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本場大島紬袷(洗い張り済み)仕立て 正絹素材

2022年06月24日 | 着物(仕立て)

皆様こんにちは

山三三ツ屋染舗の三ツ屋邦孝です。

いつも当ブログをご覧いただき誠にありがとうございます。

当ブログの読者のお客様が本場大島紬の掛衿のしみ抜きのご依頼でしたが

「仕立て前に湯通しをしていない為に糊で硬い為に着心地が悪くないですか?」

とお尋ねすると「確かに硬くて着心地が悪い」とお答えになりました。

仕立て代が掛かりますが、次回のお手入れの時に洗い張りを行い事をお勧めした所、

糊抜きの為の掛衿洗いと洗い張り・仕立て替えのご依頼になりました。

本場大島紬袷(洗い張り済み)

湯通しをしていなかった泥染めの本場大島紬の表地でしたので糊で固めた裃の様に

生地が硬かったですが、洗い張りをして生地に付いていたふ糊を落としたので、

大島紬本来のしっとりした柔らかく仕上がりました。

本場大島紬袷 洗い張り前

洗い張り前の状態ですが、生地が硬くて、しわが戻りませんし、

袖も膨らんだ様になっています。着用すると身体に馴染みません。

本場大島紬袷 洗い張り・仕立て上がり後

洗い張り後は糊も抜けて、着用すると身体に吸い付く様に馴染んで着心地も良くなります。

呉服小売店でも販売のみで仕立て前の湯通しを良く理解していない業者も多くいますし

湯通しの料金をもらいながら、湯のしを行っている業者もいます。もしかして、今回の

ケースかもしれません。

本場大島紬袷掛衿 しみ抜き・洗い張り後

衿汚れも、きれいになりました。

本場大島紬袷 洗い張り・仕立て後

綺麗に仕上がりました。

本場大島紬袷仕立て後 検針中

仕立て後に針が入っていないか、調べて入っていない品物を納品しますので

ご安心ください。

 

着物と洋服のお手入れは

厚生労働大臣認定一級染色補正技能士のいる 

山三 三ツ屋染舗にご用命下さい。

〒062-0902

札幌市豊平区豊平2条2丁目2番20号

電話011-811-6926 FAX011-811-7126

営業時間 9:00~18:00

休日 日曜・祝日

メール mitsuyasenpo@train.ocn.ne.jp

ホームページ http://328senpo.sakura.ne.jp

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