気になる器

ろくろコースのお二人が二回目の中鉢と中皿をろくろ挽きしました。コテを使わずに手だけでろくろ挽きをしています。コテを使うと割合に楽に出来ますが、道具を使わずにもう暫く両手だけで練習をしましょう。手で作ることを覚えて欲しい。そして身体全体を使って轆轤挽きをしましょう。手びねりで教えてきた作陶の基本も忘れないようにして下さい。ろくろを始めてまだ8ヶ月です。暫くはぎこちなさが出ますがもう少しです。これから上手になりますよ。

絵柄がいいので上手に作れるようになると、一層映える器になるでしょう。ポップな絵のおもしろさを、楽しさを、美として器に生かしてほしい。上段の写真が葉子さんの作品。中段が中村さんの作品。デザインは葉子さんか。下段の左が中村さん、右が葉子さんの作品です。








あのピカソも陶芸に没頭して3,000点もの陶芸作品を作っています。以前に山口県の周南市美術館で開催されたピカソの陶器展を観に行ったことがあります。大分から車で400㎞走りました。

ピカソの陶器を見てやきもの作りの職人さんがへただとこき下ろしたことも過去にはあったようですが、ろくろの技術からみると劣るのかもしれませんが、美術的な価値としては非常に高いものでしょう。楽しくておもしろい作品でした。

ピカソのやきもの（周南市美術館の展示会の作品集より）




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