皆様こんにちは
山三三ツ屋染舗の三ツ屋邦孝です。
呉服店からの羽織洗い張りの依頼です。
羽織袷 洗い張り 解き前
羽織袷 解き中
リッパーを使って解いています。
羽織袷 解き中
解いた後は一反になるようにロックミシンと手縫いではぬっていきます。
羽織袷 身頃 衿 はぬい中
羽織表 身頃
羽織を仕立てる為に一反の生地にハサミで断ちを入れていきますが
寸法や縫込みの関係で仕立て上がりに影響が出ない様に余分の部分を切ってしまう為に
足りない部分に手継ぎの布を入れてはぬっていきますが、これがとても手間が掛かります。
衿肩開き
衿肩開きの部分も生地が足りない為に生地を足すか、少ない場合は木綿の糸で衿肩開きが裂けない様に
補強しますが、糸でやると湯のしの機械に糸が引っかかたり、機械に絡む為に注意が必要です。
羽織衿 生地を欠いて有ります
着物の仕立てを手縫いで行うのは、汚れたりすると解いて洗い張りを行います。
寸法直しを行う為に解くのには手縫いが一番良い事です。
ミシン仕立ての場合はミシンの針が太い為に解いても幅出ししても
縫い跡が分かる為に見苦しくなります。
仕立て屋さんももう少し、洗い張りを行う事や次に仕立てをする時に
自分達が仕立てずらい事を認識して欲しいといつも考えます。
着物の洗い張りは
厚生労働大臣認定一級染色補正技能士のいる
山三 三ツ屋染舗にご用命下さい。
〒062-0902
札幌市豊平区豊平2条2丁目2番20号
電話011-811-6926 FAX011-811-7126
メール mitsuyasenpo@train.ocn.ne.jp
ホームページ http://328senpo.sakura.ne.jp
営業時間 平日(月曜~土曜) 午前8時~午後6時
休日 日曜 祝日
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