Trips with my RV.

RVでの小旅行。

ついにココまで来た?

2018-10-30 22:14:11 | 健康?
私自身は2012年4月末に心筋梗塞で入院した際に強制的に禁煙させられて以来、丸6年半タバコは吸っていない。(夢の中では何度も吸って「やっぱりタバコは美味い」と再確認して目覚める事は頻繁に有ったが、それも消失したので禁煙は成功した筈)

RV(キャンピングカー等)でのキャラバン中、個室である自分の車に戻った時にはホッとしてタバコを一服するのは喫煙者の愉しみである。喫煙者は、場面を切り替える際に一服するモノである。家族と一緒にキャンプやキャラバンに出かけ喫煙者の愉しみにも障害が立ち塞がってきた。

「車内に子供」喫煙で罰則、条例見直しで提言へ 読売新聞 / 2018年10月30日 7時45分



 
兵庫県の受動喫煙防止条例を見直している有識者委員会が、全国で初めて「家の中」や「自家用車内」などの私的空間でも子供がいれば全面禁煙を義務づけるよう近く県に提言することがわかった。家の中は罰則対象から外すが、自家用車内での違反には罰則を科す異例の内容だ。受動喫煙から子供を守る流れの強まりといえる一方、私的空間の規制には反発も予想される。

 2013年施行の兵庫県の受動喫煙防止条例は、神奈川県に次いで全国で2番目の罰則付き条例として、公共施設での全面禁煙や面積100平方メートル超の飲食店などでの分煙を義務付けたが、私的空間への規制はなかった。

 条例は、社会情勢の変化に合うよう5年後に見直すよう規定されており、県の要請で昨年7月から、県立尼崎総合医療センターの藤原久義名誉院長をトップとする14人の有識者委が見直しを進めている。委員は医療、飲食、宿泊、NPOなど各業界関係者で構成され、11月にも提言をまとめる。
(WebニュースはURL引用しても記事自体が消滅するので全文を引用させて頂きました)

禁煙者イジメもココまで来たかと云う感じだ。先ず副流煙が(主流煙より)有害だと云うエビデンスが存在しないので、当たり前の様に喫煙者が子供の前でタバコを吸う光景を無くす事に主眼が置かれたのだろうか?

拙ブログ過去記事:喫煙率が減ると肺ガンが増える? 2012-03-18 17:05:39 | Innocent joke


この記事では、喫煙率が減っているにも関わらず肺がん死亡者が増えている事実から、科学的視点で見れば肺がん増加の原因はタバコでは無い事になる筈だ。だが、他の似非科学の嘘(マイナスイオンや水素水やブルーベリーが目に良い等々)と同列で常識となっている事だ。

過去記事にも書いたが、禁煙運動と云う先進国全体を巻き込んだムーブメントは、米国での市民運動からスタートした。反捕鯨や二酸化炭素削減も同じだ。市民運動とは、利害当事者コミュニティーの問題に対して運動を展開するのに対し、あるコミットメントに賛同することによって形成されたネットワーク型組織のもと、プロ市民などや専門家などの「よそ者」を含めたメンバーが行う社会運動だが、オピニオンリーダーと化すプロ市民(市民を装い市民活動と称しているが、実質的には営利目的または別の目的を持つ活動家)や御用専門家群は市民運動の目的追求よりも高額な報酬を獲得する事に血道を上げている様に見えるし、ややもすると過激な行動に出るグループも居る様だ。喫煙者が自らの健康の為に禁煙を志し仲間を募って禁煙活動を開始したのなら兎も角、当初は「タバコを吸う本人が健康を害する」事を食い留める為に市民運動化したのだろう。

だが、市民とは名ばかりの営利目的のプロ市民に扇動されて起こる市民運動(反原発運動や隣国の慰安婦問題も然りだが)、お金を儲ける仕組みが出来上がってしまっている為に、問題の矛先は次々と移り変わって、次々とプロ市民のお金儲けの材料となっていく仕組みになっている。

各国で喫煙率が減って来たので「タバコを吸う本人が健康を害する」事を食い留める為に市民運動化したのだが、更に運動の裾野を広げる為にタバコを吸わない層にも被害者意識を植え付ける為に、喫煙者より受動喫煙(副流煙を望まず吸わされる)の害が大きいと云う戦略変更が加わった。

喫煙は喫煙者個人の嗜好だが、タバコの煙や臭いで周囲の人に迷惑を及ぼし、タバコのポイ捨てで街を汚し、喫煙習慣で病気となり社会保障システムに重圧を掛けていて一方的に非禁煙者も不利益を被っているから、大手を振って堂々と気の向くままに喫煙して貰っては困ると云うのではプロ市民の儲けが少なすぎるのだろう。

社会全体に迷惑を掛ける事を「風が吹けば桶屋が儲かる」式や「坊主憎けりゃ袈裟まで憎い」式で閉め出していくのが市民運動の行動原理だ。

さて、統計からも明らかな様に、造花する肺がん死亡者数の主な原因は、受動喫煙ではなく、自動車の排ガスやブレーキダストだろう。今後の世界は、電気自動車等のゼロエミッション車や水素やアンモニア燃料のローエミッション車に移行して行く際の原動力は、増加する肺がんの原因だったタバコは撲滅終了を以って化石燃料自動車の排ガスをターゲットに移り変わる筈。で、受動喫煙と同じ様に、マンションの自治会では化石燃料車の敷地内駐車を禁じる規則が作られて、隣の家には未だ化石燃料自動車が有るので肺がんになったと喧伝される時代になるのだろう。 ʅ(◞‿◟)ʃ

で、時代の流れに流されて、今更禁煙を始めようと云う方がもし居られたら禁煙補助剤(バレニクリン酒石酸塩:α4β2ニコチン受容体の部分作動薬)チャンピックスを使っての禁煙は止めた方が良いと書いた過去記事を最後に付しておく。

拙ブログ過去記事:副流煙で肺ガンに・・・ 2012-05-31 19:28:19 | 健康?

チャンピックスは脳内のニコチン受容体にニコチンの代わりに結合して部分作動薬作用(刺激作用と拮抗作用)を示します。この薬の副作用で多いのは、頭痛・不眠・不安・悪夢・抑うつなどの精神神経系の副作用と、嘔気などの消化器症状、および皮膚症状だが、精神神経系の副作用には特に注意が必要だ。不眠・悪夢のほか、抑うつ気分・不安・興奮といった思考や行動の変化などが現れることがある。これらの症状はうつなどの精神疾患の既往歴がなくても発症する。精神疾患の既往歴がある人では、再発や悪化の恐れがあるので、絶対に投与は避けるべきだ。実際に、向精神薬の服用歴がない患者がチャンピックスを開始し、心療内科の受診が必要になるほどの精神障害を起こした症例がいくつか報告されている。チャンピックスでの禁煙中や禁煙後に、怒りの情動を抑えられずに怒りが爆発して全国ニュースに載る事件(既往症無く意識喪失からの自動車事故、些細な家族喧嘩の怒りを抑えきれず自宅に放火、等々)を起こした例は枚挙に遑が無い位だ。

ニコチンパッチ等の禁煙補助剤にはチャンピックスの様な精神神経系の副作用はタバコ以上には無い(配布面の皮膚症状や、血中ニコンチン量が喫煙時とは異なるので脱ニコチンの苦しさが増す等の副作用は有る)。タバコ以上に怖いモノをタバコを止める為に使うのは、薬害だと思う。不幸にしてチャンピックスでの禁煙に成功された方は、心の中に虎を飼っている(自分は他人より激怒するとコントロールが利かない)との自覚を持って強く生きて欲しい。

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