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不動産用語「現状有姿」とは

2010年11月27日 09時51分34秒 | 不動産業界の情報


株式会社 東洋開発
――お客様の笑顔が私たちの喜びです――


おはようございます。

酒田市の不動産ブログ「東洋開発」でございます。

さて本日は「現状有姿」という不動産用語についてご紹介します。


▲現状有姿の言葉の意味とは・・・(画像はイメージです)


不動産の物件パンフレットには必ずと言って良いほどこの「現状有姿」という文言が出てきます。

「本物件は現状有姿での引き渡しとします」というような文章です。

この「現状有姿」という言葉は「現状の姿のまま」という意味があります。

ですので、「現状有姿での引き渡し」となれば、改築や改装工事をしたりせず、また残っている備品などもそのままで引き渡し、買主が改装なり修理なり処分をして下さい。という意味となります。

例えば上の画像の物件であれば、車庫の解体、コンクリート舗装の撤去などはせずに引き渡す事になります。

その他、中古住宅の売買であれば、リフォームをしたり、新たにエアコンを設置したり、壊れている設備を修理したり廃棄処分したりせず、あくまで今現在の状態のままで引き渡す事になります。

土地であれば、水道や下水道の引き込み、草刈りや立木の伐採、整地、フェンスやブロック塀の設置などせず、あくまで今現在の状態のままで引き渡す事になります。

この現状有姿という文言には「この設備がこうだと思っていた」などの契約後のトラブルを事前に防ぐ為の意味と、売主側(所有者)の費用負担を最小限に抑えて売却する為の意味があります。

この様な「現状有姿」という言葉の意味を考えると、不動産の購入を考えているお客様とすれば「売主有利」というイメージを持たれると思います。

しかし、あくまで契約は「売主・買主双方の合意」が無ければ成立しません。

現代は決して「売手市場」ではありませんし、余程の物件で無い限り買主の条件に歩み寄らなければなかなか売買契約は成立しません。

また購入する側のお客様であれば、この様な市場をチャンスと思って、欲しい不動産や気になっている不動産があれば、

積極的に条件交渉を申込みましょう。

お客様の積極的なその”一歩踏み出す行動”が、良い不動産に巡り会う為にはとても大事です。


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