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きものと洋服でお困りのあなたへ !!

創業107年 きものお手入れと洋服のメンテナンス店 一級染色補正技能士の仕事事例と日常生活 

百貨店商品ノースリーブブラウス(クロエ製) ボールペンしみ しみ抜き 綿素材

2020年06月24日 | 洋服(商品・しみ抜き)

皆様こんにちは

山三三ツ屋染舗の三ツ屋邦孝です。

いつも当ブログをご覧いただき誠にありがとうございます!!

百貨店商品ノースリーブブラウス(クロエ製)にボールペンのしみが付いていて、

しみ抜きをして欲しいとのご依頼です。

百貨店商品ノースリーブブラウス(クロエ製)

百貨店商品ノースリーブブラウス(クロエ製)タグ

綿100%となっています。

百貨店商品ノースリーブブラウス(クロエ製)衿リボン ボールペンしみ

衿リボンにボールペンしみがついていました。

百貨店商品ノースリーブブラウス(クロエ製)衿リボン しみ抜き後

綺麗に落ちました。

 

着物と洋服のお手入れは

厚生労働大臣認定一級染色補正技能士のいる

山三 三ツ屋染舗にご用命下さい。

〒062-0902

札幌市豊平区豊平2条2丁目2番20号

電話011-811-6926 FAX011-811-7126

営業時間 9:00~18:00

休日 日曜・祝日

メール mitsuyasenpo@train.ocn.ne.jp

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白大島袷 黄変しみ しみ抜き・プレス 正絹素材

2020年06月23日 | 着物(しみ抜き)

皆様こんにちは

山三三ツ屋染舗の三ツ屋邦孝です。

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新型コロナウイルス感染拡大防止で自粛が少しずつ解除になり

着物を着用したいのでしみ抜きをして欲しいとのご依頼です。

白大島袷

長期間保管していた白大島袷ですが、汗が原因の黄変しみが有ります。

白大島袷左内袖 黄変しみ

白大島袷左内袖 しみ抜き後

白大島袷 背中左脇 黄変しみ

白大島袷 背中左脇 しみ抜き後

白大島の黒地絣の柄ですが、黄変しみ抜きをすると絣から色が出て来て色泣きが

起きます。色泣きが起きると色を落とす作業が必要となります。修業時代に使用していた

黄変抜き剤もしみ抜きに使用する機器も現在より性能が良く無くて、最初の頃は黄変しみが

抜けずに色泣きを起こしました。経験を積んでいくと黄変しみが抜け色泣きが起きました。

さらに薬剤やしみ抜き機器が新しくなって来ると、黄変しみが抜けても、色泣きが起きなく

なりました。このしみ抜きの経験は、洗い張りを行う時の良い経験になっています。

薬剤やしみ抜き機器の発展と沢山のアプローチ方法を生み出して来た知識と経験が

下支えになっています。

白地大島袷 仕上がり後

プレスをして仕上がりです。

 

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長襦袢(解き済み)洗い張り(抗菌加工) 正絹素材

2020年06月22日 | 着物(洗い張り)

皆様こんにちは

山三三ツ屋染舗の三ツ屋邦孝です。

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同業者から解き済み長襦袢2枚の洗い張りのご依頼です。

長襦袢No1

こちらは化繊の長襦袢です。

長襦袢No2

こちらは正絹の長襦袢です。

長襦袢No1 は縫い済み

長襦袢No2 は縫い済み

長襦袢No1 仕上げ後

長襦袢No2 仕上げ後

水洗いの後に抗菌加工を行いました。

この時期お客様もそうですが、業者も不安に感じます為

今できる事をしていきたいと思います。

 

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村山大島袷(一部解き済み)洗い張り(抗菌加工)正絹素材

2020年06月20日 | 着物(洗い張り)

皆様こんにちは

山三三ツ屋染舗の三ツ屋邦孝です。

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胴裏が全体的に黄変化したので、自分で解いて外した状態で

洗い張りと仕立て直しのご依頼です。

村山大島袷(一部解き済み)

村山大島の表地ですが湯通しをしないで仕立てているので、

糊が残っていてバリバリですし、耳も吊っているので耳に

切れ目が入っていました。仕立て寸法が同じなので良いのですが

裄出し等寸法を出す場合問題になる場合が有ります。

新反胴裏

輸出羽二重胴裏となっていますが羽二重には、国内向けのものと

輸出向けのものがあり、輸出用に織られた広幅の薄手の羽二重を、

輸出羽二重といいます。明治10年頃より、群馬県の桐生などで

輸出羽二重が開発され、戦前はスカーフ用の生地として輸出されていました。

生産量は明治25年に約32万反をあげ、全国の30%以上のシェアを占めていたと

いいます。明治17年頃には福島県川俣に、その後は石川県、福井県などに技術が伝わり、

各地で輸出羽二重が生産されました。経糸と緯糸を交互に、規則的に配した織物で、

1本の経糸を細い2本に置き換えて織る平織りものを羽二重といいます。

一筬羽縦二重(ひとおさはたてふたえ)の織物です。このような織り方から薄くても

丈夫な生地になり、羽二重を二枚重ねると、光の加減でモアレ(木目模様)が浮かんで見えます。

輸出羽二重は、絹の白さと滑らかさ、しなやかさに優れていて、ストッキング用として

欧米の女性に好評だったといいます。明治から大正にかけて輸出が盛んになり、

夜会用手袋やストール、シルクハットなどに用いられたそうです。

輸出羽二重は、昭和初期には芸者衆が胴裏に用いたといい、現在でも胴裏に用いられています。

手触りがバサバサだったので一緒に洗い張りを行いました。

村山大島表地と八掛

解いた後には縫いを行いました。

洗い張り後の洗浄液

糊を落とす為に洗浄液+糊抜き剤の中に付け込むと糊と余分な染料が出て

真っ黒になりました。

抗菌加工中

ゆすいだ後に抗菌加工を行いました。

乾燥後に湯のしを行いました。

村山大島袷 洗い張り仕上げ後

表地は糊が抜けて柔らかくなりました。

胴裏と八掛はバサバサだった生地がしっとりして、縫いやすくなりました。

この後仕立てに行きます。

 

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絽着尺新反 湯通し(抗菌加工)正絹素材

2020年06月19日 | 着物(湯通し・湯のし・新反洗い)

皆様こんにちは

山三三ツ屋染舗の三ツ屋邦孝です。

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盛夏で着る絽着尺2反の仕立てのご依頼でしたが、検品してみると

長期保管でカビ臭がした事と生地の耳がつっていた事や生地が

バサバサで風合いが悪かったの事で湯通しを行いました。

このご時世なので湯通しも抗菌加工を付加してバージョンアップしました。

絽色無地着尺

ピンク地の絽色無地で重めのしっかりした生地でした。

風合いはキシキシしていてバサバサでした。

絽色無地着尺

丹後の製造していて、長さが13.2mとなっています。

絽色無地着尺

片側の耳が吊っています。

絽ぼかし着尺

ベージュ地のぼかし着尺です。

風合いは巻き初めはふわふわしてましたが、中側はバサバサしていました。

絽ぼかし着尺耳

両側共吊っています。

湯通し後洗浄液

生地に付着していた加工剤が出ています。

湯通し 抗菌加工中

湯通し 抗菌加工中

新型コロナウイルス対策の為に抗菌剤に浸しています。

当店で使用しているリンス剤と糊の中に抗菌剤が入っていますがメーカーが

NITE(独立行政法人製品評価技術基盤機構)へ、新型コロナウィルスへの対策として

メーカーで使用している抗菌剤クリーニングについてお問い合わせしたところ

『「必要濃度以上含む洗浄液に5分以上浸して」洗浄していることを確認してください』との

回答をいただきました。そこで、弊社製品の新型コロナウィルス対策で有効な必要濃度を掲載します。

とメーカーからの薬剤の濃度と使用時間の指示があったので抗菌加工を行いました。

乾燥中

湯のし後

絽色無地着尺 仕上げ後

絽色無地着尺 仕上げ後

耳吊りも直り風合いも良くなりました。

抗菌加工も目に見えない加工ですが水洗いも抗菌加工を付加して

バージョンアップしていきます。

 

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