![ローライフレックス3.5F、ハッセルブラッド500CM、フジカ645、フジGS680III、ペンタックス645](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/78/53/8da1c41344984466c4a68d6cbf8fa469.jpg)
今回も家にあるカメラから
中判カメラはブローニー(120、220)フィルムを使用するカメラ群の呼び名。
カメラの形式も
ビュー、一眼レフ、二眼レフ、レンジファインダーと色々
フォーマットも6×4.5、6、7、8、9 などと様々。
レンズも135判なみの大きなシステムを持つものも、
一本のレンズを固定したものと多様。
ただ、基本的に中判はなんでも撮るカメラではなく
用途を絞って選び使うもの。
135判よりもひとこまのサイズが大きなことから引き伸ばし倍率が低くなり
伸ばした場合に画質的な優位があります。
そして135判よりも浅い被写界深度。
これによってピントのあったところから周囲から浮かび上がるような効果が得られます。
そういえば、デジタルカメラでも撮像素子の大きさの差異で
このような違いも出ていますね。
今更画素数だけで、デジタルカメラの画の評価をするようなひとはいないでしょうが、
かつて音楽を聴かずに音を聞いていたマニアがいたように
写真を撮らないスペック、批評家 マニアはいるものですから・・・
私の場合、中判でも外で使用すること、手持ちで撮ることが多いことから
カメラの体積があまり大きくならない6×6、4.5を主に選択。
このフォーマットには写真を撮りはじめた頃からの憧れのカメラもありましたから。
私のカメラで一番大きなフォーマットは6×8、
ずっと撮り続けていた大晦日の家族集合写真を撮るためのカメラ。
そんなふうに撮るものを決めてカメラを選ぶので
135判のようにひとつのカメラボディに揃えているレンズの数は多くないのです。
そういえば、PENTAXが2010年中に中判デジタルを出すそうですよ。
>今更画素数だけで、デジタルカメラの画の評価をするようなとはいないでしょうが
いやいや、相変わらずそういう人が多いでしょ。
売り場で見てると、奥さんが旦那さんに『こっちの方が200万画素多いわよ!』『そうだな』とか
店員に『これは何万画素ですか?』など聞いてたり。
携帯電話などを見ても、相変わらず高画素=高性能という図式のままな気がします。
実際、必ずしもそうではないと気付くのはいろいろ使ってみてからなんですよね。
10年前くらいの300万画素機の写りに、今でもハッとさせられることがあります。
何と何と、私が仕事で集合写真撮る時に以前使用していたカメラだよ(笑) まいったなぁ(笑)
今は、デジに変わりまして、即効仕上げしてマス。んで、焼増しで売り上げあげる、みたいな(笑)
動きのあやしいものもありますが・・・
沢山の思い出とともにあるカメラたちです。
まっフィルムの時代にもスペックマニアはいました。
作例ばかり撮っているひととか、磨いているだけの人とか。
機械にはそんな人たちも必要ですからね。
ほんと直ってくるのが早かった。
AZAMIさんはこれを使っていたんですか
集合写真を撮る場所にこれが沢山あった頃がありましたねぇ。
初めて勤めた会社は、「N取写真館」という観光写真屋さんが同じ建物内に同居していたのですが、よく代写料を預かっては観光先で集合写真を撮ってもらったものです。
そして私達添乗員が持ち帰ったフィルムは、今思えばブローニーだったのですね~
おそらく、6×8とか6×9だったのだと思います。
当時のフィルムでは50名くらい集まると135では伸ばしたときに一人一人の顔に粗が見えたものですもの
集合写真は大きなカメラが使われていましたね。
このフジの67シリーズはレンズ固定となった頃から
その用途に適するようになっていきました。
印刷特性を考慮された6×8は
その最後のシリーズ出ててきたフォーマットで、
まさにプロ用としてしか考えられていないカメラでしたね。