比して、王者になって以降のパフォーマンスが余りにも貧相に過ぎて、期待外れの烙印を押されてしまい、同胞のファンからもブーイングが飛ぶ。



マルコ・アントニオ・バレラとエリック・モラレスの2大スター、その後を受け継いだイスラエル・バスケス,ラファエル・マルケスらと比較されたら、流石にどんな実力者も青くなる。

単純な比較は気の毒だが、実力もパンチもある筈なのに、弱腰のへタレぶりばかりが目立ち、「残念なチャンピオン」に甘んじている。さらに昨年11月、WBCが音頭を取るドーピングテストで、クレンブテロールの陽性反応が報告される始末。


カネロやネリらと同様、「微量」+「原因はメキシコ産牛肉」との理由で無罪放免となったが、もうこの話はいい加減ウンザリだ。検査結果がポジティブということは、WADAが定めた基準値を超えたのだから、即座にベルトをはく奪して、長期のサスペンドに処すのが筋である。

メキシコのチャンピオンと有力選手たち(同時にテストを受けたフライ級のフリオ・セサール・マルティネスも同様)には、WBCの息がかからない検査機関によるランダムテスト(血液+尿)を、必須条件として義務付けるべきだ。そして、メキシコ産牛肉の摂取を全面禁止にしろという話でもある。

冴えないパフォーマンスとドラッグテストの失敗は、バルガスの今後の動向に影響がゼロという訳にはいかない。井上尚弥(大橋)のS・バンタム参入にも言及し、P4P戦士との激突に大きな期待を寄せるナバレッテだが、カネロやバルガスと同じ事態が発生しないことを願うばかり。





第1戦で面白いようにガーナの新ヒーローをヒットしたナバレッテの左フック&アッパーは、かつてのビクトル・ラバナレスやリカルド・アルレドンド(古い!)に良く似ていて、大きな弧を描きながら、やや遅れて着弾する。

”長身痩躯のファイター”が多い、メキシコ伝統のパンチであり、右のフェイントを入れたり、横から行くと見せて下から行ったり、当然その逆もあり、さらに右を上から被せるように打つフリをしたりと、確かに芸は細かいけれど、このメキシカン・スタイルの左に対して、リマッチのドグボェには研究の跡がほとんど見られかった。

「いったい何をやっていたのか・・・」とショックを受けた。もっとアケスケに言えば、ガーナ陣営の工夫の無さに失望した。相手が最も得意にしていて、なおかつ初戦で散々な目に遭わされた有効極まりない武器を、再戦でも自由に使わせ(れ)てしまう。これでは勝てっこない。

圧倒的なパワー&スタミナの源が、日々のジムワークと自重を使った伝統的な筋トレの成果なら、当たり前のことだが何も言うことは無い。


プロモーターとズブズブの認定団体が、コミッションの縄張りであるドーピングテストにまで手を広げ、おらが国さのスターボクサーたちに、おかしなお墨付きを与えようとするから面倒なことになる。

無論コミッションも全面的に信頼はできないけれど、認定団体に比べればまだマシと言うとミもフタも無くなってしまうが、ドラッグの検査はコミッションがやるべき仕事であって、口はともかく、認定団体が直接手を突っ込んでいい事柄ではない。

本件に関してWBCがトチ狂っていることだけは間違いなく、だからお前たちはタイトルの承認(とランキングの策定・管理運営に関わる仕事)だけやってればいいんだと切り捨ててしまうと、それもまたミもフタも無くなってしまうのだが・・・。


短いスパンでリングに上がり、防衛を続けるナバレッテについて、米本土で共同プロモートを行うボブ・アラムは、次のように語っている。

「彼を見ていると、ルーベン・オリバレスやフリオ・セサール・チャベス、アレクシス・アルゲリョ、ロベルト・デュランらを思い出す。」

「かつてラテンの英雄たちは、休み無く戦い続けるのが常だった。強くて巧いだけじゃない。精神も肉体も、並外れてタフだった。」

確かにお説の通りではあるが、比較対象として持ち出す名前がデカ過ぎる。アラムが思い描く構想の中に、本格的な渡米を決断した井上のS・バンタム進出が含まれているのは疑う余地の無いところだが、メキシカンとの対戦には慎重な検討が必要だ。

個人的には、JADA(Japan Anti-Doping Agency/日本アンチ・ドーピング機構)に協力を依頼し、100%五輪基準のランダム・テスト実施が必須と考える。

日米の往復(複数回)も含めた必要経費は、供託金として開催地のコミッションに両陣営のプロモーターが前払いし、会計処理もすべて公開して、清廉明朗に折半すればいい(興収で清算補填可能)。

JADA(日本陣営)の単独検査が駄目だと言うなら、USADA(United States Anti-Doping Agency /全米アンチ・ドーピング機関)との共同体制でもOK。何しろ、WBCとズブズブになってしまったVADA(Voluntary Anti-Doping Association/在ラスベガスの民間検査機関)の単独検査だけではNG。

山中慎介とルイス・ネリーの二の舞は、真っ平御免被る。WBCとVADAが結託して、形振り構わずメキシコのトップボクサーを擁護する姿勢は、もはや隠しようのない事実と認めるべきだ。


■WBA
<1>スーパー王者:ムロジョン・アフマダリエフ(ウズベキスタン)
  8戦全勝(6KO)/アマ通算:300勝15敗(20敗説有り)
  2016年リオ五輪銅メダル/2015年世界選手権銀メダル(バンタム級)
  25歳/好戦的な左ボクサーファイター


<2>前スーパー王者:ダニエル・ローマン(米)
  31戦27勝(10KO)3敗1分け/アマ通算:60勝11敗
  29歳/万能型の右ボクサーファイター


<3>正規王者:ブランドン・フィゲロア(米)
  21戦20勝(15KO)1分け/アマ戦績:不明
  23歳/左ボクサーファイター(スイッチ・ヒッター)
<4>ゴールド王者:ロニー・リオス(米)
  35戦32勝(16KO)3敗/アマ戦績:不明
  30歳/好戦的な右ボクサーファイター


■WBC
正規王者:レイ・バルガス(メキシコ)
  34戦全勝(22KO)/アマ通算:124勝7敗
  29歳/右ボクサーファイター


■IBF
正規王者:ムロジョン・アフマダリエフ(ウズベキスタン)
暫定王者:岩佐亮佑(日本/セレス)
  30戦27勝(17KO)3敗/アマ通算:60勝(42RSC・KO)6敗
  30歳/左ボクサーファイター


■WBO
正規王者:エマニュエル・ナバレッテ(メキシコ)
  31戦30勝(26KO)1分け
  25歳/好戦的な左ボクサーファイター(パンチャー)


122ポンドには、延べ7名のチャンピオンが軒を並べており、うち4名がレフティ。左構えのチャンプは、もはや珍しい存在ではなくなった。


●●●●●●●●●●●●●●●●●●
ホセ・カルロス・ラミレス(WBO王者)に善戦した140ポンドの元プロスペクト、アミール・イマム(29歳/22勝19KO2敗)が再起第2戦に臨む他、イングランド期待のフェザー級,アイザック・ローウェ(26歳/19勝6KO3分け)も、3戦続けての米本土登場。

15連勝(全KO)中のサブリエル・マティアス(27歳)も、大成を期待される140ポンドのプエルトリカン。2度目となるアメリカのリングで、アルメニアから移住してきた31歳の中堅ロシア人を相手に、本格的な腕試しの10回戦。

ウェルター級のスター候補生ビト・ミエルニッキー(ミールニッキー)・Jr.は、弱冠17歳の年齢がにわかには信じ難い、完成度の高い本格派のボクサーファイター。まだプロ4戦の4回戦ボーイだが、久々に出現したイタリア系のホープに注がれるファンと関係者の視線は熱い。

身長2メートルの154パウンダーとして話題のセバスティアン・ファンドーラ(22歳/13勝9KO1分け)、16連勝(6KO)中のS・フェザー級,ガブリエル・フローレス・Jr.(19歳)、10連勝(9KO)のライト級,ローランド・ロメロら、カリフォルニアとネバダの俊英にも動員がかかった。

この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« リゴンドウが118ポンドに参戦... | トップ | 元ヘビー級王者マーティンが... »