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創業106周年きものと洋服のお手入れ専門店 一級染色技能士の仕事事例と日常生活

洗濯済み長襦袢 丸洗い・仕上げ(プレス)正絹素材

2024年06月06日 | 着物(丸洗い・しみ抜き)

皆様こんにちは

山三三ツ屋染舗の三ツ屋邦孝です。

いつも当ブログをご覧いただき誠にありがとうございます。

クリーニング店から長襦袢の丸洗いのご依頼がありましたが

見ると自分で洗濯したみたいで小じわだらけになっていました。

長襦袢

YouTube動画で良く業者のクリーニング代が高いので家庭で洗濯ができますと言う

動画配信がしています。採寸後に洗濯機か洗面台に水またはぬるま湯におしゃれ着洗剤や

シャンプーを入れて漬け込み押し洗いをして脱水して濡れている状態でアイロンを掛けて

しわ伸ばしをすると、身丈が1~3cm位収縮しますが、古臭い匂いやカビ臭が落ちて

さっぱりしますよ、どうぞお試し下さい。と言う内容です。

長襦袢 洗濯済み

今回のお客様は自分で洗濯(水洗い)後にしわが直らないので、

仕方なく高い丸洗いに出したと思います。

長襦袢 プレス後

お手入れ業者として丸洗い(ドライクリーニング)、洗い張り(水洗い)

仕立て上がった状態での丸洗い(水洗い)を行っているので、水洗いの

リスク(危ない橋)を理解してリカバリー(危ない橋の渡り方)を行って

作業をしています。今回の水洗い後の小じわに成った事をなぜ動画投稿者に

言って直してもらわずに、加工代金の高いお手入れ業者に出すのかが

理解出来ません。業者の中には丸洗いや仕上げ(プレス)を断る業者もいます。

その場合はこの長襦袢を捨てるのでしょうか?

当店では水洗いに関してもしわが伸びやすい洗剤、加工剤を厳選して使用していますし

業務用の蒸気アイロンの蒸気圧、仕上げ台も道内で2台しかない物を使用しています。

長襦袢 仕上げ後

丸洗い(ドライクリーニング)と仕上げ(プレス)を行いましたが、とてもしわが伸びにくかった

ので、水洗いをした方が良かったと反省をしましたが、クリーニング店の下請けの事と

お客様は出来るだけ安い料金をお望みの為に少し胸がもやもやした状態でお返しする事となりました。

 

着物と洋服のお手入れは

厚生労働大臣認定一級染色補正技能士のいる 

山三 三ツ屋染舗にご用命下さい。

〒062-0902

札幌市豊平区豊平2条2丁目2番20号

電話011-811-6926 FAX011-811-7126

営業時間 9:00~18:00

休日 日曜・祝日

メール mitsuyasenpo@train.ocn.ne.jp

ホームページ http://328senpo.sakura.ne.jp

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