陶芸教室 夢工房あすか

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人気記事ベスト5‐4 /「手びねりの技法(前宣)」

2020-12-27 08:59:15 | ブログなどの課題
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今年の人気ブログ記事のベスト 5は、コロナ関連が上位を占めましたが、
陶芸の記事では、手びねりの作品や記事が数多く閲覧されています。
中でも昨年の 10月3日の 「手びねりの小皿と中皿」 は閲覧者が多い。
今年の陶芸の記事では、2月5日の「手びねりの技法 (前宣)」が
よく見られています。この 2月5日の記事と写真を再掲載しましょう。
手びねりの基本は 「玉づくり」 です。ろくろと同じです。

新年になりましたら、繰り返し前宣伝を行ってきた
  “陶芸の基本の作り方 (元祖陶芸?! 目から鱗が落ちる!)”
の連載を始めましょう。乞うご期待を! この特集で
「手びねり」 と 「ろくろ」 の作陶の基本を開示して行きたい。
オーソドックスな陶芸を知ってほしい。定着してほしい。


■ 手びねりの技法(前宣) (2月5日付けブログ記事加筆再掲載)

手びねりの基本は 「玉づくり (玉取り作り)」 です。
「手びねり」 も 「ろくろ」 も手法は同じです。
「玉づくり」 が手びねりでも、ろくろでも基本になります。
陶土を “玉取り” して、“ドーナツ状” にしてから成形をします。

手びねりでは、基礎コースの段階では回転を入れませんが、
中級コースの後半から回転を入れて成形をします。慣れてくると、
ろくろで成形した作品と遜色のないものが出来るようになります。

尚、 「ひもづくり」 という作り方もありますが、この技法は
手びねりでも、少し大きな花器などを作る時に使う程度の手法です。
ろくろではまず使いません。陶工さんが大物の壷やカメなどを作る
時に使う程度です。 「ひもづくり」 は使う頻度の少ない技法です。
「ひもづくり」 は少し難しいところもあります。ろくろでも、
「ひもづくり」 を入れて成形することはほとんどありませんので、
「手びねりコース」 の課程で、一つの技法として教えています。

尚、手びねりの基礎コースの課程では回転は入れません。
次の写真のように口縁をコテで小まめに広げてから成形をします。



写真は手びねり中級コースに進級した江島さんの飯碗づくりです。
中級コースに入ったばかりですので、回転を入れずに
口縁を小まめに広げながらお碗型のご飯茶碗を成形します。




これが基礎です。成形の仕方に慣れてきたら、
次のステップから回転を入れて成形するようになります。
回転を入れると、ろくろと同じ作り方になります。
作品もろくろ挽きした作品と遜色のない器になります。

飯碗は小さな器ですが、お茶碗の形にしなければなりません。
そして、手に持って使う器ですから軽く作らないといけません。
陶芸を始めたばかりでは、ご飯茶碗を作るのは難しいことです。
手びねりのカリキュラムでは、中級コースの課程になります。


次の写真は、いろいろな食器を手びねりの 「玉づくり」 で
成形中の恵良さんのスナップ写真です。回転を入れて朝顔型の
飯碗を成形しています。手びねりのキャリアの長い生徒さん
ですので回転を入れて成形しています。この日は、手びねりの
「玉づくり」 で飯碗、輪花小鉢 、そして大皿を作っていました。

 飯碗の制作 (回転を入れて成形中)




 大皿 (30㎝径) の制作 (回転を入れて成形中)


 この再掲載の機会に、1週間後に行った
 飯碗、輪花小鉢、大皿の削りもサービスで追加アップしましょう。
 大皿は口縁を立ち上げたので上記写真よりも小さくなっています。
 成形時と同様に手ろくろを回転させて削っています。これが陶芸です。



ブログに連載中の 「日日是好日」 を終えたら、次は、
「手びねりの基本」 について連載しようと思っています。
さらに、手びねりが終わったら 「ろくろ挽きの基本」 についても
記載して行きたいと思っています。基本を知って欲しいと思っています。

尚、詳細については、アマゾンで売れ筋 No.1 にもなったことがある
拙著 『生活にうるおいを与える食器づくり』 に記述しています。


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