陶芸教室 夢工房あすか

大分市内にある陶芸教室のブログです。
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教室も新しい年が始まる/嬉しいことも重なる

2024-01-14 23:31:15 | 小皿、中皿、大皿
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 ■ 教室も新しい年が始まる/嬉しいことも重なる

教室も新しい年が始まりました。
新年早々に嬉しかったのは、
2年ぶりに男生徒の江島さんが復帰してくれた。
ろくろの上手なレギュラーの若い生徒さん。今回は
陶芸を体験してみたいと言う女性も連れてきてくれた。
笑顔がやさしい素敵な女性だった。
 
もう一つほっとしたのは、江島さんがマスクをしてない。
花粉症でコロナの発生前まではほぼ 1年中マスクをしていた。
それはそれでマスクも構わないだろうが、若くてイケメン
なのにマスクで顔を隠すのは勿体ないなと思っていた。

教室は女性の生徒さんが多いのだが、誰もマスクをしてない。
小学校や専門学校の先生や日赤病院に勤務の生徒さんもいるが素顔です。
江島さんは正直なところ、マスクをして来るのではないかと頭をよぎったのだ。
マスクでは顔が見えない。若々しい元気溌溂とした素顔が見れてよかった。
お二人の笑顔で気持ちも和んだ。清々しく明るい気分になった。

江島さんは今回はタタラ作りでカレー皿を作っていた。
体験の女性にはタタラ作りで中鉢とリム鉢を作ってもらった。

また、先月休んでた新入会の男性の橋本さんも再開してくれた。
手びねりのカリキュラムをやっているが早くろくろをやりたいそうだ。

当教室では手びねりの基本からやってもらうようにしている。
手びねりでも電動ろくろを同じ手法で食器づくりを教えている。
陶芸の基本の手法を伝えたいと思って開いた教室です。

どこの教室でも手びねりではコネコネした作り方をする。
これを手捏ね(てごね)と言う。伝統的な抹茶茶碗の作り方でもある。
当教室では、電動ろくろと同じ手順で作る手びねりを教えている。

手ろくろは電動で回転しないので、ろくろと同じ手順で作る場合は、
コテを下から上になぞりながら胴体を広げて筒形から鉢やお皿に展開する。
さらに、手びねりでも上級レベルになると、手ろくろを回転させて成型する。
ろくろ挽きと同じ要領で成形する。最初は口縁部から広げて下部を広げる。次に
下から上に両手を移動させる。これを繰り返して筒形から鉢にしたりお皿にする。
一般には手びねりの玉づくりではお皿は成型できないのだが、この手法を学べば
手びねりでもシンメトリーなろくろ挽きしたようなお皿が出来るのです。

教室では手びねりから電動ろくろまで一貫した手法で教えている。
手びねりの基礎コースを終えて、中級コースに入るとこのように
手で手ろくろを回して、ろくろ挽きと同じやり方で成型するのです。

新入会の男生徒の橋本さんは40歳代くらいのスポーツマンタイプだが
意欲に取り組んでくれそうなので、まだ手びねりを始めたばかりで
基礎コースの課程だったが、今回の中皿づくりの課程では
ろくろ挽きと同じ手法で、手ろくろを回して作るつくり方を教えた。

お皿は胴体がへたるので食器づくりでは難しい器。
もう少し胴体を倒せるのだが、初めてで慣れてないので、
この程度でストップしたが、ほぼ左右対称のお皿に仕上がった。


 


次回は、タタラづくりと言う手法を教えるのだが、次回も今回の
ろくろ挽きと同じやり方に慣れてもらうために、基礎課程を飛ばして、
手びねり中級コースの課程の回転を入れたドンブリ作りをしてもらおう。

手びねりの基礎コースの段階ではゆがんだ器になるが、
最初に作った湯呑みや、小鉢、中鉢を奥さんが喜んで使って
くれるそうだ。また湯呑みは奥さんの親御さんにもあげてくれたそうだ!
本人も恥ずかしいような嬉しいようなだろうね。いい奥さんだね!
今回のお皿は均一に出来ているのでビックリするだろう!

きちんと学んでくれると私も気合が入る。
コロナ禍で新入会の生徒さんも少なくなりなり、
レギュラーの生徒さんたちは自由に作品づくりをしてるので、
教える機会が減っている。最近は気力も体力も落ちてきた。
昨今は、マイナスイオンの椅子に座って、生徒さんの作陶の様子を
遠くから見ながら、ぼやっと週刊誌などを読んでることが多いのだが、
気合を入れなおして教えよう。松岡修三張りの熱血指導に戻ろう。


大分市内にある数少ない 陶芸教室 「夢工房あすか」 です。
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因みに、最初から形を作りながら成型するやり方を「手捏ね(てごね)」といいます。
代表的なものに「楽茶碗」があります。伝統的な抹茶茶碗の作り方です。
このような作り方もありますが、現代の電動ろくろの手法とは異なります。
現代陶芸においては、電動ろくろと一貫する手びねり技法を学ぶようにしましょう。



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