旅の裏の手&ポエポエの日々

幸せになった元野犬「紋二郎」日記と本業旅情報

老猫 食事の仕方

2008-08-16 22:07:27 | ネコ日和

ミヤ君が亡くなって3ヶ月、その間多くの問い合わせいただきました食事の件を今回まとめてみました。少しでも食べてもらおうと、いろいろな方法を試行錯誤している苦労・心配。。大変な日々を過ごしているとは思いますが、今の1分1秒を大切に頑張って下さい。


ミヤ君は、舌が腫瘍のため変形してしまい水も食事も自力ではまったく出来ませんでした。そんな状態でも約1ヶ月以上下記方法で頑張ってくれました。治す食事ではなく、1日でも長く傍にいて欲しい為の食事方法です。又病気・症状によりダメな場合もありますので、必ず主治医の先生に相談・確認をして下さい。


■オススメ缶詰:注射器利用缶詰についてきます 犬もOK

退院サポート!昨年発売された動物病院のみの販売で1缶400円位少し大きめの缶詰です。その前は、腎臓サポートをやっていましたが、味があわないのと注射器でやるときあまり水状にならないのでダマみたいのが詰まってやりにくいし、食べてくれませんでした。それが退院サポートだと、簡単に水状になり注射器での食事がスムーズに!又味も美味しいようで調子のいいときは自分から注射器に顔を近づけ催促をするくらいでした。


少量でも栄養が補えるよう開発された缶詰!私の場合、退院サポート+老猫用牛乳(ホームセンターにて販売)で与えていました。


注意しないといけないのは、気管に入らないようにすること!なので、少量(私の場合1回の食事は、注射器の目盛り約1.5センチを7~8回。それを体調に合わせて1日に10回以上)ピューと入れて完全に口の中が空っぽになったら次、その時飲み込むのが困難な症状の場合口の両端からダーと流れ出る時があるので先に大量のティシュを準備!食事は、ゆったりとした気持ちで慌てず与え1口食べるたびに褒める!結構時間がかかるので本当に本当に大変だけど「今回は、ここまで」と食事を終わらせると満足げに前足で顔を洗っている姿を見るとこっちも満足。


1回に与える量は・・・感?飲み込む勢いが弱まる・表情が満足げになる・顔をそむけるetc見ているとなんとなく分かってくると思います。又水も飲めない症状の場合、注射器で少し与えてみて注射器に顔を近づける・勢いよく飲み込むetc様子を見ていると喉が渇いているか?これも分かってくると思います。・・・スミマセン結局は感?なんですが(^_^;)


■注射器で与えるときの体勢 ※右利き


【自力で座れる】

テーブルぐらいの高さの場所に座ってもらい、耳の下の・・人間で言えばエラ?顎の骨が曲がっている場所を左手でつかみ上を向かせる。のど元が十分にのびた状態で与えると与えやすいです。口を開けないときは、右手小指で少しこじ開け与えていました。


【自力で座れない】※とんでもない姿になるのでズボンがオススメ

まずあぐらをかいてその中心に猫を置く、左足(膝・足首を巧く使って)・自分の体(お腹)で猫が左右に倒れないよう支え、右足(膝・太もも)で上体をあげさせ安定した状態になったら上記に様に与える。痛がるようでしたらやめて下さい。


結構無理な体勢なので、長時間は無理・・・終わった後、いつも「痛たた・・・」と言いながらゆっくり立ち上がっていました。


残念ながら、少しずつ筋肉が落ちてきていろいろ猫自身が出来なくなっていく事が日を追うごとに多くなっていきます。自力でトイレに行けなくなったら出してあげる。トイレに連れて行き、前足を取りサクサク砂を触らせ膀胱を刺激する(ぬるま湯でしめらせたキッチンペーパーでお尻を刺激・お腹を触り膀胱を軽くおす。)大の時は、お腹を触り骨盤のギリギリの所(詳しくは病院の先生に教えてもらって下さい)を下からすくい上げるようにおして出してあげる。


天神のど真ん中・車の中で大をしたい様子「ウソ~ここで!?」路肩に車を止め、狭い車中で押しだし・・・「でた~」とたんに、プ~と臭いが車中に充満(>_<)「クサイ!クサイ!」と窓全開!愛していてもクサイものはクサイのさ・・・


1人でもお役に立てたら幸いです。笑顔の介護頑張って下さい。

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ちょっと涼しくなる話

2008-08-13 21:06:04 | ポエポエ日記

毎日暑い日が続いております。そこで、ほんの少し涼しくなるお話し。


数年前本州の某有名温泉地に添乗に行って来ました。その温泉地の近くには、大きなお寺があって戦国時代家来に裏切られ自決したお殿様のお墓がありました。


1日目の宴会も終わり、添乗業務も終了。ほっと一息して翌日も早いので早々に就寝。そして深夜・・突然ガシャンガシャンと金属のふれあう大音響にびっくりして起きあがりました。私の部屋は1階で、窓の下は狭い道が通っていました。そこからガシャンガシャンと大きな音!「あ~も迷惑な!こんな時間に工事?」寝起きでフラフラしながら窓を開けて外を見ると誰も・何もない・・?でも、ガシャンガシャンは聞こえる・・よ~く聞くとその音は、お侍さんが着ていた鎧の音のような~。。。そうでないような~


その時、遠くから「キャー、ワー」と男女乱れた叫び声が!そして下の道を叫びながら走ってくるのは私が添乗しているお客様達・・慌ててフロントへ行くと、我先に玄関から駆け込んでくるお客様達が!


「どされました?」と慌てて聞くと「出た!出た!」とみんなで連呼。宴会後、近くのスナックに飲みに行った帰り近道にとお墓を通って来る途中、ぽっとお墓の間から光が灯りユラユラと光が揺れこっちに来そうだったのでパニックになって大騒ぎとなったようでした。


旅館の方と、なんとかお客様を落ち着かせお部屋に戻っていただき、自分の部屋に戻るとあのガシャンガシャンの音はやんでいました。。。旅館の方に聞きましたが、そんな音していなかったとの答え。。。疲れていたし、夜も遅いので結局私もそのまま就寝。翌日何事もなかったかのように旅行を終え、無事解散となりました。


しかし!このお客様方、1班2班と別れてのご旅行で・・1週間後に同じ行程・旅館にて再度添乗・・「またガシャンガシャンは、たまらないな~」と思い、2回目の添乗の時、近所の神社の湧き水で清めた塩・スーパーで売っているワンカップのお酒を持参。


2回目の添乗のその夜、窓から塩・お酒をふって「すみません。仕事で来ているので夜眠れないと翌日辛いんです。ガシャンガシャンをやめていただくと大変ありがたいのですが・・・」とお願いしました。その夜は、朝までぐっすり♪理解のある方々で、ほんとうによかった。


後日談、私の兄は当時長距離トラックの運転をしていました。ある日、「○○温泉ってえらく怖い場所があるっちゃんね~」と・・・最初は道を間違って行って○○温泉に入ったところ、なんでかわからないけど背中がゾクゾクして恐ろしく2度と来たくない!と思ったそうな・・・しかし、その後何度も意識してその場所に近づかないよう走っていても、工事の為の迂回・迂回等で結局○○温泉に着いてしまうとのこと・・・最後には、自腹を切って高速で一気に走り抜けるようにしたそうな。○○温泉は、もちろん私が添乗で泊まったその場所。


兄を呼んでいたのかな~?悪意はなさそうだったので、いつか騙して連れて行くか?!なにせトラックの運ちゃんのくせに、めちゃくちゃ恐がり。引っ越しで物件を探している時、「井戸のある家は、絶対ダメ!」「なんで?」「貞子が出るから・・」と(-_-)

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