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ソ連時代から既成事実の積み重ね

2005年11月04日 15時01分53秒 | 極東
北方四島の安全操業海域で初の拿捕 北海道・羅臼の漁船

引用開始

3日午前8時40分ごろ、北方四島国後島沖で、北海道羅臼町の羅臼漁協所属のホッケ刺し網漁船「第78栄幸丸」(19トン、今野浩幸船長ら5人乗り組み)が、ロシア国境警備局の臨検を受け、拿捕(だほ)された。日ロ漁業協定に基づく国後島周辺海域での安全操業が98年に始まって以来、拿捕船が出たのは初めて。外務省はロシア外務省に「北方四島は我が国固有の領土。拿捕は受け入れられない」と抗議した。安倍官房長官は4日午前の会見で、「乗組員と同船の即時釈放を要求した」ことを明らかにした。
(中略)
栄幸丸は安全操業の許可を受けていた。羅臼漁協によると、年に1回程度、ロシア側の船に調べられることはあるがトラブルになったのは初めて。田中勝博組合長は「許可されている以外の漁獲物が網に入った場合には海に戻すよう指導している」と話している。

引用終了

恐らく今までは同様の事が何回かあっても見逃してもらっていたが、ロシアがオノレの立場を補強するためにちょっとした過失でもって拿捕したって事だろうけど。こうやってロシアによる領土保有が既成事実化されていくだけ。日本にはなすすべ無し。

それにしてもこの漁船は政治的な駆け引きに利用されちゃって可哀相だな。

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