ネットオヤジのぼやき録

ボクシングとクラシック音楽を中心に

戦いの神が微笑むのはニエテスか,それとも一翔か? /比・日4冠王争いが実現 - マカオ トリプル世界戦プレビュー III -

2018年12月31日 | Preview
■12月31日/ウィン・パレス・コタイ,マカオ/WBO世界J・バンタム級王座決定12回戦元3階級制覇王者/WBO1位 ドニー・ニエテス(比) VS 元3階級制覇王者/WBO3位 井岡一翔(日/フリー)フィリピンと日本の3冠王同士が、4階級制覇を懸けてマカオで激突。スポーツブックの賭け率も含めた前評判は、僅少差ではあるものの、7歳若い一翔を買っている。□主要ブックメイカーのオッズ<1>5 . . . 本文を読む

化ける III - S・フライ級戦線波高し/ ”ナマクラ返上” 心機一転の井岡一翔が意外な(?)快勝 -

2018年12月31日 | Review
■9月8日/イングルウッド・フォーラム/WBCシルバー S・フライ級タイトルマッチ10回戦WBA2位 井岡一翔(日/フリー) 判定12R(3-0) 王者/WBC3位 マックウィリアムズ・アローヨ(プエルトリコ)「何が何でも勝つ」自らの手で退路を断った男が、必死の形相で渾身のパンチを打ち込む。安全確実に勝てる歯応えのない相手を次々と用意され、緊張感の薄いファイトで余裕を持ち過ぎ、どうしようもないポカ . . . 本文を読む

S・フライ級戦線波高し -チョコラティートが”らしさ”を回復/ロマ・ゴン VS M・フローレス戦 レビュー -

2018年12月31日 | Review
■9月15日/T-モバイル・アリーナ,ラスベガス/S・フライ級10回戦元4階級制覇王者/WBC2位 ローマン・ゴンサレス(ニカラグァ) TKO5R 元2階級制覇王者/WBC5位 モイセス・フェンテス(メキシコ)凄絶なノックアウトだった。初回開始間もない時間帯から、一度はP4Pの頂点を極めた練達のコンビネーションで散々に打ち据えられ、顔面を鮮血に染めてボロボロになりながらも勇敢に立ち向かい、散発では . . . 本文を読む

S・フライ級戦線波高し - 信じ難いスコアに唖然・・・ニエテス4階級制覇を盗まれる/SuperFly 3 レビュー II -

2018年12月31日 | Review
■9月8日/イングルウッド・フォーラム/WBO世界J・バンタム級王座決定12回戦 3階級制覇王者/WBO1位 ドニー・ニエテス(比) 引分12R(1-1-1) WBO2位 アストン・パリクテ(比) 12ラウンド終了のゴングと同時に、4冠達成を確信したニエテスが安堵の表情を浮かべる。A.L.Aのチームも、勝利を露ほども疑っていなかった。 しかし・・・。 三者三様のスプリット・ドローが発表さ . . . 本文を読む

S・フライ級戦線波高し - 再戦を避け続ける(?)シーサケットに業を煮やす無冠の帝王/SuperFly 3 レビュー I -

2018年12月31日 | Review
■9月8日/イングルウッド・フォーラム/S・フライ級12回戦 元2団体統一フライ級王者/WBC1位 ファン・F・エストラーダ(メキシコ) 判定12R(3-0) WBC7位 フェリペ・オルクタ(メキシコ) S・フライ級で5戦目となるエストラーダ。最初はおっかなびっくりだったフィジカルも、すっかり115ポンドにフィットして、抜群の安定感にいささかの揺るぎも無し。熱望するシーサケットとの再戦交渉は . . . 本文を読む

無名の挑戦者はロボット研究に携わる現役大学院生 - 熟練の業師ムザラネが2戦続けてアジアのリングに参上/マカオ トリプル世界戦プレビュー II -

2018年12月31日 | Preview
■12月31日/ウィン・パレス・コタイ,マカオ/IBF世界フライ級タイトルマッチ12回戦 王者 モルティ・ムザラネ(南ア) VS IBF14位 坂本真宏(六島) 今年7月、およそ4年ぶりにIBF王座に復活を遂げた南アの雄ムザラネは、攻防兼備の右ボクサーファイター。フライ級時代のドネアを最も苦しめた選手で、ドネア返上後のIBF王座を2009年11月に獲得。 ゾラニ・テテを含む4度の防衛に成功 . . . 本文を読む

105ポンド卒業の京口が田口に替わってバドラーにアタック - マカオ トリプル世界戦プレビュー I -

2018年12月31日 | Preview
■12月31日/ウィン・パレス・コタイ,マカオ/WBA世界L・フライ級タイトルマッチ12回戦スーパー王者 ヘッキー・バドラー(南ア) VS 前IBF M・フライ級王者/WBA1位 京口紘人(ワタナベ)今年5月の防衛戦で、有利の予想に反してバドラーに敗れた田口良一が、9月に再起を表明。「フライ級への階級アップ or バドラーへのリベンジ」で揺れたが、復帰会見の後は音無しの構え。渡辺会長は1つ目のオプ . . . 本文を読む

暫定王座戦二題 Part 2 /井上拓真に訪れた5年目の冬 - 晦日3大決戦 直前プレビュー III -

2018年12月30日 | Preview
■12月30日/大田区総合体育館/WBC世界バンタム級暫定王座決定12回戦WBC2位 ペッチ・CP・フレッシュマート(タイ) VS WBC4位 井上拓真(大橋)「勝ちに徹します。」2013年の暮れにプロデビュー(綾瀬西高に在学中)してから丸5年。遂に現実のものとなった世界戦を前に、井上拓真はそう語った。「普通にやれば絶対に負けない。強いインパクトを残す勝ち方をして欲しい。」愛弟子に敢えてプレッシャ . . . 本文を読む

載冠1年半でV5へ / 安定王者の証明へとひた走る拳四朗に死角無し(?) - 晦日3大決戦 直前プレビュー II -

2018年12月30日 | Preview
■12月30日/大田区総合体育館/WBC世界L・フライ級タイトルマッチ12回戦王者 拳四朗(B.M.B) VS WBC7位 サウル・ファレス(メキシコ)曲者のベテラン・サウスポー,ガニガン・ロペスとの接戦を制して、空位のWBC王座に就いたのが昨年6月。プロ10戦目での載冠は、ビッグ・アップセットと表して間違いない。0-2のマジョリティ・ディシジョンに、老雄(失礼)ロペスは不満の色を隠さなかったが、 . . . 本文を読む

好漢伊藤の初防衛は成るか /ロシアの指名挑戦者は硬軟自在(?)な曲者 - 晦日3大決戦 直前プレビュー I -

2018年12月30日 | Preview
■12月30日/大田区総合体育館/WBO世界J・ライト級タイトルマッチ12回戦王者 伊藤雅雪(伴流) VS WBO1位 エフゲニー・シュプラコフ(ロシア)大番狂わせで米本土からWBOのベルトを持ち帰った(37年ぶりの快挙)伊藤が、遥々ロシアからやって来た指名挑戦者との初防衛戦に臨む。挑戦者シュプラコフについては、以下の過去記事で触れたので詳細は繰り返さないが、好戦的なファイトを売りにする豆タンク型 . . . 本文を読む